フェラーリのレビュー・感想・評価
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期待ハズレ、でもレースシーンとキャスティングは素晴らしい
「エンツォ・フェラーリの人生をマイケル・マン監督が描く」、と聞いて勝手にハードルを上げすぎたんだと思います
正直、やりたい事を無理やり全部ぶっ込んだため、いろんなことが中途半端でとてもとっ散らかってしまったという印象、テーマを絞って突きつめたほうがもっと明確な世界感を出せた気がします
「フォードvsフェラーリ(2019)」の様なエネルギッシュで熱い物語を勝手に想像してましたが、迫真のレースシーンはあるものの、どちらかというとエンツォと妻のローラ、そして愛人リーナの三角関係が全編を覆い、さらにフェラーリ社の存亡やドライバー達の死など、全体的に重苦しい人間ドラマに振った印象が強く、悪くはないけど観たいものとは違う仕上がりの作品でした
とはいえ、映像は良かったです
1950年代イタリアの情景やそこに登場する名車の数々、そしてなんと言ってもクライマックスで描かれる、死の匂いがプンプンする公道レース「ミッレミリア」の手に汗握るレースシーンは圧巻、美しい大自然や市街地の石畳、そして牧歌的な田舎道をバックにフェラーリやマセラティはじめ名車・旧車達が疾走し抜きつ抜かれつの大迫力レースシーンが繰り広げられ、その再現度は素晴らしかったです
最後にキャスティング
印象的だったのはエンツォの妻ローラを演じたペネロペ・クルスさん、死んだような目つきで周囲に罵声を浴びせ感情を爆発させる怪演が見事でした、そしてもう1人印象的だったのは愛人リーナを演じたシェイリーン・ウッドリーさん、久しぶりに観ましたがやっぱり綺麗な人ですね、彼女の毅然とした演技も素晴らしかったです
総じて、とても惜しい!という印象の作品でした
アダムドライバーって凄いね!
カイロレン役で初めて顔出しした時には『パッとしない役者さんだな〜』と思いましたが、やっぱり良い役者である事を再確認! それに負けないペネロペの演技も良かったです。 自動車会社に勤めている事もあってレースの映画は好きで良く観てますが、レースはエンツォの人生を語る上でのピースでしかないので、家族との絡みの方が扱いは大きく、レースシーンは意外と少ない… (迫力あります!今では考えられない!まさに命懸け!)
史実を変える訳にはいかないけれど、ラストにはビックリ! あそこまで言われても息子を優先するんですね…
私の(日本人の?)感覚ではエンツォに付いて行けませんでした!
走る為に売る
予告の巻き舌フェラ〜リがお気に入りでとても愉しみにしていました しかし主演アダム・ドライバー、アルマーニの似合いそうなオッサン(注:当方勝手な想像です)じゃなくて良かったのか?と思ったけど意外にハマっていた
フォード対フェラーリ見たのにすっかり内容忘れてるよ、今回は絶対王者フェラーリ側から エンツォさん色々なメーカ渡り歩いているようですが、あの絶対王者フェラーリに経営、私生活と危機が襲っていたとは想像も出来ませんでした 走りに関して実に厳しい、冷酷さも感じた デザインにも独自の美学があるようでなんか🇮🇹らしいなと思ったよ
レースの走りが見ている方も実際車に乗っているようで迫力、怖かった ミッレミリアのコースは狭い道路、石畳、田舎道ありで本当に危なっかしい
レースに特化で細い疑問は解消されずだったような気もするけどとても興味深いお話でした 今度はまた誰か他のメーカ制作してくれるかな
会社の車はアルファロメオ!?
フェラーリ設立から10年の1957年、走る為に車を売るフェラーリが経営難に陥る中、ミッレミリアに挑む話。
車やレースにそれほど詳しくはないけれど、1957年といえばミッレミリア最後の年ですね。
そしてエンツォの息子ディーノが亡くなった翌年なんですね。
ということで、ミッレミリアに向かって邁進していくチームフェラーリかと思ったら、なんと半分以上は嫁や愛人とのゴタゴタですか。
エンツォってこんな人だったんですねと意外ではあったけれど、何をみせたいのか…。
それに、なぜだか全編英語劇だし。
レースはやっぱり面白かったし、ドライバーに対する冷徹さと関係者への手厚さのギャップとかは良かったけれど、軸がそこじゃない感じで勿体なかった。
車と私生活が
車と私生活が並行して描かれて特に交錯することもなく終わる。脚本が弱すぎる。
あるシーンのインパクトがありすぎるだけに、そんな終わり方でいいの?という納得いかなさだけが残る物語。
役者の力で持って行ってるだけ。
24-065
フェラーリ創業者の物語。
イタリア男らしく、こちらの女もあちらの女も本気で愛している❤️
本妻の息子をなくしても、妾の息子。
祖母が望むのは後継ぎ。
愛憎入り混じるファミリードラマかと思いきや、後半は息を呑むレースシーン。
見所はあったけれど、
期待ほどではなかった😅
車好きじゃないから仕方ない🙁
マンとベイ
二年前「アンビュランス」というジェイク・ギレンホール主演の映画が公開
久しぶりのマイケル・マン映画と意気込み、サブスクで「HEAT」を見返し準備万端
鑑賞前日にマイケル・ベイ映画だと気付き、己の勘違いに愕然
映画自体はベイ節全開のバカっぷりで楽しんだ記憶が
マイケル・マン映画、久しぶりだったが、やはりマイケル・ベイ映画とは対極の作風で(そりゃそーだ)渋かったですね~
アダム・ドライバーの妻役のペネロペ・クルス、不機嫌な真木よう子みたいで新境地でしたよ
最後の凄惨なシーン、マイケル・マンでしたね~ オワリ!
華やかながら重厚な映画
車も持たない庶民の私からしても、没入感をもって異なる人生を感じることができた。フェラーリ氏は元レーサーでありながら開発者で経営者、そして恐妻家で息子を愛する父、このあたりは共感できた。これも映画の醍醐味。最近、ディアファミリー、ONELIFE、ルックバックとか個人的に大当たりの映画が多くてうれしい。
俺的にフツーの作品。ただ フェラーリ購入できる層は違うかも 車と運転手がごちゃごちゃ【映画館の器は@300人超えの規模】
俺の世代は
深夜 と言えば 不毛のテレビ📺F1レース中継で こういうのは 誘眠😪作用あるみたい
それ以上に フェラーリ購入できない 俺 僻みで 感想も歪むがな❗️
良い点
①アダム・ドライバーは グッチの映画 といい オシャレが良く似合う
②走行シーンより 大自然との対比 冒頭の過去の映像が素晴らしい
③後半の事故シーンは遠慮が無くて良い 最近は リアルは全部 モザイクだから
④イタリアの古い建物は良い
イマイチに感じた点
① フェラーリだかマセラティだか知らないが、車が ・・の一つ覚えで 全部赤色🟥区別つかねーし個人的にイラ💢ついた
②マラソンでさえ 宗兄弟🆚瀬古 瀬古🆚イカンガー みたいな 最後にトラックで は稀なのに車の長距離レースで接戦は事実かもしれんがシラける それに バナナ🍌じゃ無くて オシッコと水分補給はどうなってるか❓
③運転手が誰が誰だか不明 誰が勝つの❓
やっぱりアダム・ドライバーは良い❗️ ペネロペさんは普通。
1957 俺が少し寝たのが😪悪いのだが 起承転結 イマイチとっ散らかってた気がする
レースシーンは 本当に好みの問題
目を見開いて👀観て きっと俺以上の高評価🌟なはず
フェラーリさんの 家族🧑🧑🧒➕レースへの情熱だろ
結論 若者のクルマ離れ 映画離れが深刻
駅から遠く 車に便利なシネコン 最初観客 俺一人 公開2日目夕方 土曜だよ❗️
最終的に 6人 あんまり観客少なくて なんか責任感じた 寝た😪けどね。
なお 当レビューは フェラーリに手が届かない 貧乏人の僻みが 勿論 入ってます いゃあBMWと桁が違うからね
やっぱり 赤ばかりの車 🚗 と ドライバーたちが混同 主人公も『ドライバー』さんが演じる
車🚗高級スポーツカー好きの人是非 俺にはフェラーリ高級すぎたみたい。
有料パンフ🈶は フェラーリ家の事情と背景とか色々あります。ただコラムが多い気がする。
公道でレースはやめようね❗️
嫁さん怖い
夫婦喧嘩でフェラーリを死なない程度に銃撃するというシーンは何かの伏線かなと思ったけど、それ以上エスカレートしなくて安心しました。
あんな怖い嫁さんだったら、愛人や隠し子作りまくってもしょうがないよな。くわばらくわばら。
制作費どれだけかかったのか知らないけど、惜しげもなくクラシックカーをレースで破壊しまくって、うわぁ、勿体無いけど贅沢な金の使い方してんなぁと思いました。レースシーンはコラテラルのカーアクションを思い出して眼福、眼福。
クラシックカーのケツがこれ以上無いくらい美しくて、購入したくなりました。マイケルマンはやっぱ外さないなぁ。万人にお勧めの映画です。
ほぼ原作通りだが、少し手加減?
原作のブロック・イェイツ著の伝記本は、フェラーリ関連書籍にありがちなヨイショ本ではなく、エンツォ・フェラーリを表裏のある気難しい冷徹なレース狂としてその一生を描いた名著である。
今作は、その長い原作の内から、1957年の公道レースであるミッレ・ミリア参戦に焦点を絞って描いたとのことだったので、そのレース場面が多いのかなと思っていたのだが、実際は夫婦関係が冷めきった妻ラウラと妾リナとの三角関係などの私生活や苦しい会社経営で苦悩するエンツォを描いておりエンタメ色は薄い。
当時の雰囲気をよく再現しただろう映像は美しく、またエンジンの咆哮もいい音なので、ぜひ劇場で鑑賞して欲しいが、フェラーリマニアらしいマイケル・マン監督としては、エンツォが市販車を買う客を馬鹿にしていたことなどに触れなかったのは、少し手加減したのかなという気がした。
レースよりも心情に没入感
マイケル・マン久々の劇場映画ということで上がりすぎた期待を、「マイアミ・バイス」「ブラックハット」「TOKYO VICE」という近年の作品群で思い出されるガッカリ感でクールダウンさせて臨んだのが良かったのか、満足度は割と高めでした。
撮影も綺麗だし、音響も素晴らしい。様々なアングルで見せる序盤のテストレースや終盤のレースのスピード感とレーサーとの一体感は劇場ならでは。
しかしそれを軽く凌駕して没入感を与えてくれたのはアダム・ドライバーとペネロペ・クルスの圧倒的演技力に裏打ちされたキャラクターの心情。特にペネロペ・クルスが良くて、序盤の亡き息子の墓参りで見せる万感の想いを込めた表情なんて物凄く胸に迫るものがありました。
同監督の同じ伝記物「ALI」とは異なり、短期間の出来事を描いているため密度も濃い。映画的盛り上がりはそこまで無いものの、見応えある作品なのは間違いないと思いました。
「グッチ」の映画好きなら是非。レースシーンは少な目。
今年244本目(合計1,336本目/今月(2024年7月度)7本目)。
※ (前期)今年237本目(合計1,329本目/今月(2024年6月度)37本目)。
(前の作品 「先生の白い嘘」→この作品「フェラーリ」→次の作品「」)
冒頭タイトルにも書いたのですが、2023年だったかの「グッチ」を扱った、タイトルも「グッチ」であった映画に近いテイストです(イタリア語が少し出る点なども)。「グッチ」は展開上、いきなり商法会社法の話をしたりマニアックかなぁという印象はありましたが、こちらはほとんどなく、むしろ物理(工学?)の話を若干する程度なので安心です。
展開的にこういった「会社の成り立ちや個人間の交流・確執」に多くの焦点があり(登場人物が結構多いので注意。一度見ただけだと登場人物の整理がつかないかも)、いわゆる「レースシーン」は映画内では時々、映画もクライマックスという部分で流れますが、いわゆる「カーレース映画」ではないので(まぁ、そう解釈する向きもあると思いますが)注意といったところです(そういった映画が見たい方は、VODですが、アライブフーンなどを選択しましょう)。
典型的にパンフレット等があると有利かなといったところですが、最終上映がはじまると売店がしまっていたので無理でした。ただ、映画作品そのものは、上記に書いたように登場人物がやや多めかつ、レースシーン少な目という点において好き嫌いあるかなといったところですが、冒頭に述べたように「グッチ」(映画)が良かったなという方にはおすすめの映画で、そこに尽きるような気がします。
採点上特に気になった点はないので(突然、エンジン工学の話などをするシーンはやや厳しいものの、原理から易しく説明しているので文系の方にもある程度推測がききそう)フルスコアにしています。
エンツォ・フェラーリ‼️
フェラーリの創業者エンツォ・フェラーリの伝記映画‼️破産寸前に陥った会社を立て直すため、過酷なロードレース「ミッレミリア」に挑む主人公と、共同経営者である妻ラウラとの愛憎が描かれてます‼️この夫婦を演じるアダム・ドライバーとペネロペ・クルスの演技が素晴らしいですね‼️ただアダム・ドライバーはビジュアル的にはエンツォ・フェラーリにはまったく似てないです‼️そしてレースシーンの迫力‼️特に事故のシーンはCGが粗いんですけど、マイケル・マン監督にしてはなかなか残酷な描写でビックリしました‼️事故の責任追及されるフェラーリを描く終盤からエンドクレジットまで、終わりを急いでる印象があって、マイケル・マン監督にしては今作は演出のキレが悪いと感じさせられました‼️そしてやはり私は今作のような伝記映画には頭をひねってしまいます‼️エンツォ・フェラーリはイタリア人で、周りのキャラもイタリア人‼️それをアメリカやイギリス、スペインの俳優がイタリア語ではなく英語で芝居をされても、いまいちリアリティがないと思います‼️
レースの場面凄い
こんなにリアルな映画が作れるなんて監督凄い!それに主役の男優カッコ良すぎ。GUCCIの時もそうやったわ、本物やんって今回も思って、のめり込んで見てた。いつになったらこんな映画作れるかなぁ
One Condition
世界的自動車メーカーの創業者、エンツォ・フェラーリとその妻ラウラの苦悩の時代を描くドラマ色の強い作品でした
カーレースとレーサー/開発者に焦点を当てた「ラッシュ」や「フォードvsフェラーリ」とは少し毛並みが違い、経営者とその妻の強かさと傲慢さが印象的な「ハウス・オブ・グッチ」寄りか(くしくもこちらもアダム・ドライバーさん主演)
作中一貫して良かったのはペネロペ・クルスさんの演技
最後の「願望」に彼女の苦悩全てが回収された感じで、あれがなければ読後感はかなり変わったかも
そして史実でもエンツォはそれを守った様です
実質的な条件だったんですかね
という事でドラマパートも見応えがありました
ありがとうございました
終盤、カーレースの臨場感はスタイリッシュなアクションが素晴らしいマイケル・マン監督の真骨頂
1957年という時代設定、レトロな車の疾走・建築物・風景に目を奪われていたら突然・・・
車酔い注意
特に車が好きというわけではなく、フェラーリは馬のマークの速い車というくらいの、知識とも呼べない浅い情報しかないけど、予告編が面白そうだったから鑑賞。
エンツォは傲慢だし、ラウラはヒステリックだし、まあ好きになれない二人。
しかし終盤のラウラは、なかなか肝の据わった感じで嫌いじゃない、がその直後、やっぱり好きになれない人だった。
流石にレースのシーンは圧巻の迫力、だけど酔う。体質の問題だろうけど、あまり前列だと気持ち悪くなるかも。
しかもあんなん知らなかったから、不意打ちの衝撃に驚いた。
とはいえレースシーンだけでも観る価値はあったかなと思う。
アダム・ドライバーは太ったり痩せたり老けたり若返ったり、デフォルトの状態は一体どれなんでしょう?
<2024年も半分過ぎたので上半期のお気に入り10>
石岡タロー
あんのこと
梟ーフクロウー
ルックバック
青春18X2
夜明けのすべて
アーガイル
弟は僕のヒーロー
コット、はじまりの夏
悪は存在しない
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