「モリゾーや」フェラーリ tomokuni0714さんの映画レビュー(感想・評価)
モリゾーや
本田宗一郎が本作を観たらどんな感想を吐露するのか
そればかりを気にして観ていた。
車という製品は戦時中に大幅改良が計られ
全世界の主要競争製品となった訳だが
イタリアだけが、少し違う方向を見ていたのだろうか?
それを考えるのに鋭く切り込むシーンともなり得る、フィアットとの会話が僕にはとても感慨深く写り
妻ラウルがノーコンディンションと言いつつも
願望として伝える上で、息子とエンツォの話題を出す
シーンがとてつもなく染み入ったのは嘘ではない。と思う
経済と言うリアリズムに向き合いすぎることで
ロマンとファンを枯らしてしまった世界に深く突き刺さる
名作◎
追記
僕の知る限り情報だが、確か今のフェラーリは
中国資本だったかと◎
GODIVAもそうだが、その点も加味してみる必要はありそうだわ。
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