「本当に孤独なのかな?」星つなぎのエリオ ムービー好きさんの映画レビュー(感想・評価)
本当に孤独なのかな?
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両親を亡くしひとりぼっちのエリオと、宇宙の独裁者のひとり息子で立場から友人の出来ないグロードン。
ユーモアに溢れているけど子供的な宇宙での嘘と見栄から始まる2人の出会いなんだけど、エリオ本人の境遇には共感出来る。だけどそれを踏まえた上でもやはり言動や行動には中々寄り添う気持ちにはなれない。
子供的と言えばそうなんだろうけど自己のみを肯定する彼に寄り添おうともがく叔母への思いが全く感じられない点はどうしえも歯痒く感じられ、後半には打ち解けるのだけど、なんともモヤモヤ感が残る。
ピクサー作品の多くには、心情に寄り添うものを多く感じられるのだけど、この作品にはわがままな行動をなんとか取り繕うことで上手くいったその場しのぎの様に感じられた。
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