「『どう』」あの歌を憶えている ぱんちょさんの映画レビュー(感想・評価)
『どう』
映画紹介の「忘れたい記憶を抱える女と忘れたくない記憶を失っていく男が出会い、互いに支えあいながら希望を見いだしていく姿を優しいまなざしでつづったヒューマンドラマ」って凄く上手くまとめてて過不足なく伝えてくれるんだけど、大事なのはむしろ『どう』出会って、『どう』支えあうのか、ってこと。
どう考えても持続性のない関係性だが、お互いにとってお互いでなくてはならなかったのだ、ということはよく分かる。
ジェシカ・チャステインとピーター・サースガードがぎこちなく関係を築く二人を情感たっぷりに演じているし、アナ役のブルック・ティンバーさんも素晴らしかった。(本作の肝はアナだと思う…)
惜しむらくは、邦題ほどにプロコルハルムの『青い影』は重要ではなかったこと。好きとは言ってたけどね…
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