「原爆をつくったのも人間」オッペンハイマー Eijiさんの映画レビュー(感想・評価)
原爆をつくったのも人間
1945年8月6日は言葉通り、「世界は今日を忘れない」という日になりました。
原爆がプロメテウスではなく人間によってつくられたこと、様々な苦悩を伴ってつくられたことを説得力をもって描いて示されました。
7月の実験の成功に向けたカウントダウンは、現在日本で観ている私にも高揚感をもたらしました。その後のオッペンハイマーの気付には救われた気がしますし、政界との軋轢は現代にも通じるものを見せられました。
「今に分かるさ」って日がいつ訪れるのか考えるのは虚しい気もしますが、そんな日が来ることを期待したい。
どんな議論があったのか分かりませんが、海外での公開に合わせて鑑賞したかったです。
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