人生は、美しいのレビュー・感想・評価
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本人たちにしか分からない
傍目から見たら
何てひどい夫、
甘えた家族なのだろうと
初めは思った。
でも、
夫婦には夫婦の
家族には家族の
当人たちにしか分からない
歩んできた
大事な時間や思い出、
やり方があるんだなと。
忙しくて
ゆっくり関われない日々もあるし
相手のことを思っているのに
うまく伝わらない日々もある。
私の頬に涙がつたったのは
セヨンが愛情を感じながら
最期を迎えられてよかったと
ほっとしたからかもしれない。
島での
初恋の人の妹とのくだりが
面白かった。
涙活案件です😭
不器用な夫ではすまされない
あのモラハラの数々はそんな生ぬるいものでは
ないっ💢
なにこいつ、むかつくっ💢と思いながら見る。
セヨンはジンボンのどこに惹かれたのか
なぜ離婚しなかったのか
子供たちの態度も母親目線で見て感じて
腹立たしくなる💢💢
まさかのミュージカルにガッカリ🤣
何度も観た予告で毎回泣きそうになったのに
泣けるのはあのシーンだけ😳❓と思ったが
思わぬ誤算だらけでした😭
深い愛に涙が止まらない、嗚咽です😭
自分の結婚生活、夫婦の関係性、子供との関係性など重ねては泣く泣く泣く😭
不器用すぎるジンボンのセヨンに対する想いを
知った時にまた涙は止まらなくなります😭
生前葬も素敵だなぁ。と思いました。
あぁ、思い出してまた泣ける😭
満点💯にしたかったけど、苦手なミュージカルに
-1点🤣
【余命僅かと宣告された専業主婦と不愛想で愛情表現が苦手な夫が、二人で主婦の初恋の人を探すミュージカルシーンを絡めたロードムービー。後半、夫が実は妻を深く愛していた事が明らかになる展開は沁みます。】
■肺がんで、余命僅かと分かった主婦セヨン(ヨム・ジョア)は、最後の誕生日プレゼントとして高校時代の初恋相手ジョンウ(オン・ソンウ)と再び会うために夫ジンボン(リュ・スヨン)に協力を求め、二人で車で出掛ける。
◆感想<Caution! 作品内容に思いっきり触れています。>
・序盤はジンボンが、妻セヨンが余命僅かと医者から言われた後も、素っ気ない態度でセヨンに接する姿に、少し苛つく。
ー だが、この序盤の数々のシーンが後半に効いてくるのである。
例えば、医者から妻の状態を告げられたジンボンが家に帰ってセヨンから見るとサッサと寝てしまう冷たい夫として描かれたジンボンが背を向けているシーンが、後半ではジンボンの涙を流す顔を映し出しているアングルで捉えたシーンになっているのである。ー
・セヨンの高校時代を映し出すシーンでは、彼女が上級生だったジョンウに恋をする過程が描かれているが、その後のマサカの展開を予想させるセヨンが親友だった女子生徒に絶交を告げるシーン。
ー 伏線がちゃんと張ってあるのである。
そして、これも後半に描かれるのだが、ジョンウは亡くなっており、更にジョンウが告白していたのは、セヨンの親友だった女子生徒のだったことが分かるシーン。-
・ジンボンがセヨンと共にジョンウと車で韓国中を旅するシーン。
ー ジンボンはぶつくさ言いながら、役所の上司に休暇を願い旅を続けるのである。
そしてこれも後半明らかになるのだが、ジンボンはセヨンが”生きているうちにやりたいこと”のメモをゴミ箱から拾っており、それを写し取って妻の想いを一つ一つ叶えていたのである。可なり沁みる。それにしても、ジンボンの愛情表現、下手すぎるだろう!と思ったら・・。-
■何と!ジンボンはセヨンのために旅行中に分かったセヨンの昔の友人達や、子供を産むときにお世話になったオバサンや子供達を読んで、セヨンのためにパーティーを開いて上げるのである。役所で仕事をする振りをしながら、妻の事を思ってイロイロと調べていたジンボンの姿を映し出すシーン。
<今作は、妻セヨンを失う哀しみや彼女への感謝の念を出せなかったジンボンが、セヨンと旅をする中で妻への感謝の念をキチンと表明しなければいけない、そして妻の美しい姿を妻の大切な人達に見せたいと思ったが故の”ラストパーティー”シーンが実に沁みた作品である。
人生は自分の思い通りにいかない事は沢山あると思う。
けれども、イロイロと在りつつも、キチンと日々を過ごす事でその人の人生は美しいのだろうな、と思った作品である。
ジンボンとセヨンは何だかんだ言いながら、30年も結婚生活を続け、二人の子を授かり育てている。
それだけで、充分に二人の人生は美しいと私は思ったのである。>
<2023年12月16日 刈谷日劇にて鑑賞>
初恋の真相は、コメディとしては面白いが、人間ドラマとしてはつまらない
湿っぽくなったり、重苦しくなったりなりがちな話が、ミュージカル仕立てにしたことで明るく軽やかな語り口になっているし、最初は戸惑ったミュージカル・シーンも、思いのほか違和感なく楽しめた。
その一方で、夫が何度も突っ込むように、余命2か月の妻が元気過ぎるのは不自然だし、死に対する恐怖や葛藤がほとんど感じられない彼女の能天気ぶりも気になった。
妻に対する思いやりや優しさが欠落しているように見える夫も、運転手として彼女の旅に付き添う姿から、自分の気持ちを素直に伝えられない不器用な人物なのだろうと推察できるし、ラストの伏線回収によって、そのことが明確になるところは感動的でもある。
ただ、妻の身になって考えると、よくもこんなデリカシーのない男に黙々と付き従って来たものだと、彼の魅力を理解できないもどかしさを感じるし、韓国の女性は、皆、こんな「関白を気取った亭主」に耐えているのだろうかという疑問も残る。
子供たちとの関係も淡白で物足りないし、結婚式の形を借りた「生前葬」での感動の盛り上げ方も在りきたりで、あまり胸に響かない。
何よりも、初恋の人を巡る真実が明らかになるところは、話としては驚きがあって面白いのだが、「初恋の人が自分のことを好きではなかったから、今の夫を初恋の人と思うようになった」みたいな展開になってしまったのは残念としか言いようがない。
ここは、やはり、「初恋の人と再会して、しかも互いに両思いだったことを確認した上で、それでも、初恋の人よりも、30年間連れ添った夫の方を愛していることに気付く」といった展開にした方が、夫婦の愛の物語として、感動的になったのではないだろうか?
奇をてらったその場しのぎのウケ狙いよりも、もっとじっくりと物語を掘り下げてもらいたかったと思えるのである。
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