劇場公開日 2024年2月9日

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身代わり忠臣蔵のレビュー・感想・評価

全124件中、21~40件目を表示

3.0含まれる皮肉は痛烈無比

2024年6月24日
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鑑賞方法:DVD/BD

<映画のことば> 「ちょっと待て。もし戦ったら、吉良の家臣もただでは済まんぞ。」 「家のために死ぬのが武士というものです。」 「命より、お家が大事か。家臣あっての、お家じゃねぇのかよ。」 <映画のことば> 筋を通した赤穂を討つのか。 武士ってのは、哀れな稼業だねぇ。 自らの判断ミスを糊塗するための幕府の「のらりくらり」「時間稼ぎ」のせいもあって、赤穂の仇討ちが不可避と知るや、硬軟両方の方策を構じ、それでもダメなら自らの身代わりを明らかにすることで、無用な殺生を避けて、事態のソフトランディング(軟着陸)を模索するー。 実際の「本物」は、家臣が討ち入り隊と戦っている間も、屋敷内の漬け物小屋に隠れていたという説もあるようですが(本作での吉良家の重臣・斎藤の趣味が漬物という設定だったり、モノホンの上野介の遺体の防腐処理のやり方が「あの方法」だったのも、意外とその意味?)、自ら名乗り出ることで彼我の犠牲者(死者、怪我人)を最小限に抑えようとする姿勢には、素直な感銘を覚えます。 「寄らしむべし、知らしむべからず」とか、為政者(幕府ひいては行政?)の無謬(むびゅう)とか、「武士の誇り(一分)」などなど、(今でもお役所には脈々と生き残っているかような?)頑迷固陋(がんめいころう)ともいうべき幕府の旧慣を痛烈に皮肉り、「吉良と赤穂の大芝居」でそこに風穴を開けようとするかのような本作は、ある意味では痛快無比というべきでしょう。 言ってみれば「歴史エンターティンメント」ともいうべき一本なのですけれども。 しかし、笑いの中にもしっかりと痛烈な世相風刺(皮肉?)が仕込まれていた点で、なかなかの作品に仕上がっていたのではないかというのが、本作に対する評論子の評です。 佳作であったと評することは、決して誇張ではないと思います。 (追記) 「適材適所」とでもいうべきなのか、見事なキャスティングで、ムロツヨシのキャラクターが活きていたと思います。 (追記) この時代の密談の場というと、やはり川面に浮かべた屋形船で一献傾けながら…ということになるのでしょう。 何となく、舟の居室には背を向けて何も聞かなかったふうを装っていた船頭さんではありましたけれども。 ことあと、斬られちゃったりしたのでしょうか。「機密保持」の観点から。 屋形船というと、そういう密談の場として使われるというのが「よくある設定」であれば、その船頭というのも、ある意味、命がけの商売かとも思いました。

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talkie

3.5本物を超える

2024年6月15日
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鑑賞方法:DVD/BD

身代わりが本物を超える。 こんな忠臣蔵があってもいい。 初めから身代わりが殿さまだったら、歴史は変わっていただろう。

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上みちる

3.5コメディじゃないな。

2024年5月23日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

 コメディと思いきや・・・って、ほとんど笑えなかったんだもん(笑) どちらかというと、ハートウォーミングな「いい話」でした。主演のムロツヨシの醸し出す「いい人」感が、ちょっと小っ恥ずかしいヒューマンドラマとなっていました。  もちろん私は否定しているのではなく、本当の「赤穂事件」もこんな感じならいいのになぁなんて思いましたし、罪人としての「打首」よりも、「切腹」のほうが遥かに名誉であるということも気付かされました。

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邦画好き

3.5笑い/感動

2024年5月16日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

楽しい

書籍は読んでないのですが 忠臣蔵が好きで鑑賞。 笑い、感動ありで楽しめました。 コメディ強めかなと思っていましたが感動できました。 史実の大筋は曲げず、うまく身代わり要素を取り込んでおりストーリー、シナリオ展開がうまいなと感じました。 大石内蔵助が山科へ隠棲したり、清水一学が二刀流だったり細かな設定も史実に沿っている点もよかったです。

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みやもん

3.5⭐︎3.8 / 5.0

2024年5月11日
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鑑賞方法:映画館

2月24日(土) @映画館 身代わり忠臣蔵 --- 吉良上野介の隠し場所が雑〜😆 「ムロツヨシ過ぎ」なくて良かったかなw --- #movie 🎬2024 #備忘録 #身代わり忠臣蔵 #映画 #映画鑑賞 #映画レビュー #映画好き #映画好きと繋がりたい #映画好きな人と繋がりたい

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まー。

3.0笑えなかった

2024年3月21日
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# 前半 ムロツヨシに笑えなかった。 たとえば同じく個性派俳優である佐藤二郎は「変な家」で作風のトーンに合わせつつも自分のカラーを出していた。 だが本作のムロツヨシからは、作品に合わせたトーンではなくて、単にいつものムロツヨシの主張が出てしまっている気がした。 あとはなんだろう。本作もコメディではあるのでコメディタッチの演技が合っていても良さそうなものだが、やはり時代劇はもう少し真面目寄りなテイストの方が良いと思った。 僕が最初にムロツヨシを知ったのはコメディ番組の「LIFE」の頃だったけど、やはりムロツヨシは全く真面目さのないコメディで輝く役者なんじゃないだろうか。勇者ヨシヒコもそうだったし。 # 効果音 人の動きに合わせて「ビヨーン」とか「ピョコピョコ」とか効果音を入れてまで笑わせようとしてくる。 昭和初期のコメディみたいだ。 # 後半 後半はコメディタッチはなりをひそめ、人情真面目路線に変わって行く。 # 剣豪 吉良家の強い人。どこかで観た俳優だと思ったら北野武の「クビ」に出てきた蘭丸役の人だった。 怪しくて良い雰囲気。 # 吉良の家臣 一見真面目だが、吉良のことが大好きで、実は吉良のS具合に快感を感じる変態。林遣都は良い味を出していた。 # ジタバタ芸 ムロツヨシがめちゃくちゃ速いスピードでジタバタする芸は面白かった。

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稲浦悠馬 いなうらゆうま

3.0コメディが弱い

2024年3月20日
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鑑賞方法:映画館

タイトル通り吉良上野介になりすます弟、孝証の話 コメディは好き嫌いがあるので、個人的にはあまりハマらなかった。 いい話にするにしても、もっとキャラクターを深く描写してくれないと泣けないように思う。 話の流れはよかったし、コメディが好きな人ならもっと評価が高いと思う。

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ひとふで

5.0「名言いい」

2024年3月14日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

興奮

今年32本目。 人間万事塞翁が馬これでこの映画見て本当に良かった。自分の座右の銘の1つでもあります。忠臣蔵にこんなストーリーがあったらと言う話しが面白過ぎる。2019年8月「引っ越し大名」など歴史小説、まだまだ興味を惹き付ける作品があって嬉しい。ムロツヨシさん映画たくさん出られていますが代表作になったのではないでしょうか。

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ヨッシー

4.0食べず嫌いではありません

2024年3月12日
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鑑賞方法:映画館

ムロさん 少し苦手な役者さんでした クセ強くてやりすぎなとこが、あと佐藤二郎さんもね それもこれも全部福田監督の作品だったからということに気づき他の作品も見たら面白い 最近のドラマもなかなか面白かったです(パラリーガルのやつ) 東京乾電池時代の話も面白いしその後かなり努力されたらしいです やっとこの映画で柄本明さんとの共演が叶ったとのこと 観ていてこちらも緊張してしまいました 力のある方はいつかは何とかなる…… のかもしれませんね〜 この作品ですか 面白かったですよ〜〜 ムロさん相変わらずでね

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カルヴェロ

3.0まあまあ

2024年3月11日
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鑑賞方法:映画館

笑える

全体的にまあまあな印象。 まあまあ面白いし、ああいった大石内蔵助もありかな、と。 ムロツヨシ、川口春奈、瑛太などいい俳優がいい仕事をするとそれなりにいい作品になるんだな、と思った。でもまあ二度はないかな。

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VIC

4.5なるほど~(・・?忠臣蔵を喜劇に~👏

2024年3月6日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

面白かった~👏大笑いではないが、心の中でクスクス笑うほっこりした喜劇! 忠臣蔵やけど、まったく重味が無い、軽い軽い、これも有りか~👏 ところで、ヘアスタイルは、日本髪が一番美人に見えると聞いたこと有るけど、大石りく役の野波さんの日本髪良かった、全体が美しかった。 劇場で笑いましょう~☺️

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辛口慢

5.03回目の鑑賞

2024年3月5日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

楽しい

3回目もほんといい。ずっと笑顔でいられて無敵の想いやり。涙腺もどんどん緩んですっかり吉良家の家臣気分。堅苦しいと思ってた時代劇をめちゃくちゃ楽しんでる自分が新鮮。今はもう泉岳寺や吉良邸跡を巡りたい。四十七士になれたことは一生の宝物。ほんまおおきに!

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るいまーる

4.0パラレルワールドの「忠臣蔵」。

2024年3月4日
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鑑賞方法:映画館

こんな「忠臣蔵」があっても面白いと思う。実は「忠臣蔵」は、あまり好きにはなれない話である。主君の仇討ちなどというのは、美談のように語られるが嘘が多い。思慮の足りない藩主の尻拭いなど命を懸けてするものではない。本心では気持ちを切り替えて次の道に進みたいのだが、幕府の不公平な処分にも腹が立つし、世間は吉良が悪いと思っているから、主君の仇討ちをしろと藩士にプレッシャーをかける。そんな圧力や流れに流されてやむを得ず吉良邸に押し入ったというのが本当の所ではないか。 この作品が面白いのは、そんな武士の見栄や誇りを大切にしつつも、本心の部分をクローズアップしてコメディに仕立てたことだろう。色々な意見や理不尽さに悩む大石内蔵助は優しすぎるが、それが魅力でもある。吉良孝証は、吉良家からの無謀な要請に嫌がりながらも楽しんでいるように見える。それは皆から頼りにされるという、今までにない経験が嬉しかったからだろう。そんな大石と孝証が組んで幕府が仕掛けた茶番劇をひっくり返すのは、実に爽快である。二人ともふざけているのではなく、それぞれの藩の思いを一身に背負って、自分を犠牲にする覚悟でやっているから真実味がある。 「忠臣蔵」のシリアスな精神は活かしつつ、人間的な面白さで解釈し直したコメディになった。ムロツヨシは異彩を放っているし、その他の人物の演技も生きている良い作品になった。

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ガバチョ

3.5吉良孝証「バカでいいんだよ」

2024年3月3日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

知的

2024年映画館鑑賞14作品目 3月2日(土)シネマ・リオーネ古川 通常価格1900円 監督は『映画鈴木先生』『親物語!!』『ニセコイ』『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜ファイナル』『都会のトム&ソーヤ』『総理の夫』の河合勇人 脚本は『超高速!参勤交代』『超高速!参勤交代 リターンズ』『サムライマラソン』『引っ越し大名!』『水上のフライト』の土橋章宏 吉良上野介の弟が松の廊下で重傷を負いのちに亡くなった兄になりすますコメディー時代劇 吉良弟と大石内蔵助の間で友情が芽生える 名門武家の生まれか覚悟すれば死を受け入れる天晴れぶりは意外な展開 三文芝居の生臭坊主が千両役者に成長する絵巻 監督と脚本家のこれまでの作品実績から見て少なくともそこそこ楽しめることは間違いない ただムロツヨシの演技がうざい いつもにまして鬱陶しい 下積みが長かっただけでは正当化できない 大石内蔵助といえば自分はまず片岡千恵蔵を思い出すがそれを思うと永山瑛太は随分と若く軽く感じてしまう しかし実際何歳で亡くなったかといえば43歳 今の瑛太の年齢に近い なぜか御首級でラグビーを始めてしまう斬新な展開 たけし映画『座頭市』のタップダンスを彷彿させる自由奔放さ 配役 出家し僧になったが真面目に修行せず実家に度々行ってはカネをせびる上野介の弟の吉良孝証にムロツヨシ 吉良上野介にムロツヨシ 大石内蔵助に永山瑛太 貧乏御家人の生まれで孝証を支える吉良家女中の桔梗に川口春奈 孝証を上野介に仕立て上げた家臣の斎藤宮内に林遣都 孝証に厳しい吉良家剣客の清水一学に寛一郎 元赤穂家家臣の堀部安兵衛に森崎ウィン 吉良家家臣で門番の堀江半右衛門に本多力 元赤穂家家臣の原惣右衛門に星田英利 内蔵助の妻の大石りくに野波麻帆 花魁の高尾太夫に橋本マナミ 吉良家家臣の加藤太右衛門に板垣瑞生 元赤穂家家臣の片岡源五右衛門に廣瀬智紀 元赤穂家家臣の奥田孫太夫に濱津隆之 吉原遊女の春凪に加藤小夏 元赤穂家家臣の岡野金右衛門に野村康太 元赤穂家家臣の間十次郎に入江甚儀 浅野内匠頭に尾上右近 徳川綱吉に北村一輝 幕府家老の柳沢吉保に柄本明 ナレーションに森七菜

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野川新栄

3.5塩飴

2024年3月1日
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鑑賞方法:映画館

笑える

幸せ

萌える

楽しかった。けどいつものムロだった(笑) 新解釈見たいのが欲しかったがちょっとさみしい終わり方。 因みに吉良孝訓という人物は確かに実在した人物だが、実際には早くに亡くなられているようだ。

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YOU

4.5忠臣蔵

2024年2月27日
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鑑賞方法:映画館

ああ、忠臣蔵の吉良のいじめってそういう話なんだというのが初めて分かった。 身代わり、赤穂側だと思ったら吉良の身代わり。 作品的にはよかったですが、ラグビーシーンはうんざりした気分に。 まぁ、コメディーだから現代的な競技が出てきてもってとこなんでしょうが。 総じてよかったです。 まぁ、大石と友好を築けても。 大石に身代わりがなければああいう結末になるはわかりますが。 ちょっと切なかった。 吉良邸あとは二回ほど行ったことがあります。 江戸城のすぐ近くやん 江戸城、CGで作っていましたが、あんな感じなんだと思いましたね。 ひらべった、と。中の描写はほかの映画で見たことある気がしますが。 外は意外と初めての気がします。

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ふらんすぱん

2.0良くも悪くも日本的

2024年2月26日
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制作にテレビ局が絡んでいて、若手女優やイケメン俳優に三枚目(ムロツヨシ・佐藤二朗・阿部サダヲ・加藤諒・竹中直人あたりから選択)、そこに場を引き締める大物ベテラン俳優と芸人やタレントを一振りというテンプレート。おそらく出演者はテレビ番組のゲストとして駆り出されていたのだろう。 今回は美男美女ではなく、三枚目のムロツヨシが主人公だ。 主人公が理不尽な権力構造の中を現代的価値観で行動していく。公的なルールと私的な感情を天秤にかけ、悩みぬいた主人公は最終的に一挙両得のどんでん返しで観客を驚かす。テンプレート。 笑いあり・涙あり・宣伝用のややセクシーシーンありの昔ながらの日本のエンタメ映画といった感じ。 あとは打ち取った首を寺まで運ぶシーン。討ち入りでクライマックスだったのに、そのあとにメタくて長くてつまらないあれが入ったせいで作品の質が下がった。 昨今、原作改変が問題になっており、ムロツヨシもその余波で主演ドラマがお蔵入りになったそうだ。俳優の苦労がしのばれるが、それはそうと日本テレビではラグビーが好きで好きでたまらないおじさんが権力を握っているようだ。

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Kenny KAO

4.0ムロツヨシの魅力が炸裂

2024年2月23日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

最近、気になる役者のムロツヨシさん、そして柄本明さんが出ているので観映。 「忠臣蔵」の史実を織り込んだ、コメディ映画だと思って見に行きましたが、笑いだけでなく、泣けるセリフもあり。 往年の時代劇好きの方や歴史オタクの方は、色々文句をつけるところでしょうが、年代関係なく楽しめる内容だと思います。 この役は、ムロツヨシさんでないと出来ないと思いました。 ムロツヨシさんは、いかりや長介さんの渋さと志村けんさんの面白さを兼ね備えていて、ずるいです。(褒めてる) 個人的には柄本明さんとムロさんの演技による師弟対決が、1番胸熱でした。 (ムロツヨシさんは、柄本明さんが主催する劇団「東京乾電池」の研究生だったそうです。) あと、本当に個人的歓喜場所。私の推しのホルン奏者の方が、劇伴に参加されていて、クレジットでお名前を見つけて、1人歓喜乱舞いたしました(笑)

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あやか

3.5軽いコメディ

2024年2月23日
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鑑賞方法:映画館

人情をからめたお気楽コメディ時代劇。 オチは前半で分かっちゃった。 漬け物が得意な家臣の存在は、見せ過ぎだったような。 『総理の夫』『かぐや様は告らせたい』の河合監督らしく、また『超高速!参勤交代』の土橋氏原作・脚本らしく、観終わって特に何も残らない軽さがよい。 観たい映画と他の用事の隙間にピタッと2時間潰すにはいい感じ。 わざわざこれを観に行くのはどうかなぁと思うのが半分、ムロ無双を楽しめる人にはおすすめと思うのが半分。 一週目の興行成績は良さそうだったから、二週目に行ったらガラガラ。 昔はスター映画といえば「忠臣蔵」でしたが、客席の寂しさに、「忠臣蔵」を知らない人が多くなったのかもなとため息。 スターのギャラ、大人数キャスト、セット…… 採算に合わなくなったのかなぁ。 時代劇自体も下火だし。 忠義の心や武士道が時代に合わなくなってきて、今や政府意向に逆らう集団テロって見方もできますしねぇ。 それと、本作にはほんのりありましたが、恋愛要素が薄くなりがちなのと、歌舞伎役者系やムロさんのような顔の濃い個性派が配役を占めると、なかなか女性ファンもつかないだろうし。

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コージィ日本犬

4.5納得できたところとものたりなかったところ

2024年2月22日
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鑑賞方法:映画館

 エンドクレジットで原作が紹介されたので、主な筋書きはそこからできていると推測した。レビューをみると、原作を単純化した部分もあるようだ。ただし、脚本も原作者が作成しているので、自分で取捨選択された結果なのだろう。  敵との共謀に関して言えば、犠牲を少なくという趣旨はわかるけれど、大石内蔵助も信じ過ぎで、騙されることを考えなかったのだろうか。天野屋利兵衛が出てこないし、様々な潜入探索、上杉家とのつながりも描かれない。清水一学が計画通り酔い潰れていて、直ぐに上野介が斬首されて終わりかと思ったら、清水一学が復活し、堀部安兵衛と大立ち回りしたのがみどころだった。さらにまた復活とは驚いた。寛一郎氏は、『せかいのおきく』の役も良かったが、本作ではさらに凄味を増していた。  ロケ地では、木津川流れ橋に行ったことがあり、直ぐにわかった。嵐山通船と渡月橋もわかった。泉岳寺には45年前に行ったが、あんなに標高が高いところではなかった気がする。

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てつ