劇場公開日 2025年2月14日

愛を耕すひとのレビュー・感想・評価

全73件中、61~73件目を表示

3.0ケーレン

2025年2月15日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

開拓に立ち向かった。

苦労した。邪魔もあったけど、成功した。

ラストは、どういうこと?

コメントする 4件)
共感した! 13件)
完

4.0封建制度

2025年2月15日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ついこの前見た太陽と桃...に出てきたスペインそしてフランスは意外にも食料自給率が100%だと聞いてびっくり しかし同じヨーロッパでもデンマークがまさかそれ程荒涼としていてやせた土地だったとは知りませんでした そしてサディスティックな領主様と酷使される労働者、南部🇺🇸の綿花畑みたいで昔はどの国でもそう変わらないのかなと思った
登場人物は全員実在しているのか、また劇中起きた事もすべて事実なのかは分かりませんが、マッツ・ミケルセン演じる土地ガチャや嫌がらせに屈せず、苦労して育てたジャガイモ畑には胸が熱くなりました 恵まれない環境で、物事をゼロから始めるには不屈の精神が必要なのだ

コメントする (0件)
共感した! 16件)
ゆう

4.0複雑な人間ケーレンはマッツしか演じることができない

2025年2月15日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

難しい

頑固で軍人魂が体と生活に染み込んでいるケーレンは、全くもって開墾不可能な国王の所有地ヒースの開拓をし成功したあかつきには貴族の称号を得たいと願い出る。肥沃とは程遠い、ただただ広大な北の寒々しい土地。見ただけで倒れそうな、不毛を絵に描いたような大地だ。軍人の前は庭師だったケーレンはたった一人であちこちで地面を掘って土の様子を見る。やっと黒いほっこりした土を見つけるが大地そのものがやっぱり広すぎて倒れそうになった。

何度も倒れそうになった私は、マッツ演じるケーレンが頑固で冷徹一辺倒でないことにだんだんと気がつく。誠実で嘘を言わない。人を見る目がある。若い成り上がり貴族からの嫌がらせも邪魔も拷問も耐え抜く。その姿に使用人のアン・バーバラとダメ貴族のいとこで婚約者とされているエレルはケーレンを助ける。二人ともケーレンを愛しているが対立せず協力するところがいい。

ケーレンは冒頭でタタール人の少女アンマイ・ムスに既に出会っている。肌が浅黒いのは不吉だとドイツ人入植者に忌避されて仕方なく彼女を修道院に入れ、その後彼女を引き取りに行くという何回かの別離と再会を経て、ケーレンは彼女の「小さいパパ」となる。ケーレンの開墾と測量を手伝うアンマイ・ムスとの出会いはケーレンを確実に変えた。もともと備えていた優しさと愛がケーレンの中でほっとしながら花開いたようだった。セリフ少なく、以上のことをマッツは表情と目で説得力もって表現した。

この映画を見ていて、ドイツの作家クライストの小説「ミヒャエル・コールハース」を思い出さざるを得なかった。そのコールハースをマッツが演じた映画があるようだがまだ見ていない。見なくては!

おまけ
1)ドイツ人は「ジャガイモ食い」であると自虐的に表現したり言われたりする。でもどの国にもジャガイモを使った美味しい料理がある。この映画でもジャガイモとドイツ人の入植者が大きな役割を果たしている。
2)この映画では大尉としての退職軍人で年金(18世紀にも年金あったのか!軍人だから?)を開墾に使うマッツ。Netflix配信「Polar」でマッツはあと1週間で定年を迎え退職金を貰えるはずの殺し屋。マッツの実年齢と近い設定が面白い。両方の映画にマッツが老眼鏡をかけるシーンがある。とても好きな箇所だ。

コメントする 11件)
共感した! 35件)
talisman

4.0マッツに耕せないものはない!北欧の荒野と観客の心をマッツ・ファミリーが力強く豊かにするエピック

2025年2月15日
Androidアプリから投稿

今度のマッツは、開拓不可能な荒野開拓ミッション!"王の家"で見捨てられた人々が身を寄せ合う反骨の ― そして18世紀でありながらまさかの ― 疑似家族モノ。
成功した際の見返りとして貴族の称号と引き換えに、大尉が年金から自腹をきって開墾の命を名乗り出る。つまり、アクション映画おなじみ設定「伝説の〜」系な元軍人の余生(眠れるライオンを起こすな!←前フリ)からの、疑似家族からの、そして娘が嫁ぐ小津作品?そんな彼に、「人生はカオス」を口癖モットーに人の命を屁とも思わず平気で人生をブチ壊す横暴で報いを受けるべき有力者が、妨害工作の横槍を執拗に入れてくるストレスフル不愉快指数な展開が続く。中でも熱湯のシーン、本当に耐え難かった…。
映画は対立と障壁=葛藤があってこそ、より豊かになる!『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』『特捜部Q』シリーズ脚本家ニコライ・アーセル監督 ✕ 我らが"北欧の至宝"マッツ・ミケルセン主演 = 『ロイヤル・アフェア』コンビ( & マッツ作品おなじみアナス・トマス・イェンセン共同脚本)による壮大かつ雄弁な本作は、マッツのフィルモグラフィーとしては恐らく『偽りなき者』に次いでストレスフルな観賞体験で、気軽には見直せないタイプの作品であるが、一見の価値はたしかにある力強さだ。
言わんとすることはわかるけど、これ見よがしにクサい邦題はご愛嬌。それは家族を手放してまで叶えたい(叶える価値のある)夢か。…最後に彼がたどり着いた答えとは?マッツが観客に北欧の荒野を案内してくれ、最後には観客の心までも耕して豊かにしてしまう。

小さいパパ、お兄さん
「南方の子は不吉」

勝手に関連作品『愛を積むひと』『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』

コメントする (0件)
共感した! 11件)
とぽとぽ

5.0個人的には今年一番を更新

Mさん
2025年2月15日
Androidアプリから投稿

だったのだけど、一緒に行った人の評価はさほどでもなかった。
物静かだが信念のある牧師さんは素晴らしい。人として尊敬する。

コメントする 10件)
共感した! 27件)
M

5.0一体 どんな結末じゃァ💢 でも 雰囲気は最高でした。映画館で確認を

2025年2月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

こういう作品は 芸術🎨臭が漂ってお客様入らないのが定番

予想どおり 観客一桁

でも 芸術作品というより 大人なら 誰でもわかる 共感❗️作品でした。

マッツ・ミケルセン&デンマーク🇩🇰

007『カジノ・ロワイヤル』 と言うより 一瞬『慰めの報酬』かと思ったら 違った。
非常に 人間臭い 人間の強さ 弱さ 孤独 が感情を揺さぶった。

善🆚悪の図式が明白 なのがわかりやすく 共感。
鉄面皮の俺的には泣くほど😭じゃないけど 『惹きつける力のある』とっても共感  やレェ やレェ🫵🫵作品。

18世紀 デンマーク🇩🇰北欧の開拓の厳しさ 農家の大変さが身に染みた。

仮の家・的な 結びつき 子役が良かった。

尺は適切です。

マッツさんの表情から感じとる作品。

悪役がコレまた すごい畜生 悪い奴なんだわ コレが 詳細は映画館で

時代背景も デンマークの自然 気候も 誰でもわかるようにできている
マジ 『頑張れぇ』って思ったよ❗️

🈶有料パンフは@1,650円で 『パンフというより 普通の本📕プチ写真集的な』
ほぼほぼ 写真集&コラム多数 コラム読まなくても写真集でいいんではないですかね❗️写真集ですよ 清々しい

まあ 気持ちを感じる作品 叙情的ともいう🎯
どういう結末じゃァ💢 皆さん映画館で確認して❗️芸術的ですが 『芸術作品では無い』ように感じました。
普遍的作品とも言います。大人なら 誰でもわかる 感情移入できます。たぶん🤔だけどね。

あっ‼️有料パンフ🈶読んで無いけど 写真集眺めただけで満足です。

まあ ポップコーン🍿は似合わないけど 普通に応援したくなる作品でした。

コメントする 10件)
共感した! 26件)
満塁本塁打

4.5マッツの深さを改めて知る

2025年2月15日
PCから投稿

マッツ・ミケルセン主演ニコライ・アーセル監督による、壮大なデンマーク開拓史物語。
脚本には「ライダーズ・オブ」のアナス・トマス・イェンセン。それとグスタフリンも一緒でしたね。そういえば本作もマッツは軍人役です。
果てしなく厳しい大地と自然が美しく、そこにある人間のドラマが分厚い作品。
貴族の称号をかけ、手付かずの荒地を開拓する。
その無謀とも言える野望の裏にあるのは、きっと自分たちを捨てた父への「成り上がり」という復讐心だったのでしょう。
暴君と言える執拗な有権者との争いの中で、小さな灯りが灯っては消えを繰り返す生活。
思いやりなど無い彼がそんな暮らしの中で、逃亡中に夫を亡き者にされた使用人や、家族に捨てられた少女と生活を共にするうちに温かみを知る。
その中でみせるマッツの芝居が素晴らしすぎるんですよ。
特にシワの刻まれた表情が実に良い。
一番印象的なのは少女アンマイ・ムスとの別れ。
一度目の別れの悔しさもですが、二度目の別れは寂しさを堪え笑顔で送り出すその心情はものすごい響きました。
そして再び孤独になって思い知る家族の大切さ。
彼の一番大切な事は何かに、そこでようやっと気付いたよう。
積み上げたものを捨てそこへ向かう彼に、ようやっと平穏が訪れたように見えました。
その波乱に満ちた人生の描かれ方、とても素晴らしかったです。
何より、マッツ・ミケルセンの深さを改めて知る作品でもありました。

コメントする (0件)
共感した! 20件)
白波

5.0マッツの演技が素晴らしすぎる!

2025年2月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

知的

素晴らしい作品に出会えて良かったです。
映像も演者の表情もどれも自然でなんとも美しい。
貴族以外の人間の薄汚れた格好は観客にまで臭いが感じられそうなほどリアル。
派手な演出は全くないからこそ演者一人一人の演技がとても光ってる作品だったと思います。
権力や名声、差別に振り回される人生、とてももどかしくて悲しいです。
そしてマッツ好きにはマッツがずっと過酷な状況にいるのを見ているのが辛い…笑
幸せニコニコ時間が少ない…!
牧師さん、ライダースオブジャスティスの子です。数少ない綺麗どころです。
ラストは「ん?」と思うところが何点か。
ラストを知ったうえで演者の演技をゆっくり観るためまた見返したいです。

コメントする (0件)
共感した! 18件)
もちこ

4.5愛を耕してきました〜!

2025年2月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

マッツ演じる主人公ケーレン大尉の見どころ満載でした〜!理不尽&過酷な環境下でも、1つの目標に向かって突き進む真っ直ぐな精神の持ち主 ウブなマッツから、カッコいいマッツまで、全て素敵でした! 執念深い非道な領主シンケルのおかげで、より一層マッツが引き立つ 多くの犠牲を払いましたが、ラストが良かった♡

コメントする 2件)
共感した! 17件)
サラ

4.5重厚で壮大な傑作

2025年2月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

デンマーク開拓史上の英雄 (つまり実在の人物?) を描いたデンマーク・ドイツ・スウェーデン合作映画。
結論から言うと、ちょっと昔の映画を思わせる重厚で壮大な傑作だった。大スクリーンで観るべき映画。
荒野に挑むマッツ・ミケルセンの信念・執念と、それに敵対する大自然と権力者。そして期せずして育まれる疑似家族の愛情。
厳しい自然の描写も良いが、案外血みどろな顛末と素晴らしい回収。もぅ、「映画を観た!」って満足感。
観るべし!

コメントする 2件)
共感した! 13件)
ぱんちょ

3.5すごい時代であった。

2025年2月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

壮大であった。
荒れ狂う大自然と闘い、常軌を逸した極悪貴族と戦い、納得いかない国の対応にも負けず、とにかく痩せた広大な土地を開拓することに心血を注ぐ彼。
でもそこまでして彼が本当に欲しかったものは、名誉なのかお金なのかそれとも。。?

彼に足りないものは、彼自身は身分だと思ったのかもしれないけど、彼が心から満たされたのは多分愛だよなぁ。
彼の仕事ぶりを見るうちに、みんな彼が好きになって彼の周りに大事な人が増えていき、優しい愛が育っていくのがとてもよかった。

気が狂ってるとしか思えないサド貴族の暴虐の限りに、始終気分が悪くて、人間をまるで子どもが人形に乱暴するように弄ぶ様に反吐が出たわ。

その悪魔(もはやあいつは悪魔)が住んでる豪奢な邸宅も、メイドさんたちのお洋服も、姫の衣装も、とても美しくて眼福なのに何一つ心が踊らずずっと胸が苦しかった。
美しいものが大好きな私のトキメキを返せ!!と思ったよ!!

とりあえず、悩み耐え忍ぶマッツ氏を存分に堪能できました。
マッツ氏のファンの方におすすめです。
アフタートークでも出てたけど、すごくモテモテなので、彼じゃないと無理だったと思う。
かっこいいもんな、マッツ氏。

コメントする (0件)
共感した! 13件)
icco

4.0アマンダ・コリン

2025年1月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

2025年1月29日
映画 #愛を耕すひと (2023年)鑑賞

北欧の至宝 #マッツ・ミケルセン が、18世紀のデンマークを舞台に、地元の有力者からの圧力や自然の猛威に立ち向かいながら、荒地の開拓に尽力する退役軍人を見事に演じた壮大な歴史大作です

@FansVoiceJP さん試写会ありがとうございました

コメントする (0件)
共感した! 10件)
とし