「いと難解」オッペンハイマー 今この時を大事にさんの映画レビュー(感想・評価)
いと難解
とにかく回想シーンの理解がハイレベル。キャラが沢山登場するのもあって、入れ替わり立ち替わり話をしても「誰だっけ?」「こいつは味方か?」と脳内フル回転。
後半になってストーリー構成が読めてきたが、この情報過多のおかげで途中で正確に忠実に理解しようとするのは諦めました。
真実を解き明かすことは決して正しいことではないという科学者の悩み、葛藤、後悔。
アメリカの軍事力誇示のために何十万人もの市民が亡くなった広島長崎。アメリカ人はアメリカ人の命が助かればそれでいいという自国史上主義と戦ったオッペンハイマーの姿勢は、人間的でした
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