「演技がよかった」TALK TO ME トーク・トゥ・ミー mintelさんの映画レビュー(感想・評価)
演技がよかった
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伏線もがっつり効いてるし、チャレンジのノリも動画撮るのもイマドキ感あってよかった。よくできている。
でも、これ、映画じゃなくて小説の方が面白かったんじゃないのかなあ。
憑依される感覚やその面白さは、映像で描くにはちょっと難しかったのではなかろうか。
なぜ若者たちが「助手席に乗ってる感覚」に夢中になるのか、それのどこが面白いのか素晴らしいのか、わからなくて、そこが残念だった。
でもこの監督の次回作は期待できそう。
心の弱みにつけこむ幽霊たちは、私にはどちらかというと悪魔のように感じた。悪魔というものが存在するなら、こんな風に人を騙すのだろうなと。
ミアの母親の霊が本物だったのか、化けた偽物だったのか。
個人的には母の霊の語ることより、父親の話の方が真実だと思うけれど。
ラストから考えれば、あれは母の霊が変質してしまったもの、という解釈になる。
ということは、ミアもあんな風に邪悪な存在になってしまうのだろうか。哀れだ。
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