「感動ポイントがない‼️」フェラーリ 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)
感動ポイントがない‼️
フェラーリの経営不信。家庭のゴタゴタを吹き飛ばす
起死回生の公道1000マイル疾走するレース「ミッレミリア」の
準備と、その結果。
肝心の「ミッレミリア」がフェラーリのレーシングカーの大破して
観客を巻き込む大惨事で終わりますから、
どう考えてもスカッとする後味の良い映画ではありません。
カーレースの映画としても赤い車ばかりで、他社との区別が
殆どつきません。
人間ドラマとしても薄くて「フォードvsフェラーリ」の
クリスチャン・ベールのキャラクターの足元にも及びません。
【車を愛した】
【息子を愛した】
この二つも感涙するほどではない。
公道1000マイルをレーシングカーが走る?
ヨーロッパの道路って割と狭いですよね。
そこを時速300キロとかで走るって、やはり無理がある。
この年の大惨事で「ミッレミリア」は中止になってしまったそうですね。
妻ラウラ(ペネロペ・クリス)とエンツォ・フェラーリの
同志とも言える関係。
ラストでラウラがエンツォから貰った小切手を換金した件。
会社経営の知識が全くなくてよくわからないのですが、
結果的には破産前に
ある程度まとまった現金を手にして事件の処理に役立ったような
そんな気がしましたけれど・・・どうだったんでしょうね。
愛人に生まれた息子のピエロは現在のフェラーリの副社長だとか。
ラウラが「私の生きている間は認知してフェラーリと名乗らせないで」
と条件を出してましたね。
エンツォ・フェラーリさんって、優しいんだか?
優しくないんだか?
どうにも掴めない。
この辺りも感動出来ないんですよね(笑)
〉感動ポイントがない
フェラーリのファンって、映画が始まる前からすでに先入観で「感動」しているので、目がふさがれてるんです。
だからストーリーとか、事故とか、妻とか、もうそんなことどうでもいいのです(笑)
男の子はスポーツカーが大好きのアホなんですよ
ご容赦くだされ‼️
😁🖐️