「色々と美味しそうにみえません」彼方のうた Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
色々と美味しそうにみえません
子供の頃に街でみかけて声を掛けたことのある男性と女性を久しぶりに見かけ、それぞれと再度交流する様になる女性の話。
事前にあらすじ紹介を読んでいたけれど、顔に浮かぶ悲しみを見過ごせずとか、春の尾行に気づいてカフェ兼本屋を訪れるとか、そんな様子は全然観て取れず。
そもそもシーンやカットや繋ぎ方がぶつ切り&すっ飛ばしで何をみせたいのかわからんし、ちょっと見えても勿体つけて先延ばしで、登場人物がなんでそのリアクションか解らないところからの答え合わせという状態。
明らかにモブキャラの撮影の様子に始まって、訳のわからない余白や余韻のオンパレード。
一応答えのあるものもあるけれど、まったりだしはっきりしないし、最後まで観ても全然惹かれるものはなかった。
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