「世にも過酷な市子の半生」市子 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)
世にも過酷な市子の半生
市子は暗い出自です。
重度障害者の妹。
母親の離婚直後に生まれたらしい市子。
その為に戸籍がない。
市子は儚いです、ミステリアスです。
無邪気さは皆無ですが生い立ちを知ると当然です。
リアル存在してるのか心配になる程、希薄。
戸籍がない。
死んでも殺されても気付かれない。
そんな淡い存在を杉咲花は完璧にに演じました。
長谷川(若葉竜也)の愛に答えたらダメですか?
あの秘密も、この秘密も
話せませんか?
やはり母親(中村ゆり)の存在は許せなかった。
子供の幸せ・・・
少なくとも自分の死後の市子、
市子はどう生きれば良いの?
道すじ位は、つけてあげるのが親の務めです。
正直言って見てるのがしんどかった。
過去のシーン、回想のシーン、蝉の鳴き声、
蝉の鳴き声は十回は聞きました。
常に夏だよね、この四季ある日本で・・・
正直言ってリアルでない。
ラストの方で海に落ちた車に20代男女の遺体、
それって誰のこと?
市子は生きているのでしょうか?
とても心配になりました。
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