「まさかの〇〇構造とおもいきや…」ある閉ざされた雪の山荘で なむさんの映画レビュー(感想・評価)
まさかの〇〇構造とおもいきや…
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まさかの三重構造とおもいきや…四重構造!?
小説では三重構造となっておりましたがその後のラストで4重目の「すべては舞台の上でした」という締めくくりは見事でした!
見ている途中からでもこれ映画だから現実世界では四重だよねー🤔とか考えてたので、この締めくくりは私はすきです。あっ、でも舞台が4重目で本当は映画だから五重って事に…?笑
なんて、バカな感想ですみません
映画の始まり方や文字が天井に映し出される演出などがシャレてましたね〜
小説だと主人公目線で進むのですが映画だと主人公すら容疑者のように見えて犯人探しにワクワク出来そう!と思いましたが推理する余白なくトントンと進みすぎて、急に主人公がキレッキレに探偵役としてしゃしゃり出るのが何か不自然…
と思ったら舞台だった。
それでピンときました、これは小説の後のアナザーストリーなのだと。
あの小説の出来事の後、主人公があの事件を再現した脚本を作り麻倉雅美に花を持たせる演出にした
小説だと麻倉雅美は本当に殺していない事を見抜いていたし、そんな本多を責める事もなかった。そして役者の道も諦めたまま終わる
あの後、また役者の道に戻った麻倉雅美、ハッピーエンド
これはこれで、素晴らしい。
私は小説のドロドロした部分、どうしようも無い所、麻倉雅美の悪い部分がしっかり描かれているなどが好きなので、ご都合ハッピーエンドっぽくて何となく…腑に落ちないが、これはこれで良いまとめ方だったと思う
まとめると「小説を読んだ方が楽しめる」かもしれませんね
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