劇場公開日 2024年2月9日

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「笑いを誘う点も多々あるが基本的におすすめ枠。」身代わり忠臣蔵 yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0笑いを誘う点も多々あるが基本的におすすめ枠。

2024年2月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

今年62本目(合計1,154本目/今月(2024年2月度)15本目)。
(ひとつ前の作品「風よ あらしよ 劇場版」、次の作品「レディ加賀」)

 忠臣蔵の作品は知っている方が多いと思いますが(映画館というより、宝塚や能、歌舞伎のほうが多いのかな?)、それを題材にしたコメディ映画です。

 なので笑いを誘うようなシーンが多いのですが、基本的には忠臣蔵のストーリーに沿っているものであり、「どうでもいい描写」ほかはないので安心です。コメディ色が強い映画ではありますが、「大きな筋において」原作となる忠臣蔵のストーリーを描いたものなので、この当時の歴史を知っていれば有利かなといったところです。

 こうした事情もあり、忠臣蔵や当時の時代背景について深い知識は要求されない一方でギャグ映画に寄せた部分が多々あり、その「ギャグ映画の日本語の使い方(当然趣旨的にインフォーマルな表現が多くなる)についても配慮がかなりあるので、「日本で適法に在住する外国人の方の、江戸時代ほかのいわゆる「時代劇」がみたい、という層にもこたえられるのではないかな、と思います)。

 ストーリーの解釈上は多少は脱線したりという部分はありますが、基本的に人を不愉快にさせる発言はほぼもって存在しないのでフルスコアにしています。

 なお「赤穂」はご存じの通り「あこう」です(今の兵庫県相生市におよそ相当する)。

yukispica