「原爆の恐ろしさと人間の愚かさ」オッペンハイマー ぽよんさんの映画レビュー(感想・評価)
原爆の恐ろしさと人間の愚かさ
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まず、主人公に共感出来なかった。学生時代、実験が苦手だからといって、教授の林檎に青酸カリを注射器で注入するなんて。その後も、不倫して相手が自殺したり、奥さんが出産後アル中になると、友人に赤ちゃんを預けたり。問題から逃げてばかりいる人物だ。学者としては優秀なのかもしれないが、原爆の実験に成功してから、やっと陸軍に兵器として使用されることに気付くとは。あまりにも想像力が無い。
原爆の実験での映像がリアルだった。 炎、爆風、光、地響き。恐怖を感じた。この映像体験だけでも観る価値はあった。今日も地球ではあちこちで戦争が起きている。愚かな人類が生きている限り、戦火が消えることは無いんだろう。
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