ロード・オブ・モンスターズ 怪獣大決闘のレビュー・感想・評価
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宇宙コング対メカコング
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勝手便乗で悪名高いアサイラムのモンスター映画。コングはお馴染みの先史時代の巨大ゴリラではなく、米国とソ連が共同で宇宙探査に飛ばしたチンパンジーのエイブラハムがエイリアン遺伝子の作用で突然変異したモンスターと言う設定、本作はエイブラハムがオオトカゲと戦う「エイプ vs モンスター(2021)」の続編です。メカコングは東宝が「キングコングの逆襲(1967)」で登場させていますから2番煎じ、本作はエイブラハムに似せた米軍の戦闘ロボットです。物語はメカコングをロシアのテロリストがハッキング、折しも昔、墜落した米軍の爆撃機が積んでいた1.2Mトンの核弾頭が海底から引き揚げられインディアナ州の研究所に輸送、それをメカコングに奪わせてシカゴを襲う計画。それを阻止できるのはエイブラハムしかいないとヘリで緊急輸送、57分経ってからやっと両者対決です。
コングには美女がつきものですが今回はNASAの研究員でエイブラハムの飼育係のスローン(アンナ・テルファー)、エイブラハムを色光線で扱うばかりかメカコングにも乗り込んで悪戦苦闘と大活躍でしたね。低予算ですから戦闘シーンが少なく人間ドラマで尺を稼ぐ手法はいつものことですが、まあ、まあ愉しめました。
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