「市子なんて○○なのに応援しないわけにはいかない。」市子 マサヒロさんの映画レビュー(感想・評価)
市子なんて○○なのに応援しないわけにはいかない。
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◆無国籍であることが市子を翻弄する。前日プロポーズされたのに無国籍だから逃げ出す。もちろん「結婚はしないけどずっと一緒にいたい」と市子が言うのも有りだが、市子は逃げることを選んだ。バッグは先に落とさんかい。
市子の思いや考えは分からない。市子が、感情や思考を語ったりしないように脚本を何度も練り直したらしい。 だから、市子の行動と周りの証言から推察するだけだ。
(終わり)
(続き)
◆市子が月子の酸素マスクを外して殺してしまったあと、帰ってきた母親(中村ゆりさん)が言ったセリフが、「ありがとう」。 悲しむより、怒るより前にホッとしたからだと思う。別に母は今まで殺そうと思ったことはないだろう。だけどホッとしたのだろう。
聞いた話なのだが、ガンなどの病気の看病が長く続くと、亡くなった時まずホッとするのが先のこともあるらしい。もちろん悲しいのだけど、なんかホッとするのが先だったりするらしい。
僕は、芸能人がテレビで自分の体験を語ってたのを聞いただけだ。確か対談番組で、ゲストが、身近の者が長い闘病の末亡くなったとき「まずホッとした」と言ったのを受けて、「分かる、僕もそうだった。悲しいんだけどまずホッとした」と司会者が共感したのを見ただけだ。
ところで市子は現在、冬子になって逃亡中。多少同情もするが、市子なんて4人も殺して殺人犯。だけど、逃げろ市子ォ~、と思ってしまった。冬子だけど。
◆時系列で混乱したが、ちゃんと追えたと思う。ん~、たぶん?(^^) 。 パンフレットでは時系列の年譜があるらしい。
(ホントに終わり)
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