「One Condition」フェラーリ KENさんの映画レビュー(感想・評価)
One Condition
世界的自動車メーカーの創業者、エンツォ・フェラーリとその妻ラウラの苦悩の時代を描くドラマ色の強い作品でした
カーレースとレーサー/開発者に焦点を当てた「ラッシュ」や「フォードvsフェラーリ」とは少し毛並みが違い、経営者とその妻の強かさと傲慢さが印象的な「ハウス・オブ・グッチ」寄りか(くしくもこちらもアダム・ドライバーさん主演)
作中一貫して良かったのはペネロペ・クルスさんの演技
最後の「願望」に彼女の苦悩全てが回収された感じで、あれがなければ読後感はかなり変わったかも
そして史実でもエンツォはそれを守った様です
実質的な条件だったんですかね
という事でドラマパートも見応えがありました
ありがとうございました
終盤、カーレースの臨場感はスタイリッシュなアクションが素晴らしいマイケル・マン監督の真骨頂
1957年という時代設定、レトロな車の疾走・建築物・風景に目を奪われていたら突然・・・
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