「どう観ていいのか良くわからなかった」オッペンハイマー 赤福餅さんの映画レビュー(感想・評価)
どう観ていいのか良くわからなかった
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アカデミー賞受賞作品ということで一層楽しみにして観に行ったのですが、『伝記』を描きたかったのか、『戦争というものに振り回される人々の思惑』を描きたかったのか、もしくはそれ以外なのか… 私の頭ではストーリーに追い付きませんでした。
オッペンハイマーという人に最後まで感情移入ができずに終わってしまいました。
なので結果『軍部にいいように使われた哀れな科学者のお話』としてしか観れませんでした。
一人で原爆を開発したわけではないのに、詰め腹を切らされただけだったようでした。
どこの国でも政治家が一番偉ぶるのでしょうね。
せめて広島・長崎に落とされた事による民間人死者数を『11万(だったと思う)だぞ!』と問い詰められた際に、『じゃああんたは何人だったらいいというんだ!』的な発言があればちょっとは感情移入できたかもしれません。まぁそれが言えてれば映画にならないんですけどね。
あと、台詞の数が多いのと、スピードの速さにもついていくのに必死でした。とにかくどのシーンでも誰かがしゃべってる感がありました。
次観る時には吹き替え版でみようと思います。
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琥珀糖さんのコメント
2024年5月4日
共感ありがとうございます。
11万人が死ぬ・・・そう分かっていても、投下する。
その非情。
オッペンハイマーは開発に携わった開発者ですものね。
トルーマン大統領(ゲーリー・オールドマン)の太々しさが
腹立ちましたね。