「不憫すぎるマッツ」愛を耕すひと TRINITYさんの映画レビュー(感想・評価)
不憫すぎるマッツ
本日3本だて
痛快アクションのトワイライトウォリアーズからのファイアーブランド&愛を耕す人
ヨーロッパの重くて暗い歴史物の2本連続はきつかった
昔は身分の差が激しく庶民の命がこんなにも軽く扱われた現実を映画で観ると毎回憤りを感じます
ディカプリオのジャンゴで腹が立ちまくった記憶が蘇りました
しかしとことん不憫なマッツが悲しすぎた
実話を元にした小説の映画化らしいので是非原作を読んでどこまでが真実なのかを知りたいところです
ちゃんと歴史に名を残せた人だから小説になったんだろうな、と思いたい
不憫な生まれから恵まれない人生を生き、強い意志をもって貴族に成り上がる
そんな目的を揺るがない鉄の意志でやり遂げる様は本当に見事だった
雪の日も血の雨がふる夜も、たった一人でも負けない強い意志
夢を叶える事を原動力として生き、そのために失ったもの
夢が叶った時に夢は夢でなくなり現実となる
生きる原動力が消え果てた時に残ったものは
手に入れた金と権力がいかに虚しいことだったのか
長い年月をかけて彼が悟った人生に必要なもの
生きる意味
結末はあれで良いんだよ
人生で大事なものはお金じゃない
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