「博士が見た未来のフラッシュバック」オッペンハイマー 元無音声8mmマニアさんの映画レビュー(感想・評価)
博士が見た未来のフラッシュバック
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2023年の全米公開時辺りで広島サミットが行われており、電撃訪日していたゼレンスキー大統領が原爆慰霊碑の前で神聖な気持ちで頭を下げていた事を全世界に中継されていたのに『バーベンハイマー』とふざけた言葉が一気に見る気が失せた。
戦後の我々日本人は漫画『はだしのゲン』で放射能による原爆症のグロテスクな模写を見ている。
また戦後、ウランやプルトニウム爆縮形の核爆弾よりも強力な原水爆のキャッスルブラボー作戦が行われた時、第五福竜丸が死の灰を浴びて船員の放射線障害を受けていたと日本の医師が主張していたのに、合衆国側は肝炎だと嘘の主張をしていたのをドキュメンタリーで見た。
オッペンハイマー博士は、現代の世の中でICBMの核武装の未来をラストのフラッシュバックで描かれていた事から、時間を戻す事が出来ない事をやってしまったことに酷く後悔して苦悩されていた個人的な映画だったので、オスカー賞を取ったのは頷けます。
この映画で、どんなことがあっても核を使ってはならない事も主張しているように思います。
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