「存在しない」市子 ゆきさんの映画レビュー(感想・評価)
存在しない
コロナからも、インフルからも1人逃げていた∧( 'Θ' )∧
可愛いのと(えw)身体が頑丈なのだけが取り柄な私が、肺炎で2週間ちんでいました:(´ཀ`)
これからは、可愛い(えw)病弱なキャラでいきますd( ̄  ̄)
はぁ〜しんどーー( ´Д`)
久々の映画は市子。
随分と古風な名前でございます。
花ちゃん(パパも♡)倉君♡♡
若葉君と大好きなキャストなのでウキウキですよ♪
無国籍問題ですね。。
以前、井戸まさえ先生の「無国籍の日本人」という本を読んだ事があります。
その中では、日本には戸籍のない人が1万人以上いると書いてありました。
しかし、きちんとした統計がないので、1万人というのは「最低限、確実に、その位はいる」という数字らしい。
驚愕通り越して、信じ難い話しでした。
無国籍になる理由は様々ですが、本作の場合は、いわゆる「民法772条」のケースでしょうか。
何も悪くない子が、無責任な親の元に生まれてしまったが為に、普通の権利を与えられず罪を犯す事になる。。
市子には同情出来るのだが。。
さて、どうしたもんか。。。
市子(花ちゃん)は殺害した妹月子になり代わり、その戸籍を利用し暮らしている。
そして自分に好意のある北(森永君)や長谷川(若葉君)の男心を利用し逃亡しているという事実。
月子の白骨化した遺体が発見された事で、妹と義父(大和君)を殺害した事を知っている北が邪魔になり、自殺志願者の女性と共に偽装自殺させる。
彼女の戸籍を手に入れた市子は、又、違う場所へと歩み出す。。
この物語を、どう捉えればいいのか。
自分が生きる為に人を殺し逃げ続ける市子。
本当に好きだった長谷川との幸せな暮らしを捨ててまでも生きようとする市子。
彼女は悪魔なんだろうか。
ただの殺人者だと思えばいいのだろうか。
市子の人生はスタートそのものが不憫ではある。
母親のせいで無国籍となり月子のフリをさせられた事で狂ってしまう。
市子も被害者なのだ。そうは感じる。責めきれない。犯した罪や逃亡の事実。
同情してしまう自分はいた。
しかし、上手く整理出来なくて混乱している。
凄いものを見せられている気もするし、でも考えると雑な箇所が多くて困っちゃうよ(°▽°)
長谷川は可哀想だったけど、コロされなかっただけマシ?とか、田中(倉君)はあの後少年院に入って「OUT」なのかな?とか、、
映画観るの久しぶりでテンションは高いんだけど、頭がちんでた('◉⌓◉’)
花ちゃん、倉君、若葉君のファンなので星は多めです♪
こんにちは ゆきさんとhumさんのコメントを読めばもはやパンフレットを買わなくても良いくらいです。アップリンク吉祥寺で「市子」と「月」を二本続けて観ました。重たい内容だったので鑑賞後はロビーでぐったりでした。作品の評価は観客それぞれの死生観よって分かれるところでしょう。千葉県のキネマ旬報シアターで「市子」のtalk&teach in に行きましたが作品を理解する上で良い補完になりました。舞台版で市子を演じられた大浦千佳さん・戸田彬弘監督は挨拶よりも観客の質問に答える時間が長くとても丁寧で舞台を映像化にする難しさや舞台版「市子」「月子」でひとつの物語を織り成す事など良く解りました。舞台版と映画版の大きな違いは結末が変わっている事 因果応報をThemeのひとつと捉えるならば舞台版をそのまま映画化しても良かったのでは?と個人的な感想を持っています。
今晩は。
コメント有難うございます。
普段は、日曜の午前中は月曜からの仕事準備なのですが、今日は異様に早く終わり、会社近くの「刈谷日劇」で今作を鑑賞しました。
あとは、毎年2月号しか買わない「キネマ旬報」の評論家センセイたちのベスト10に入っていたからかな。
結論から言うと、オモシロ怖く、哀しい物語でしたね。「300日問題」は民法上昔から俎上に上げられている問題ですが、私は学生時代は刑法が専門だったので、一般的に知られている知識しかありませんが、市子がそれにより追いつめられ笑顔無き姿になり月子の生命維持装置を外したり、キツカッタですが観て良かったなと思った映画でした。では。(会社近くにセカンド上映が多いですが、ミニシアターがあるのは良いモノです。)
なるほど
パーフェクトデイズは評判も良いし ベンダース監督が日本のトイレ映画を作ったのとカンヌで男優賞ってので気になってたので 見るつもりですはい
心配してましたよー
まさか、〝ちんで〟いたとは。。。
ゆっくり養生して、ゆっくり映画みて、ゆっくりレビューしてくださいねー。体が資本。
新キャラでまたどうぞよろしくです。
そして素晴らしい花ちゃんの演技、病み上がりにはキツくなかったですか😭
肺炎、大変でしたね。復活できて何よりです。
市子さんは被害者というのは確かですが、殺人者というのも真実ですね。なにせ4人も殺しています。
でも、その普通なら殺人鬼とでも呼べるような人物を、杉咲さんが演じることによって、複雑かつ魅力的な人物見せているのは、やはり凄いことだと思います。