「人の心の弱みに付け込む悪い奴」TALK TO ME トーク・トゥ・ミー 雨雲模様さんの映画レビュー(感想・評価)
人の心の弱みに付け込む悪い奴
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母親の死を機に、交霊会を通し母親の霊とコミュニケーションをとりたかったが…という設定はありがちで、だいたいこのシチュエーションでくるホラーの大方は、母親と見せかけて悪意ある霊が悪い導きをしようと企むケースが多い。
人の心につけ込むために、人が喜ぶことをあえて見せる、そしてあたかも現れたと信用させる。
もし、大切な方が亡くなり、どうしても声が聞きたい、話がしたいと思った場合はそっと耳をすませば聞いているかもしれない、大事だと思う人の存在には必ず目には見えぬ形でいます。
主人公は自殺の真相を確かめたいがために踏み込んではいけないゾーンへ踏み入り魂が還れなくなってしまった。信じたい気持ちもわかるが、そこは猜疑心をもち信念を貫く強さが必要でしたね。父親はちゃんと向き合うべきでしたね。
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