「イタリア・ベルギー戦争映画なのに日本が出てくる日本人として嬉しい映画」潜水艦コマンダンテ 誇り高き決断 jazz須磨さんの映画レビュー(感想・評価)
イタリア・ベルギー戦争映画なのに日本が出てくる日本人として嬉しい映画
潜水艦映画と聞いて、危機を突破して任務を果たすor知恵を絞って敵を欺き戦果を上げる等、その国の国民にとってはスカッとする映画だろうと思っていたら、さにあらず、戦争モノと言っても勝者のいない実話を基にした話で、軍人である以前に海の男の生き様を描いたものでした
戦争だから自分たちが生き残る為に人を殺す、この状況では相手が死ぬと判っていても、戦争下だから助けないではなく、同じ海の男としてどうする? どうする?
敵を助けても、戦争中に生まれた我が子の成長を見守る事もなく死んだ、イタリア潜水艦艦長が、明治天皇のお言葉を口に出されたのに、大ビックリ!で驚きました
それ程、日露戦争で小国日本が大国ロシアを打ち破ったのは、軍人にとっては、大変な驚きと共に、戦術にも関心が高かったのが伺え、イタリア・ベルギー映画なのに、日本人として嬉しくなりました
この映画は、女性にも、戦争映画だから見ないではなく、是非見て欲しいナと思う映画でした
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