「僕なら、"鰻のかば焼き"風 お湯スープを飲むでしょう」潜水艦コマンダンテ 誇り高き決断 YAS!さんの映画レビュー(感想・評価)
僕なら、"鰻のかば焼き"風 お湯スープを飲むでしょう
日本海軍"イ503潜水艦"に成った 有名な潜水艦が主役の戦争映画なので、鑑賞しました。
海の男達であり、それでも楽しむことを忘れない"ザ・イタリア野郎"が戦争に直面する姿勢が、趣があって面白いが、
2人めに戦死する"自己犠牲精神"には、感動する。
映画中、明治天皇陛下を敬う、艦長の話のくだりがでますが、
この艦は、ドイツ軍「ラコニア号事件」に実際に関わり、その後はシンガポール・日本へ派遣された
非常に数奇な運命を生き抜く潜水艦で、転属しなかった乗組員達は、その後 日本人となり、現在でも 遺族が日本で暮らしています。
本作に描かれた救助エピソードが、事実であったか疑問に思いますが、
エンジン モクモクの潜水艦は、他潜水艦映画以上に時代考証は正しいです。
本作は「眼下の敵」「Uボート」に並んだので、見るべき映画だと思います。
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