身代わり忠臣蔵のレビュー・感想・評価
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新説 忠臣蔵 こういうの好き
最近 新作時代劇もいっぱい出過ぎて食傷気味だったところに
大名倒産が 全く面白くなかったので 差程期待せず視聴。
面白かったーー。
ムロさんのコメディは合うのと合わないのがあるが
これは瑛太との絡みが上手く行ってて絶妙だった。
忠臣蔵は 言わずと知れた大活劇時代劇なわけで
今では 吉良も地元では慕われてたとかいい治世者だったくらい言われてるのを こんな風に 「二人いた」説に落とし込んでる発想は素晴らしい。
実際 吉良の屋敷は日本橋あたりの鍛冶橋にあったのが現両国3丁目の本所松坂町に転地させられてるわけで その理由がほんとにこの通りだったらすごい。
イヤ〜な吉良上野介も いい弟も ほんとに 素晴らしいムロツヨシ。
さらに ラスト。
実は 時間の都合で首ラグビー開始後 一旦 視聴中止して30分後に再開したんだけど
それが 奇跡的に上手く行って ちょっとびっくり‼️したわーー。
史実としてやっぱり大石は死ぬ訳でそこはどうにも変えられないので 号泣して「生きてて欲しかったんだ」っていう落とし込みは良かったと思う。
うん 面白かった。
吉良邸跡地は 近所なので 四十七士の討ち入り風景も年末の風物詩であるので まあ身近に感じる素材ではある。
吉良邸の用心棒、清水一学を演じたのは寛一郎。 長身でイケメン。 初めて見たのだが、佐藤浩市の息子らしい。
動画配信で映画「身代わり忠臣蔵」を見た。
2024年製作/119分/G/日本
配給:東映
劇場公開日:2024年2月9日
ムロツヨシ
永山瑛太
川口春奈
林遣都
北村一輝
柄本明
寛一郎
森崎ウィン
野波麻帆
橋本マナミ
加藤小夏
河合勇人監督と言えば、
「チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話」
を見たことがある。
吉良邸の用心棒、清水一学を演じたのは寛一郎。
長身でイケメン。
初めて見たのだが、佐藤浩市の息子らしい。
堀部安兵衛を演じた男に見覚えがあったのだが、
誰なのか思い出せなかった。
森崎ウィンだった。
眼力と存在感がある。
将軍綱吉の大老役柳沢は柄本明。
演技に迫力があった。
上野介の側近、斎藤を演じたのは林遣都。
「私をくいとめて」(2020)の多田くん役が印象的だったが、
この作品でも存在感があった。
瑛太はどの作品内でも卒がない。
いい役者だと思う。
「忠臣蔵」は誰でも知っている話だと思うが、
浅野は即日切腹となり、
斬りつけられた吉良も瀕死の状態に陥っていた。
吉良の家臣たちはこのことを隠すため、
彼にそっくりな弟の孝証を替え玉に仕立て上げる。
実際は上野介に弟はいない。
史実ではなく、土橋章宏の創作である。
劇中では心底いやな男であった上野介とは違い、
弟には人間らしさがあった。
ニセモノは城下の町人や手伝いの者にも優しかった。
偶々、ニセモノと吉原で知り合い、
意気投合した大石内蔵助は、
ニセモノが計画した討ち入りの案に乗ることにした。
満足度は5点満点で4点☆☆☆☆です。
吉良と赤穂の大芝居
日本人なら誰でも知っているだろう忠臣蔵をこんな形でリメイクするとは驚き桃ノ木山椒の木、劇中でも言っていたが、吉良と赤穂の大芝居、千両貰って兄の身代わり、まさにムロさんは千両役者、ムロさんだから創れたエンターテインメントと言ってもいでしょう。
時代劇のプロ、東映だからコメディだからと言って気を抜いていませんね、ただ、まるでラグビーの様な首の奪い合いはふざけ過ぎとは思うが、見ごたえ十分、スカパラのテーマ曲もおしゃれ、まさに大衆娯楽映画の傑作でした。
笑えるシーン多数あり。心が温かくなりました。大変好みでした。
大変好きな作品でした。ファミリーや仲間たちでぜひどうぞ。
生きる存在価値とは何か?を考えさせられる作品でした。
永山瑛太さんの優しい人なんだけど決断力のない若干のポンコツ感が残る演技がとっても良かった。
ああ、この人いい人なんだろうなと思わせる目だった。
おつきの人(林遣都さん)も好きでした。まっすぐな目で落ち着きのある演技がよかったです。
橋本マナミさんも存在感はすごいな~。
ちょい役でも主演だったっけ?級に記憶に残る。すごいな~。
何度かひい~って笑いました。小学生の子もひい~~!!と大爆笑。
でも泣けるシーンもあり、心が温かくなった。
人は、だれかから必要とされることに存在意義を感じると思う。
仕事をしている間は社会の役に立ててるのかなと思うけど、もし仕事を辞めたら、子供が巣立っていったら、自分はどうやって存在意義を探そうか、なんて考えた。
ゼロだった坊主が、自分の存在意義を感じるまでのその様子が、大変心に響く作品でした。
主人公はムロツヨシさんでないと、成り立たなかったかも。
彼の面白おかしく優しい雰囲気が出る演技は、唯一無二だと感じた。
それなりに面白かったが?
配信(Unext)で視聴。
ムロツヨシが一人二役。それなりに面白かった。
彼の演技は初めて観るが、表情からユーモアがありそう。
ユーモアを存分に発揮した作品。
ただ、ストーリーがよくある忠臣蔵シリーズでありきたりな印象。
もう少し、斬新さが欲しかった。
含まれる皮肉は痛烈無比
<映画のことば>
「ちょっと待て。もし戦ったら、吉良の家臣もただでは済まんぞ。」
「お家のために死ぬのが武士というものです。」
「命より、お家が大事か。家臣あっての、お家じゃねぇのかよ。」
<映画のことば>
筋を通した赤穂を討つのか。
武士ってのは、哀れな稼業だねぇ。
自らの判断ミスを糊塗するための幕府の「のらりくらり」「時間稼ぎ」のせいもあって、赤穂の仇討ちが不可避と知るや、硬軟両方の方策を構じ、それでもダメなら自らの身代わりを明らかにすることで、無用な殺生を避けて、事態のソフトランディング(軟着陸)を模索するー。
実際の「本物」は、家臣が討ち入り隊と戦っている間も、屋敷内の漬け物小屋に隠れていたという説もあるようですが(本作での吉良家の重臣・斎藤の趣味が漬物という設定だったり、モノホンの上野介の遺体の防腐処理のやり方が「あの方法」だったのも、意外とその意味?)、自ら名乗り出ることで彼我の犠牲者(死者、怪我人)を最小限に抑えようとする姿勢には、素直な感銘を覚えます。
「寄らしむべし、知らしむべからず」とか、為政者(幕府ひいては行政?)の無謬(むびゅう)とか、「武士の誇り(一分)」などなど、(今でもお役所には脈々と生き残っているかような?)頑迷固陋(がんめいころう)ともいうべき幕府の旧慣を痛烈に皮肉り、「吉良と赤穂の大芝居」でそこに風穴を開けようとするかのような本作は、ある意味では痛快無比というべきでしょう。
言ってみれば「歴史エンターティンメント」ともいうべき一本なのですけれども。
しかし、笑いの中にもしっかりと痛烈な世相風刺(皮肉?)が仕込まれていた点で、なかなかの作品に仕上がっていたのではないかというのが、本作に対する評論子の評です。
佳作であったと評することは、決して誇張ではないと思います。
(追記)
「適材適所」とでもいうべきなのか、見事なキャスティングで、ムロツヨシのキャラクターが活きていたと思います。
(追記)
この時代の密談の場というと、やはり川面に浮かべた屋形船で一献傾けながら…ということになるのでしょう。
何となく、舟の居室には背を向けて何も聞かなかったふうを装っていた船頭さんではありましたけれども。
ことあと、斬られちゃったりしたのでしょうか。「機密保持」の観点から。
屋形船というと、そういう密談の場として使われるというのが「よくある設定」であれば、その船頭というのも、ある意味、命がけの商売かとも思いました。
大石蔵之助と吉良上野介(の身代わり)が友情で結ばれる話し
やはり白石和彌監督の「碁盤斬り」を観た後では、見劣りがしてしまう。
吉良上野介にふうてんの弟(ムロツヨシ)が兄の身代わりになり、
忠臣蔵を裏から考察し直したような設定。
どこが変わるかと言っても、歴史は変えられない訳で、
大石蔵之助ら討ち入りメンバーは全員切腹。
まあ身代わりの弟・孝証は生き延びる(架空の人物だからね!)
全体に身代わりという設定に寄りかかりすぎで、大したアイデアも
ユーモアも笑いも滑り気味で、ムロツヨシもお笑いが不発。
「忠臣蔵」がこうも300年以上に渡り日本人の心を掴む理由。
それは【正しいことのために、自己犠牲を厭わない気持ち】
それが共感を呼ぶわけで、そこを斜めに見て考察しても
感涙も感動も生まれないのです。
ラスト28分位で、兄の上野介の塩漬けの遺体の首を大石蔵之助が斬り
(事実、この首が本物の身代わり‼️)
その首をバトンのようにリレーしたり、サッカーボールに見立てて蹴る、
蹴飛ばすシーンに新鮮味とややカタルシスを感じたが、
結局は史実通りの赤穂浪士の切腹。
大石蔵之助の永山瑛太、
吉良上野介のムロツヨシ、
W主演なのだろうが、映画ともども小粒感を感じました。
コメディじゃないな。
笑い/感動
⭐︎3.8 / 5.0
笑えなかった
# 前半
ムロツヨシに笑えなかった。
たとえば同じく個性派俳優である佐藤二郎は「変な家」で作風のトーンに合わせつつも自分のカラーを出していた。
だが本作のムロツヨシからは、作品に合わせたトーンではなくて、単にいつものムロツヨシの主張が出てしまっている気がした。
あとはなんだろう。本作もコメディではあるのでコメディタッチの演技が合っていても良さそうなものだが、やはり時代劇はもう少し真面目寄りなテイストの方が良いと思った。
僕が最初にムロツヨシを知ったのはコメディ番組の「LIFE」の頃だったけど、やはりムロツヨシは全く真面目さのないコメディで輝く役者なんじゃないだろうか。勇者ヨシヒコもそうだったし。
# 効果音
人の動きに合わせて「ビヨーン」とか「ピョコピョコ」とか効果音を入れてまで笑わせようとしてくる。
昭和初期のコメディみたいだ。
# 後半
後半はコメディタッチはなりをひそめ、人情真面目路線に変わって行く。
# 剣豪
吉良家の強い人。どこかで観た俳優だと思ったら北野武の「クビ」に出てきた蘭丸役の人だった。
怪しくて良い雰囲気。
# 吉良の家臣
一見真面目だが、吉良のことが大好きで、実は吉良のS具合に快感を感じる変態。林遣都は良い味を出していた。
# ジタバタ芸
ムロツヨシがめちゃくちゃ速いスピードでジタバタする芸は面白かった。
コメディが弱い
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