劇場公開日 2024年7月5日

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フェラーリのレビュー・感想・評価

全268件中、101~120件目を表示

3.5ダブルアクセルが懐かしい

2024年7月11日
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鑑賞方法:映画館

上演早々、
カーレースでハンドルマニュアルシフトに、ダブルアクセルの空ふかすのが懐かしすぎる。

もうAT車に乗り換えてクルマの運転の忘れてしまっている。

それにしても、イタリアの未整備道路の古い街並みに杉街道を疾走するは狂気に思えるが、
全ての道はローマに通じる諺のように、
古代ローマに敷設された戦略道路はヨーロッパ全域を制圧した証である。
それを観ただけで、充分だ。

詳しくは、エンツォ・フェラーリ博物館でも行くがいい。
真っ赤な車が所狭しと並べている。
フェラーリの墓場だ。

そう、フェラーリは昔から赤い棺桶なんだ。

まあ、
米語のフェラーリとは、
スタバのエスプレッソだね。

( ^ω^ )

フェラーリ

マイケル・マン監督がアダム・ドライバーを主演に迎え、イタリアの自動車メーカー・フェラーリ社の創業者エンツォ・フェラーリを描いたドラマ。
ブロック・イェーツの著書「エンツォ・フェラーリ 跳ね馬の肖像」を原作に、
私生活と会社経営で窮地に陥った59歳のエンツォが起死回生をかけて挑んだレースの真相を描く。

1957年。
エンツォ・フェラーリは難病を抱えた息子ディーノを前年に亡くし、会社の共同経営社でもある妻ラウラとの関係は冷え切っていた。

そんな中、エンツォは愛人リナとその息子ピエロとの二重生活を妻に知られてしまう。
さらに会社は業績不振によって破産寸前に陥り、競合他社からの買収の危機に瀕していた。
再起を誓ったエンツォは、イタリア全土1000マイルを縦断する過酷なロードレース「ミッレミリア」に挑む。

妻ラウラをペネロペ・クルス、愛人リナをシャイリーン・ウッドリーがそれぞれ演じた。
2023年・第80回ベネチア国際映画祭コンペティション部門出品。

フェラーリ
Ferrari
2023/アメリカ・イギリス・イタリア・サウジ

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カール@山口三

3.5彼女の手腕

2024年7月11日
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悲しい

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マリエル

4.0タイトルは車ではなく血筋のこと

2024年7月11日
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鑑賞方法:映画館

「フェラーリ」というタイトルを見て誰もが思うのは車のフェラーリのことだろう。
もちろんこの映画の見どころはレーシングカー、フェラーリのレースシーンではあるが、この映画の主題はフェラーリを創業したエンツォ・フェラーリの妻、愛人、息子の姓をめぐる物語だ。
1957年フェラーリ社は資金難で破産寸前。郊外の公道を走り抜けるレース、ミッレ・ミリアに社運をかけ準備をしていた。
エンツォ(アダム・ドライバー)には妻であり共同経営者のラウラ(ペネロペ・クルス)に息子のアルフレード(ディーノ)がいたが、息子は難病で亡くしていた。息子の死とレースに心血を注ぎ家庭を顧みないエンツォとラウラの夫婦仲は冷めきっていた。
一方、戦争中に知り合ったリナ(シャイリーン・ウッドリー)との間にピエロという息子が誕生していて、ラウラに知られないように母子とも時を過ごしていた。
イタリアが舞台ということもあるが、ゴッドファーザーの血筋の話をフェラーリ家に置き換えたような重厚さがある。
共同経営者でもある妻と愛人、亡くなった息子と隠れたように暮らす息子。
フェラーリの姓を継ぐものは誰なのか。
中盤、オペラ「椿姫」にフェラーリ家を重ねるシーンがあるが、画面の陰影、美しさ、舞台の重厚感はまるでイタリアンオペラ。
もう一つの見どころであるレースシーンは当時のフェラーリのレーシングカーを3Dプリンターで再現し、レプリカを製作したというこだわり。
助手席にカメラマンが入りハンディカメラで撮った迫力のある映像やら、ドローンで空撮した映像を駆使したレースシーンはマイケル・マン監督の真骨頂だ。
とりわけ、クライマックスのミッレ・ミリアのレースシーンはイタリア郊外の美しさと赤いフェラーリが駆け抜ける迫力が一体化しこのシーンだけでも観る価値あり。
伝記映画であるが人生の時代を追うのではなく、1957年の4ヶ月を描いているのはこの4ヶ月にエンツォの人生の局面がぶつかり合っていたからだという。
マイケル・マン監督はただのアクション映画の巨匠では無いのだ。

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kozuka

3.0誰も幸せになっていないのかな・・・・

2024年7月11日
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鑑賞方法:映画館

知的

イタリアの自動車メーカー「フェラーリ」の創始者エンツォ・フェラーリの伝記ドラマ。今年に入り、大変に楽しみにしていた作品、伝記ドラマと言っても、彼の長い人生の中でほんの数年のお話。

監督がマイケル・マンだったので、結構、重厚な作品になるかなと思っていましたが、想像以上に重厚な作品でした。

フェラーリのお話だから、レースシーンなどメインなのかと思っていましたが、当時のエンツォ・フェラーリの身の回りのお話が7割で、レースなどのシーンが3割と、伝記ドラマらしく、しっかりとしたお話が中心・・・・

しかし、我が強い人って、本当に、ある意味、始末が悪い上に、何かと偉業をやりのけるよな・・・・

エンツォ・フェラーリの実業家の顔、車への執念の顔、自身の欲求への顔、色々と語られているけど・・・・

彼の人生をみて、自分と重ねると、嬉しく思う部分もあり、嬉しくない部分が見えてくる。

奥さんのペネロペ・クルスがいい演技していたな、エンツォ・フェラーリ役をアダム・ドライバーが演じていたけど、本当に、エンツォ・フェラーリって当時あんな雰囲気だったのか・・・・

しかし、車にとりつかれ、自分の車を世に知らしめるために、レースにとりつかれ、女性にとりつかれ・・・・

やっぱり、何かを起こす人って、凄いエネルギーだよな・・・・しかし、彼の人生のほんの一部のお話なんだけど、フェラーリに関わって、幸せになった人がいるのだろうか・・・・・・ちょっと後味も悪い内容だったかな・・・・

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sally

4.5フェラーリは赤い。血も、トマトも、ワインも赤い。

2024年7月11日
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赤い車ばかり走って、何が何だかわからなくなった皆さまへ、
フェラーリ、ランチア、フィアット、アルファロメオ、そしてマセラッティです。
どれもイタリア車でしたから、みんな赤くて見分けがつかなかったですねー(笑)

フェラーリのファクトリーカラーはROSSO =赤です。
そしてあのレースの参加国=「イタリア」としての国別ナショナル・カラーも赤なのです。
かつて「ミッレミリア・レース」で、欧州が国籍別の自動車レースを開催した際に、イタリア🇮🇹からの出場車に運営側から割り当てられた識別の色が「赤」。=ナショナル・カラーだったのです。
で、開催地が当地イタリアなのですから、勢い、赤い車ばっかり走ったという訳です。

フェラーリと云えば、誰しも赤い車を思い出しますが、
あのミッレミリア・レースにおいて、
英国車は緑、例えばジャガーやオースチン。
ドイツは銀、例えばメルセデス。
フランスは青でした。ルノー・アルピーヌなど。
故にいまだにそのカラーリングがメーカーごとの「フラグシップ・イメージカラー」として残っているという訳ですね。

・・・・・・・・・・・・・

フェラーリの創業者エンツォ・フェラーリ氏は、元々はイタリアのスポーツカーメーカーの名門「アルファロメオ」のテストドライバーでした。
(劇中ラウラが乗っていたクリーム色のセダンはアルファロメオだった)。
そこから身を興してエンツォは自分のファクトリーを作ったのです。

映画は、エンツォが、古巣のアルファロメオを退社して身を興し、今では独立して、ファクトリーの責任あるオーナーとして奮闘する様子を見せます。
物語はそこからのスタートでした。
・会社の経営とレースの成績、そして
・女性関係に難儀するというストーリーでした。

でも、エンツォの前身時代、つまり「本人がレースドライバーであった時代」については、この映画では取り上げられていなかったので少し残念でした。
僕はそのあたりからのストーリーがとても観たかったものでね。

アダム・ドライバーは、今回は役柄としては弱くて物足りないですね。お坊ちゃまの財閥のオーナーになってしまっているから。
「フォードVSフェラーリ」で見せた一癖も二癖もあるエンツォの横っ面が見たかった。
⇒川谷拓三似の目が血走った俳優さんが演じていました。

経営難を乗り越えるためには企業統合するのは、昔も今も一緒です。
策士のエンツォは「偽の新聞記事」を書かせてフィアットグループの支援を勝ち取り、その傘下に入っていきます。
「ライバル会社ではあっても、なんとしてでも盟友フェラーリを米国資本なんぞには渡したくない」というイタリア魂の、支え合いのシーンでした。

レースのシーン、
イタリアのあの黄色い空気、空の色、わかる!

そうですね、
僕がいつの日か乗ってみたいのは「アルファロメオ8cのオープンカー」。
搭載されるエンジンは、”エンツォが実家に里帰り”した形になるフェラーリ社からの供給で、V8自然吸気。
車体の組み立てはトリノのマセラッティの工場で行われています。
もうそれだけで垂涎ものです。

僕が7年間乗ったアルファロメオ(916スパイダー)は、アメリカのクライスラーのエンジンを積んでしまうギリギリ直前のモデルでしたから、生粋のイタリア製ブッソーネ・エンジンでした。
滑り込みの幸福感でした。
あの7年で僕はイタリア車の虜になってしまい、あれを手放して以来、僕はずっと車なしの生活です。もう他の車には気持ちがまったく動かないので。

剛腕なペネロペ・クルス(ラウラ)は共同経営者、
控え目なシャイリーン・ウッドリー(リナ)は穏やかな愛人。
これ、
ど•ち•ら•も•イ•タ•リ•ア•女でした。
エンツォは生涯浮気などせずに二人のイタリア女だけを愛し抜き、イタリアのスポーツカーだけを求め続けた。
そこが、実に面白かったですね。

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きりん

3.0散漫

2024年7月11日
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単純

興奮

今回もかなり厳しい消去法。
車には特に派手な外車には全く興味がない。
また、内容に興味はあるが炎上商法で話題をとる手法の映画も拒否感を禁じ得ない。
で、選んだのがこれ。

あっという間の2時間で序盤はやや冗長に感じたが、後半は怒濤の展開。
つまらなくはなかった一方、観賞後の満足度はそれほど高くなかった。
仕事と家庭の両方をほぼ均等に扱っているが、どちらも中途半端。
妻との関係が大きく仕事にも影響するとは言え、もっとフォーカスできたのでは?
それに肝心なところはエンドロール前に文章で流すのみ。
本当に興味を引かれるのは不祥事からどう回復していったか、
今回の映画はそのプロローグに過ぎないと感じた。

当時はあんな市街地の公道でレースしてたんだね(今でも?)。
フェラーリというより主催者の落ち度だね。

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みみず

3.0ぶっちゃけ期待値以下だった。流暢なイタリア語聞きたかった… よー分...

2024年7月11日
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ぶっちゃけ期待値以下だった。流暢なイタリア語聞きたかった…
よー分からん細かい箇所が多かった。しかしアダム・ドライバーとペネロペ・クルスの芝居、実車の迫力は凄い。
エンツォ・フェラーリさん、俗に言うサイコパス気質なのかしら…自分には理解できない。凄い人なのは間違いないけど。
しかしクラッシュシーンとかもう…

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Mk.plass

4.5ドライバーがカッコイイ!! アナログなレースの迫力!! 無骨なレースカーもイイ!!

2024年7月11日
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興奮

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ITOYA

2.5久々のマイケル・マン監督作だが‥

2024年7月11日
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みっく

3.0悪くはなかったが…。

2024年7月10日
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ほのぼの

3.5深い映画へと導いてくれた

2024年7月10日
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マイケル・マン監督によるエンツォ・フェラーリの物語
アダム・ドライバーがエンツォの強さを上手く演じてました。
レースの迫力シーンもさることながら
人間関係の繋がりがこの映画の主となって
深い映画へと導いてくれました。
息子のディーノが亡くなっていなかったら
どんなフェラーリになっていたのだろう。
衝撃のシーンはきつかった・・・

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tom

3.5ミッレミニア1957年

2024年7月10日
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悲しい

難しい

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まこやん

4.0クラシックFerrariと美しいエンジン

2024年7月10日
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車好きなら誰もが憧れるFerrari

BMWならトランスポーター
タクシーといばプジョー
最近だとミッションインポッシブルでFiat
ワイスピやベイビードライバー、グラントリノと
好きな車映画を挙げるときりがないです笑

そんなカーアクションを期待してましたが違った意味でいろいろ面白かったです。

数多くの名車を生み出してきたFerrariですが、
ミッレミリアのレースを中心とした熱いレースの情熱と複雑な家族関係、経営難とFerrariの闇を知れた映画でした。

シャイリーン・ウッドリーどこかで見たな〜と思い出せず
ダムマネーだと速攻ぐぐりました。
好みのタイプです。笑

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たもつ

3.0「ここが良かった」が、ない

2024年7月10日
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フェラーリの会社経営の苦境、妻との冷え切った関係、浮気相手の子供の認知問題など、実生活で直面したとすれば、頭を抱える話ばかりだ。
テスト走行や公道レースのシーンはさすがの迫力だが、順位が分かるわけでもなく、ときめきは無し。
強いて良いところをあげれば、アダム・ドライバー、ペネロペ・クルスの演技くらいだろうか。

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ファランドル

4.51人での鑑賞最高

2024年7月10日
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フェラーリの映画でこんな感じのありました!?レースにも迫力あり、内容もいいです、一言でまとめると言うと「艶」フェラーリらしいです。おすすめです。

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ブッチ

1.0何が言いたい?

2024年7月10日
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悲しい

寝られる

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saxofonista

3.5この男にしてフェラーリ有り

2024年7月10日
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怖い

興奮

過去数年のカーレース題材映画は、“ラッシュ/プライドと友情”、“フォードvsフェラーリ”、“グランツーリスモ”いずれも大好き。いくつになっても車、特にスポーツタイプ車が好きという嗜好の性もあるかも知れないが、ボクシングとカーレースは漏れなく魂を揺さぶる題材というのが俺の持論。 さらに、外車を買いたいとは思わない俺だが、フェラーリだけは憧れてしまう俺なので、本作にはすごく興味が湧いた。

【物語】
若い頃はレーシングドライバーとして速さを追求したエンツォ・フェラーリ(アダム・ドライヴァー)。2次大戦後間もない1947年に妻ラウラ(ペネロペ・クルス)とフェラーリ社を立ち上げ、それから10年が経過していた。

フェラーリ社はイタリア屈指の自動車メーカーにまで成長してはいたが、業績は思わしくなく出資者からはフォード車等大手自動車メーカーの傘下に入ることを求められていた。プライベートでも1年前に息子ディーノを亡くし、妻との関係は冷えていた。ひそかに愛し合うリナ・ラルディ(シャイリーン・ウッドリー)には彼女との間に生まれた息子ピエロの認知を迫られていた。

会社経営と私生活の両方で精神的に追い込まれる中、エンツォは、フェラーリ社の生き残りのため、公道レース「ミッレミリア」に勝利し、フェラ―リの名を轟かすことに全てを懸ける。

【感想】
なぜフェラーリ社がレースに拘り、スポーツカーに拘り続けているのか、エンツォ・フェラーリの半生を知って納得。レーシングドライバー上がりの創業社長だったとは。思えば“ラッシュ/プライドと友情”も“フォードvsフェラーリ”もライバルの一方はフェラーリだったことに今さら気付く。レーシング・シーンにやはりフェラーリは欠かせないということのようだ。

エンツォが劇中で言う「奴らは車を売るためにレースで勝とうとするが、俺はレースで勝つために車を売るんだ」的なことを言うが、それがフェラーリ魂の全てを表しているのだと思う。

そして、レーサーが如何に命懸けの職業なのかも改めて思い知らされる。前述“ラッシュ/プライドと友情”も“フォードvsフェラーリ”も大事故抜きでは語れない物語だった。劇中でエンツォがドライバー達に命懸けでと言うより、「死ぬことを恐れるな」的なことを言う。現代でこれを言ったら完全にアウトだと思うけれど、きっと自分もレーサー時代にそう思って走っていたのだろう。そう思って走らなければ勝てないというのも真実なんだと思う。 一般人を事故に巻き込んでしまった後にエンツォが「一般人は彼らと違う」と悼むシーンで、逆に「レーサーはいつも死を覚悟して走っている」という意識が強く感じられた。

一方映画なので、最後は“大成功”で終わる方が気持ち良いし、そういうフェラーリ史の切り取り方も出来たはずだが、そうしなかったのはやはり、レースという世界が栄光と死がいつもとなり合わせにあることを描きたかったのだろうか。

もう1つ言っておくと、この時代もフェラーリの車は美しい。エンツォは「機能を突き詰めたものは外観も美しくなる」的なことを息子に話すのだが、これもまたフェラーリのポリシーであり、今につながる文化なのだろう。

やっぱりフェラーリはカッコイイ。

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泣き虫オヤジ

4.0映画館で観るのがよい

2024年7月10日
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ナイン・わんわん

3.0アダムドライバーの熱演!+やはり女は強かった!

2024年7月10日
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 前半はフェラーリのある1日にフォーカスしているのだが、フェラーリどんな1日過ごしてんだよ!と思うほど悲惨です。

 やっぱりレーサーになるような人ってメンタル強いんですね。

 ほんでレースのシーンが見づらいです。車の色変えてくれー!

 そしてマイケル・マンも時代に適応してるなーと思いました。今回のメインはフェラーリはもちろんその奥さんにもかなりフォーカスされていました!

 ラストは詳しくかきませんがやはり女は強かった!!という感じです。

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Mr.ブルー

3.0心の倦怠感が抜けぬまま…

2024年7月10日
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難しい

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ねもちゃん