「la la」ドラキュラ デメテル号最期の航海 ブレミンさんの映画レビュー(感想・評価)
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原作の小説のうちの1章を実写化した作品だそうです。向こうの小説を読む機会が無いので、原作との比較ができないのはちょい残念です。
んー予告で感じられたスリルやドラキュラがどういうアクションを起こすのかという面白さがあるのかと思いましたが、そこんとこのスリルが感じられず、120分の上映時間も思った以上に長く感じました。
ドラキュラが移動するために乗り込んでた船で、腹を満たすために家畜を襲って食べていたら、つい全部食べてしまい乗組員たちも襲い出します。
船の上のみという舞台設定がどう活きるのかと思いましたが、ドラキュラの登場頻度が高くないので、時々暴れてはゾンビ的な吸血鬼にするくらいで、ラスト20分くらいに大暴れの展開なので前半はかなーり退屈でした。
とかいって後半が盛り上がるというとそういう訳でもなく、ドラキュラ化した乗組員たちが陽に当たって燃え盛ったり、燃え盛ったり、燃え盛ったり、夜中になったらドラキュラと戦ったりを何回か繰り返して険悪な雰囲気になりつつもなんとか物理で対峙して〜みたいな感じなので、中身はあって無いようなものでした。
キャラクターに個性が無いのも致命的ですし、ドラキュラもクリーチャー寄りなので人間味は一切無いのも残念です。しかも綺麗に主人公以外死んでいくのですが、唐突な感じが否めないので悔しいとかの感情が何にも出てきませんでした。
やはり人間vsドラキュラの構図はもっとハチャメチャにやってほしいなと思いました。続編ありそうですが、あまり興味は湧きませんでした。
鑑賞日 9/11
鑑賞時間 15:30〜17:40
座席 J-11
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