僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクストのレビュー・感想・評価
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舐めプじゃん。
鬼滅の刃や呪術廻戦0のようにもととなった話を映画化するのとは違い、話を0から作らなければいけないため、制約も多いし、多少話が雑になったりするのはしょうがないと感じている。 そのため、ヒロアカ映画はデクたち主人公サイドのキャラたちがバトル面でどういう手札を切ってくるのか、どういう活躍をしてくれるかが感想の8割近くを占めている。
そのうえで言わせてもらうと、デクがこの記事のタイトル通り舐めプをしていたのではないかと感じた。この言葉の指す意味は、戦いの最中に遊んだりしていたという意味ではなく彼らの出せる最終形態で挑まなかったことがこの映画への不満の9割近くのウェイトを占めている。
デクは2代目の個性である変速を最終章で使うのだが、この能力の立ち位置を簡単に言えばドラゴンボールに出てくる超サイヤ人3、ガンダムシリーズに出てくるトランザム等のような制限時間付きのむっちゃ強い強化形態であり、これを使うと反動で一定時間戦闘力が落ちてしまうデメリットを有している切り札のようなものなのだが、このデメリットの程度と言うのが今まで腕や脚の骨をぶっ壊しながら戦っていたので、デクが使う反動付きの技で言えば相対的にデメリットが皆無寄りの形態である。 そう過去2作の映画で腕が紫になるまで敵を殴ったり蹴ったりしていたデクにとってはあってないようなものなのである。 そして、この映画の時系列は文字通りの最終決戦の約1週間前となっており、ヒロアカ映画は原作の時系列にねじ込まれるため、1週間前にデクたちを大怪我をするような激しい戦闘をこなせない都合上、OFA100%=腕がぶっ壊れる攻撃が作品の都合上使えない状態であった。個性変速を使った状態での戦闘はたしかにデメリットを被るものの、先述した大怪我に該当するほどのデメリットは被らないし、現に原作は変速を使ったあともわりかしケロッとしていたことが何よりの証拠であるだろう。 それを使わないのは意味がわからない。 ぶっちゃけダークマイトをこの形態でフルボッコにするデクを見に来た私にとって、この映画はあまり満足度の高いものではなかった。
これ、子供向けのアニメなんでしょ?
パトレイバー
アキラ
ドラゴンボール
ワンピース
キン肉マン
進撃の巨人
をリスペクト。
しかし、RPGの
ウィザードリー とかドラゴンクエストが元祖だね。
悪役が「象徴」を繰り返すが、日本国に於ける天皇陛下は「平和の象徴」であろうが、彼は「権力を行使出来ない事」を皆さんは中学生で習ったと思うが、こう言った話は基礎的リテラシーを持って見よう。
象徴天皇制と
主権在民な社会である。従って、それさえも崩壊した社会では、独裁国家なのだと思う。勿論、「ダークなんとか」を倒しても。
ビランの人生観が
ヒーローに憧れた者たちが何を望み叶えるのか❓
人がどうなろうとその望みを叶える者の暴走を描く。
ビランをどう描くかがキーとなる。
そのキャラを丁寧に描き観てる者に共感を得られる点が必要なんだが、どうしてもその点を感じないのが残念でした。
薄っぺらいストーリー
ストーリーのテンポ感が悪く、A組全員を見せたいのか場面転換が多く、さらにたいして魅力的でもないヴィランに苦戦しているA組を見せられるのはつまらなかった。そもそも、ゴリー二・ファミリーやアンナ、ジュリオたちが、この作品に元から存在していたのではなく、映画ができて、初めて生まれたような存在のように感じた。厳密にいうと、ゴリー二・ファミリーやアンナ、ジュリオたちの過去が薄っぺらく、彼らの過去が存在しなかったように感じた。
また、ダークマイトに対してキャラクター達がなぜ怒っているかわからなかった。オールマイトがダークマイトのような小物に、声を荒げて怒っているのも違和感があるし、かっちゃんの「お前の強さはあこがれねえー」とちゃんとした理由づけになってないやんと思った。
また、ジュリオのキャラの一貫性がないように感じた。初めは、おかしな丁寧な話し方をしていたのに、回想中のアンナの接し方は普通に敬語で接していた。さらにダークマイトを倒し、平和が訪れたときに、急にDV夫のようなきつい言い方をしていた。いやお前、アンナさんがジュリオと一緒にいたいことくらい考えたらわかるやろと思った。こういうキャラなんですと言われたら、何も言い返せないが、メインキャラであるジュリオが共感しにい対象であるのは作品としてどうなんだろうかと思う。
全体的にキャラの魅力を感じられず、デク、ショート、かっちゃん以外のA組はモブキャラのように感じた。「平和の象徴はオールマイト」というテーマ性を伝えたいのなら、ダークマイトは、オールマイトについて深く考えた結果歪んだ正義を振りかざしたステインのようにするべきだったように感じる。
次代のヒーロー
ジュリオのギザ歯良かったけど、敵ヴィランがしょーもない。
ダークマイトもなんかダサいし、敵キャラもっと濃くてもいい気がした。
お嬢様含めてなんで日本にいるのかもわからないし、キラキラ船も謎。瞬間移動だけで尺取りすぎじゃね。
能力強いのにキャラが雑魚くて、もったいない
ダークマイトがオールマイトに憧れてたのも謎。
轟デク爆豪の3ショットかっこよかった
酷評多いけど、自分の目で見て確かめた方が良い
作画は最高。オリキャラも良き。ダークマイトはでてきた時期が悪かったがまぁ良かった。最終的にはデクにボコボコ(てんこ盛りSMASH)されて見ているこっちは気持ちが良かった。ダークマイトが嫌いな人は終盤でスカッとするので見てみても良いかも。
作画は素晴らしいが...敵が...
遅くなりながらも鑑賞、まず戦闘シーンはとてもよくすごい迫力でした、ただストーリーは多分突っ込んだら負けなんだと思います。
ヨーロッパ最大の犯罪組織のボスにしてはあまりにもアホすぎるダークマイト、2万人に8人しかいなかったアンナの適合者である幹部達、その中でも個性を使えなくさせる空間を生み出せる相澤先生の上位互換のような強すぎる個性を持ってる幹部をあっさり処刑したのは、???となりました。あいつを最後まで生かしてれば多分デク達は絶対に勝てませんでしたよね?他にも問答無用で相手を幻覚に引きずりこむやつや瞬間移動など普通に戦ったら絶対勝てないようなやつばっかりなのに敵が笑えるほどアホすぎて緊張感が全くなかったです。原作だと一癖二癖のある個性をうまく使い、翻弄してくる敵が多かったためにすごい気になりました。というか敵組織って構成員2万人いるって話でしたが劇中登場した下っ端ってせいぜい5.6人ぐらいでしたよね?ほとんど本拠地に置いてきてしまったのでしょうか?初期の子供大人時代の死柄木の方がまだ有能でしたよ?
あとアンナとジェリオのファンには申し訳ないが
この2人を登場させるならもっとa組の面々やプロヒーローを活躍させて欲しかったです。相変わらず活躍したのはデク、爆轟、轟だけせめてダークマイト暴走後の最終決戦だけでも常闇とか葉隠とかプロヒーローとかも加わって全員で倒すってでもよかったのではないか?
色々愚痴りましたが結局何も考えずに見るのが正解なんだと思います。ただヒロアカに限らずこういう作品は敵の魅力も大事なんだと思うんですよ。特にヒロアカ原作に出てくる敵達はみんな魅力の塊のような奴らなので、その落差にがっかりしました。王道である偽物のダークヒーローをこのような小物にしてしまったのが残念です。
夏休みに公開するヒロアカ映画的にはこれでいいかと。
本作の方がめちゃくちゃドラマチックに最終回を迎え、テレビ版のアニメもめちゃくちゃ熱いところをやってる最中で、映画だけで見ても楽しめる、そして原作のストーリーを荒らさないように作るのにはこのくらいの展開で仕方ないのではないかと。
オリキャラが執事で片目とかもう鉄板のイケメン設定でこの人の恋物語がなかったら、爆発シーンだらけでちょっと物足りなかった気がするけどまあ峯田がセリフあったから良しとします(謎の峯田推しw
低評価レビューに感情を左右されないで 気になるなら絶対に観て
大丈夫、面白いから。
観に行かなくて後悔しないで。
さすがに過小評価されすぎだと思う。
気になっているなら絶対に観に行ってほしい。
ファンでない方もぜひ観てほしい。
観ていない方にもこれだけは言いたくてネタバレあり表記にしていません。
【本題(以降ネタバレあり)】
終始楽しめました!
ファンの方は絶対!そうでない方も観て!
【ストーリー】
ヒロアカが好きな方は楽しめると思います。初見にも子供にも分かりやすく、熱くなれるストーリーです。もちろん予想の斜め上をいく展開もあるので楽しみにしていてください。最終決戦前なので派手にドンパチできないかと思いきや、かなり派手に戦っていたので面白かった…!
【冒頭シーン】
デクたちの活躍〜OPは本当に最高でした。正直これだけでもお金払って観に行く価値があります。7th"浮遊"+エアフォースで移動するシーンはまさに圧巻でした。戦闘後にジュリオが現れてからOPに入るシーンは鳥肌が止まらなかったです。OPは本当に気合いが入っていました。個人的に好きなOP"ひたむき"のようなアメコミを意識されている映像だったので、大満足しました。特にサビ前のデクが走るシーンがカッコよかったです。OP"ホムンクルス"は4DXの方がより楽しめると思うので、そちらでのご視聴もおススメです。
※YouTubeの方で公開されているのでぜひ見てほしいです
【クライマックス】
勝利確定演出劇伴「You Say Run」のオマージュ曲が流れてクライマックスか!?と思いきや、その後に真のクライマックスが…!毎回恒例中村さんの作画は本当にカッコよかった…"2人の英雄"と"ワールド・ヒーローズ・ミッション"の中村さんの作画は少しシュールですが(笑)、今回は特にシュールさを感じず迫力が凄かったです。ヒロアカの集大成である映画"ヒーローズ・ライジング"のクライマックスの作画もを上回っていると思います。クライマックスは劇伴と作画を含めて全てが最高でした。
【作画】
もちろんクライマックス以外の作画も良く、全体的にクオリティが高かったです。クライマックスの前の「You Say Run」のオマージュ曲が流れているシーンは見応えがありました。さすがはアクションのボンズさん、期待を大きく超えてきました。錬金で作られた兵隊とヤオモモが創造した機械で戦うシーンもかなり気合いが入っていたと思います。
【オリジン組】
オリジン組(デク、爆豪、轟)のキャラが好きな方は確実に楽しめます。主要キャラということもあり、他のキャラよりも派手に活躍します。この3人が好きなら、クライマックスのシーンは必ず好きになると思います。自分はこの3人はかなり好きなキャラなので、鳥肌が止まりませんでした…
【歴代継承者個性】
黒鞭以外のOFA継承者個性は初の映画参戦なので、新鮮でした。特に3rd"発勁"は映画映えするので楽しみにしていてほしいです。ヒロアカ映画は毎回大ヒットするほどの人気なので、これから映画5作目が発表される可能性もありますが、デク(もしかしたら爆豪も)が最大火力を出せる映画は、もうおそらく来ないと思われます。なので映画館でデクの最大火力の活躍を見納めするのも良いかもしれません。
【アンナとジュリオ】
アンナとジュリオは本当に良いキャラをしているので前作でロディを好きになった方はハマると思います。特にジュリオはこの映画の中でも特に深掘りされているキャラなので魅力的に感じました。アンナの演技について少し不満を感じている方もいるようですが、芸能界の中では上手い方では?と思います。
【ダークマイト】
ダークマイトが面白すぎてずっと笑いそうになっていました…wマスキュラーのような類の、共感してしまうような過去がなくthe 敵という感じのキャラクターなので気持ちよく倒されてくれます。小説の方でしか明かされていない過去もあるので、映画を観たついでに小説のご購入もおススメ。
【ゴリーニ・ファミリー】
ゴリーニ・ファミリーの中でもデボラはかなり魅力的でした(ビジュアルも含め)。デボラの個性にかかったキャラの夢の中には、ファンにしか分からないような小ネタがたくさんありますので、探してみてください。ダークマイト以外のゴリーニ・ファミリーのメンバーも気持ちよく倒されてくれます。ただパウロは流石に可愛そうすぎた…
【気になった点】
・爆豪のキャラクター
→アニオリと原作はよく少し違うキャラになりがち。「今までごめん」より後の時系列なのに以前のようなツンツンキャラに戻っている感じがしました。それにせっかくの"出久"呼びがないのは疑問に思いました。ただ堀越先生描き下ろし漫画では以前のようなツンツンキャラだった…
・戦闘
→ヒーローみんなの出番を見せたいからなのか、第1弾のキービジュアルにいた飯田やお茶子の活躍が少なかったのは少し残念でした。基本的にオリジン組とジュリオとアンナがメインなので、メインキービジュアルのキャラをもう少し絞っても良かったと思います。(A組でメインビジュアルにいないキャラが数人しかいなくて可哀想でしたし…)
・ストーリー
→分かりやすいですが、ワールドヒーローズミッションのような奥深さ、裏メッセージ性がほしかったです。
・デボラの夢の中
→デクやお茶子などの原作で語られているキャラの願いがここで実現すると良かったなと思いました。(例 デク…母親からヒーローの夢を肯定される。 お茶子…両親が笑顔。お金に困らず、楽しそうに暮らしている。)
・ジュリオとアンナ
→この2人は魅力的ではありますが、ロディのような共感性がほしかったです。デクのような魅力的ではあるけど、共感しにくくて人間臭さが少ないキャラです。これは個人的な感想ではありますが。
・ダークマイト
→小説でしか明かされていない過去を知っているかどうかでかなり印象が変わるので、映像化すべきだったと思います。小説の方がダークマイトに感情移入しやすいです。
・オリジナリティ
→旧Twitterなどで話題になっていた通り、あまり「ヒロアカらしさ」というものは感じませんでした。そこが新鮮であり、良いところでも悪いところでもありますが。
【オマケ】
ただ個人的に好きな映画なので、7回(2D…5回、4DX2D…2回)ほど視聴させていただきました。これからも観に行く予定です。ヒロアカをあまり知らない友人も「面白かった」と感想を話してくれました。ファンの方も、そうでない方も、ぜひこの夏はヒロアカ"ユアネクスト"を映画館で楽しんでみませんか?
キャラが活かしきれていない
冒頭のデクのカッコ良さからのOPは最高にワクワクしたし、全体を通して戦闘シーンは流石のクオリティ。
ミリオの登場も頼もしく要所要所に魅力的なシーンはあるものの、脚本はあまりにもツッコミどころが多すぎる、、
その中でも特にヴィランのキャラ付けが弱すぎる。
話の流れも無理矢理感が強く、観ればみるほどただのぽっと出のうっすいヴィランという印象だった。
突然現れ、直ぐに覆面を外し(ならなんで顔隠してた?)、オールマイトに似ていることによるドラマも無く、深い思想も無くただただ力ずくで迷惑を掛けまくる小者集団でした。
せっかくオールマイトに顔を似せてるなら、表向き社会の為になる行動をとり大衆の支持を集めつつ裏では凶悪な思想を実現する為暗躍(ダークマイト本人はそれが社会の為に必要で犠牲も厭わない的なスタンスで)してる方が良かったと思う。
ストーリー的にもあれだけ社会が疲弊しきった状況でオールマイトの見た目でヴィランを薙ぎ払ってくれる人物が現れれば「オールマイトの再来」として歓迎され、大衆がダークマイトを信用しきって策にハマっていく流れになっても違和感が無い。
デク達やヒーロー側も表向きは社会貢献をしていて大衆の指示を得ているダークマイトに対し当然偽物だと胡散臭く感じていながらも表立って否定も出来ない状況のなかで、A組だけがダークマイト達の裏の顔を知る事で事件に巻き込まれていく、、とか、コテコテのテンプレではあるがこの方がオールマイトに顔を似せたことに意味を持たせられると思う。
本編では自分が新たな象徴になるとか言っておきながら登場早々大衆を危険に晒し、大量誘拐を行うなど顔を似せてる意味まるで無しだが、上記の流れならむしろ進んでダークマイトの甘言に乗せられる人が大量にいても不思議ではないから展開上無理が無くなると思う。
また敵幹部についても、8人もいるのだからA組メンバーで数人のチームで分かれて各個撃破しても良かったのでは?
結局ほとんどデク爆轟だけで片付けてしまい、その他のA組は避難誘導とザコ狩りといういつも通りの微妙な役回り、、せっかく最後の映画なのだからいつもは見られない組み合わせでA組全員が活躍するところを見たかった。
ダークマイトがわざわざ大衆を誘拐してまで有能な手駒(適合者)を集めようとしてるのに、少しの失敗でそれを切り捨ててしまっているのにも違和感があった。2万分の8でしょ?!適合しても素直に従ってくれる保証もないのに??(ギンジには裏切られてますやん)もったいなくない??
ダークマイトの冷酷さを表現したかったのかもしれないけど、うーん、、、
また敵の中で能力被りがいるのも気になりました。
浮かす個性と念動力は分ける必要あった?
ダークマイトも兵隊錬成出来るのにダークマイトが作った兵隊より弱い兵隊を作る個性の幹部は必要あった?(結果1番雑に退場させられいなくなっても全く同じ役割をダークマイトがやっていた)
などなど、前作が非常に良かったので期待していたぶんガッカリな部分が多い印象。
冒頭のデクのカッコイイとこだけは見る価値ありだと思います。
そこまで悪くない映画。むしろ…
評価の低いレビューもあったので構えて観ましたが、そこまで悪くなかったと思いました。
確かに、描写に欠けるシーンもあり、短いシーンから読み取る場面もあったと思いますが、上映時間の縛りもあるので、そこは仕方ないところと感じました。
アンナの声が…というレビューも見られましたが、自分はそこまで悪いとも思いませんでした。
最終戦前のストーリーになるので、話の幅にも縛りがあったと思います。この作品は壮大なストーリー!とはいきませんが、この映画の終わりから最終戦に繋がるのかと考えると、簡潔に良くまとめられていたのではないでしょうか。
アクションシーンは迫力があり、映画館で観てこそ楽しめる作品かなと思います。
応援上映に相応しい爽快なヒロアカ
ヒロアカとオールマイトが大好きな私が正直に言いますとヒロアカ史上最低最悪のヴィランです。
だってオールマイトに成り代わろうとするなんてヒロアカファンなら誰しもが『大きく出たもんだ』と感じてしまうこと。
ならオールマイトばりにかっこいいヴィランなのかといったら全っっっっっ然違う。オールマイトオタクが己がチートになれるアンナの個性を見つけて誘拐して世界に対して承認欲求をゴリゴリに充たしにくる。
悪党レベルで言うなら三流です。
悪党には悪党の信念がある。突き通したい想いがある。だがダークマイトにはない。ただオールマイトになりたいと駄々を捏ねているだけなんですよ。
最終決戦を前に精神的にも成長したデク達がチート能力で暴れる駄々っ子ダークマイトを『バカを言うな!』と捻じ伏せにくる爽快なストーリーです。
ダークマイトの言動にムカついたという方が居たらそれは正常な反応です。お前如きがオールマイトを語るなと画面のデク達とシンクロ出来てしまう。ヒロアカ史上最低最悪で1番頭にくるヴィラン。
ヴィランとしてはある意味100点満点なのではないでしょうか。
アンナの個性に適合しなければオールマイトの目に止まることもなくマフィア止まりだった男がオールマイトを困らせるまでになったという点では凄いねーくらい。
見所はデク率いるA組達が成長し、それぞれの役割をテキパキと行う姿に彼らの成長とこれからのオールマイトの代わりは彼らなんだと安心感を与えてくれる。
なんとも頼りになる存在になった彼らを映画のスクリーンいっぱいに堪能出来る。勿論、現役ヒーローたちの格好良さも存分に見れます!
アンナは個性と洗脳のおかげでほぼお人形ですが彼女の人と触れ合うことの叶わなかった孤独はヒロインに相応しい儚さを持っている。唯一触れ合えるジュリオに惹かれてしまうのは当然。
そしてジュリオは孤児で彼女への個性相殺の個性がなければ彼もまた孤独であったと境遇。
寂しさを抱えた彼らの共依存とも言える関係性。
何よりジュリオのビジュアルと性格と口調は性癖のオンパレードのようにコレでもかと詰め込みすぎて女子にはたまらないのではないでしょうか。
腹立つヴィランに格好良いデク達がコレでもかと拳を叩き込んでいく姿はヒロアカ史上もっとも応援上映に相応しい映画だと思います!!
いけー!そこだー!やっちまえー!
と思わず子供から大人まで皆で声を上げたくなるエンターテインメント溢れる爽快さを是非、大画面で味わっていただきたいです。
アニメや完結した漫画の展開と比べたら物足りないかも知れませんが、気持ちよくヴィランを倒すハラハラすることもなく安心してデク達を応援出来ると言う点では満点です。ありがとう!
応援上映があったら確実に行きます!
ヒロアカ史上最悪のヴィラン
本当にこれがヒロアカ最後の映画になってしまうのか……?
戦闘シーンは流石のクオリティ。
これまでの映画と比べても、群を抜いてエフェクト演出に凝っていたように思う。
多少のやりすぎ感を覚えなくもないが、前作の「分身シャドーボクシング」ほど行き過ぎてはおらず、ご愛嬌の範疇に収まるレベル。
今まで映画未登場だったキャラの出番もあった。
事件解決のMVPは間違いなくミリオ。
各声優の方々の演技も文句なし。
ジュリオ役の宮野真守さんはキャライメージにピッタリとハマっており、ダークマイト役/オールマイト役の三宅健太さんも、絶妙な演じ分けを見事に表現していた。
アンナ役の方に関しても、個人的には頑張っていたと思う。ゲスト声優としては及第点だったのではないだろうか(アニメ映画におけるゲスト声優への期待値が低すぎるだけかもしれないが)。
主題歌も良かった。
「ホムンクルス」の疾走感を活かしたOPには、大いにワクワクを掻き立てられた。
そう、OPの時点では。
ダークマイト。個性、錬金。
個性についてだけでも、ヤオモモの完全上位互換だとか、鋼の錬金術師だとか、映画1作目のヴィランと丸被りだとか、思うところはいくつもあるが、最大の問題はそこではない。
キャラクターとしての芯に、一貫性がなさすぎる。
壁中にオールマイトの写真を貼り付け、己の顔を変えるほどオールマイトに憧れている割には、オールマイトに「次はお前じゃない」と言われても、激昂するでもなく取り乱すでもなく「それならそれで別にいいっすよw」くらいのノリで終わる。
そのくせ顔を剥がされると「俺の顔がぁぁ!」と嘆き叫ぶ。
個人の力を至上として掲げ、ファミリーの部下をあっさりと切り捨て、「強さを以て次代の象徴になる」と標榜するが、作中で行うのは自分の更なるパワーアップではなく手下を増やすこと。
デクのことを「オールマイトが次を託した人間」だと見定めるも、嫉妬や怒りはなく、積極的に倒そうともしない。
つまりオールマイトなど本当はどうでもよく、ただ力を誇示したいだけなのかと思えば、「オールマイトの歴史は破壊すべき」的な理屈で雄英高校を襲撃しようとする。
信念や覚悟といったものを全く持たず、行動理念がブレブレのため、「オールマイトを継承したい」のか、「オールマイトを否定したい」のか、「オールマイトにこだわっている」のか「こだわっていない」のか、「どっちなんだい!」と叫びたくなるほどに、彼のスタンスが全く分からなかった。
これなら例えば、
「オールマイトを好きすぎるあまり、憧れの人に自分だけを見てもらうために、オールマイトの大切なものを破壊したい」
だとか、
「オールマイトなど実はどうでもよく、彼の知名度を利用して成し遂げたい真の目的がある」
だとか、
「オールマイトに恨みがあり、彼の姿で悪行を重ねることで、その名声を貶めたい」
だとか、いくらでも他にキャラ付けの方向性があったのではないか?と思ってしまう。
終始、私には「オールマイトそっくりの敵VSデクという構図を演出するためだけの適当な舞台装置」という以外に、ダークマイトというキャラクターを読み解けなかった。
あれだけ大々的に宣伝で持ち上げた今回の映画の目玉としては、余りにもお粗末だったと言わざるを得ない。
死柄木や治崎廻、ステインといった本編のヴィランとは比べるまでもなく、ナインやフレクトと比較しても格下の、ヒロアカ史上最悪品質のヴィランだったのではないだろうか。
ちなみに、お粗末と言えばダークマイトの素顔もお粗末すぎるモブ顔だった。どうしてもう少しそれらしいキャラデザにしなかったのか……。
ダークマイト以外についても、
・アンナがジュリオを好きになるのは理解できるが、ジュリオがアンナに好意を抱く理由については描かれない。顔なのか?
・ジュリオは「アンナの個性を抑えられないから殺すしかない」と言うが、どう考えても他にいくらでも手段がある(せめてプロヒーローであるイレイザーヘッドの存在くらいは調べて当然では?)
・ラストシーン、「お前は自由だ」と告げて立ち去ろうとするジュリオをアンナが引き止めるシーンがあるが、それまでの描写ではアンナがジュリオの人生を縛り付けていたのであり、2人の立ち位置が逆である
・幹部っぽい雰囲気で悠々と待ち構えておきながら、ロクに戦闘もせず退場する、存在意義の分からないコスプレヴィラン
・1度ジュリオに催眠を破られたにも関わらず、なんの対策も打たずに同じ轍を踏む、間抜けすぎる女幹部ヴィラン
・ダークマイト初見時、驚く様子もなく無反応のオールマイト(なにか因縁や心当たりがあるのか?と思いきや何も無い)
・「この先、個性が無効化される」と知っていながら、なんの対策もなく突入する葉隠さん(どうでもいいが、葉隠さんにはなぜか「さん」を付けたくなる)
などなど、ツッコミどころの枚挙に暇がない。
総評として、ヒロアカ映画4作目である本作は、
・派手で迫力のある戦闘シーン
・本編で描かれないキャラクターの共闘
・プロヒーロー勢、ミリオといった映画初登場キャラの活躍シーン
といった加点要素がありつつも、肝心のシナリオについては「ぽっと出の敵をサクッと倒すだけ」のおざなりなものであり、少なくとも私にとって、これは期待していたヒロアカ映画ではなかった。
ユアネクスト、「次は、君じゃない」。
とても面白い!!!までは至らなかった...
最初に私はヒロアカの大ファンで映画限定グッズも買っているような人というのを認識した上で聞いていただけると嬉しいです。
まず声優さんアンナの声優を務めていた生見愛瑠さん、皆さんだいぶ酷評ではありましたが個人的にはとても素晴らしいと思いました。他にも酷い人はいます。その中で嬉し泣きをするシーンなどはもちろん本業の方には劣りますが、良かったと思います。有名な作品ほどみんなに見てもらわないと行けません。だからこそ有名な方を使い宣伝させるためなので仕方ないと思います。
ダークマイトのついて、シンプル強すぎましたね。アンナの個性で強化されたからと言ってあれほどだとほぼ負けません。気合いで勝つというのは少し物足りなさがありました。
ですが、opやedの曲は最高によかったです。
映画で爆豪が指示するシーンがありましたがあそこはだいぶ胸アツでした。作画や戦うシーンもよかったと思います。
ただストーリーの物足りなさや「いやそうなるやろ....やっぱりな...」というのが多くあった気がします。
でもやっぱりヒロアカは面白かったです!
エンタメ性は抜群
ヒロアカの原作が好きで、今までの映画も全て見ました。しかしどれもピンとこず…今回も期待はそこまでしていませんでしたが、今までで1番楽しく鑑賞することが出来ました。まず、オリジナルキャラクターの回想に時間をかけすぎないことで、その分戦闘シーンが増えてるんですよね。ジュリオとアンナの関係にしてもとてもわかりやすい。スラム街と言う過酷な環境で、使い道のない個性を持ったジュリオの苦しみは理解できますし、そこから自分の個性を活かして活躍できる場があるならば、執着しない方がおかしいものです。アンナは言わずもがな、自分の苦しみを解放してくれるイケメン執事がいたらそりゃ堕ちますわ!この2人の関係性はこれで十分ですよね。今回アンナは回想シーン以外だと敵に捕まってばかりですし。
そしてダークマイト!他の方のレビューを見ると、エピソード、バックグラウンドがないとか、崇高な理想がないとか言われています。何がダメなんでしょう?元からこのヴィランはオールマイトの偽物、薄っぺらい敵として想像されているではないですか。オールマイトに似てるのは見た目だけ。オールマイトの理想とかけ離れた思想、相手を見下しリスペクトしないナルシストで、部下を恐怖で縛りつける人徳のなさ、それを指摘されてすぐ逆上する精神の未熟さ、全てが薄っぺらい!元々オールマイトの偽物の敵だった時点で、これでいいんです。むしろこれで崇高な使命とかあってどうするの?って感じです。このダークマイトのキャラもあって、ストーリーは戦闘シーン多めのストーリーになっています。戦闘シーンに批判はないですよ完璧でした。今までの映画は幹部級が少なく、プロヒーローやA組の活躍が少ない事も多かったですよね。今回は雑魚も幹部級も多い上、プロヒーローの使い方がうまかったです。ジュリオもちゃんと活躍させています。ゲストキャラはどうしても主人公のサポートする流れが多かったので、テンション上がりましたね。デクの強さ問題もうまい塩梅でグッド。デク、爆豪、轟の3人が揃うと勝ち確定みたいな雰囲気が最高でした。
確かに回想を削る分ストーリー性は薄いかもですが、それでも伝えたいことは伝わりますし、ヒロアカをよく知ってる人も、ちょっとしか知らない人も楽しめる作品だと感じました。とにかく戦闘シーンが多いので、レビューだけだと伝わらないと思います。
贔屓目に評価しても
開幕30分くらいは面白かった。
ダークマイトが結局何が目的で圧倒的に力を手に入れたのか、ヒーローなのか悪なのか微妙な感じで終わった。
1作目、2作目の映画の出来は完璧だったから期待していたが 内容 と言うところがあまりにも雑な構成だった。
ダークマイトとジュリオのキャラは非常に良かった、ダークマイトの立ち居振る舞いがコメディ感があり面白かった、ジュリオのカッコ良さはヒロアカの良さを完璧に吸収している。
作画も良く映画オリジナルキャラも良くテンポも悪く無かった、が故に目立つ内容の薄さ、1作と2作は何回も観たいと思えたが今回は次も見たいと思わなかった。
そしてバトル、これはもう8割爆発、爆発爆発爆破、爆発多すぎだろw
ダークマイトの戦い方は派手でかっこよかったが、爆豪と轟が爆発させ過ぎてもうわけわからんw
制作はバトルアニメ制作の天才ボンズ様なんだからもうちょっとテクニカルなバトルシーンが観たかった。
期待通り面白かった
オールマイトの表面の表面しか見てない二枚重なったティッシュを剥がして一枚にしたやつよりも薄っぺらい小物のダークマイトや大迫力の戦闘シーン、めちゃくちゃかっこいいヒーロー達と期待してたのが観れたし、戦闘シーンやエンデヴァーのPlus Ultraなど最後の方はずっと「かっけぇ…」となっていました。あとアンナのためにあそこまでするジュリオがマジでイケメンだけどロックオンして足からブースター出てきて飛ぶのは流石に笑った
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