「車を愛する者の顔と、経営者の冷徹な顔」フェラーリ ゆり。さんの映画レビュー(感想・評価)
車を愛する者の顔と、経営者の冷徹な顔
鑑賞日7月7日。エンツォ・フェラーリの伝記ではありませんが、レーサーだった頃の運転を楽しんでいる様子、経営者になってからは、息子の死、妻との距離、愛人宅では安らぐ、様々な場面がありました。
フェラーリ社が創業して間もない頃の自動車会社の実情や、当時のレースの様子が興味深かったです。町中を駆け抜けるミッレミリアは迫力があり、人々が熱狂するのも分かりますが、安全面にはかなり問題があり、命がけでレースをするレーサーは英雄ですが、私はあんな危険なレースを間近で見たいとは思わないです。
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