トンソン荘事件の記録のレビュー・感想・評価
全4件を表示
実話に見せかけてのフィクション
予告を見ただけでは実話ベースの話かなと思いきやエンドロールに流れる"フィクションです"という説明には冷静に考えたらそりゃそうだよねに尽きる作品でしたが、最初の警察で保管期限を過ぎた証拠資料を処分業者に渡してからの問題の映像に辿り着くまでの経緯が非常に細かく構成されているので、映像に映し出された学生の青年が何なのか最終的には彼の訴えを救い出すことには成功したが、個人的にはハッピーエンディングのほうがよかった印象。最後のお祓いは必要だったのか自らの過ちを悔いる気持ちがあるなら供養して御参りを忘れないじゃなく出頭して下さい。エンドまでの展開がホラーっぽい展開にしたかったつもりが裏目に出た印象でせっかくの最初の良い展開が台無しになった感じです。
レンズ越し。
1992年、釜山のトンソン荘(旅館)で起こった殺人事件の話。
旅館で働いてた男が旅館に彼女を連れ込み、その部屋の様子を動画で撮影…男が彼女を殺害…その映像が残虐の為、検察庁で封印されてたが、その事件に関わった検事達の間でその映像に映り込む鏡に何かが映ってるで…それを知った取材班が調査するストーリー。
単純に殺人事件の再調査と思いきや、ストーリーが進むにつれホラーと理解。
観てて思ったのは過去映像と現在がちょいちょい切り替わるし現在映像も防犯カメラ越し、取材班のカメラ越しみたいな感じだから過去なのか現在なのか分かりづらい。なのでストーリーは何となく分かるけど分かりにくい。
観てて怖さは味わえるけど根本のストーリーが掴みにくくて何か眠かった。
急に語るよね
2017年、92年に釜山の旅館トンソン荘で起きた怪奇的な殺人事件の証拠ビデオから事件を追ったドキュメンタリーを撮影する体のモックドキュメンタリー。
ビデオに映った制帽被った学制の霊から、87年に起きた峨嵋洞殺人事件に繋がって行くけれど、母親と妹と叔父さんがどうの…からの取り憑くは双子設定後出しされるはで、あーそーですかのテンションだだ下がり。
25年間何でおとなしかったの?
そして話しを見せてからも、何でそうなったの?結局狂った息子を親父が焼いた?と何だかいまいち釈然とせず。
後出し祭りはあまり好きじゃありません。
全4件を表示