「実話に見せかけてのフィクション」トンソン荘事件の記録 雨雲模様さんの映画レビュー(感想・評価)
実話に見せかけてのフィクション
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予告を見ただけでは実話ベースの話かなと思いきやエンドロールに流れる"フィクションです"という説明には冷静に考えたらそりゃそうだよねに尽きる作品でしたが、最初の警察で保管期限を過ぎた証拠資料を処分業者に渡してからの問題の映像に辿り着くまでの経緯が非常に細かく構成されているので、映像に映し出された学生の青年が何なのか最終的には彼の訴えを救い出すことには成功したが、個人的にはハッピーエンディングのほうがよかった印象。最後のお祓いは必要だったのか自らの過ちを悔いる気持ちがあるなら供養して御参りを忘れないじゃなく出頭して下さい。エンドまでの展開がホラーっぽい展開にしたかったつもりが裏目に出た印象でせっかくの最初の良い展開が台無しになった感じです。
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