「圧倒され憤慨し悲しくなる」キリング・オブ・ケネス・チェンバレン tomクルーさんの映画レビュー(感想・評価)
圧倒され憤慨し悲しくなる
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2011年に起きた実話をもとにした作品ですが、冒頭からエンドロールまでずっと緊迫感が続きます。ライフガード社(社名自体がタチの悪いプラックジョーク)というセコム的な会社の通報(ほぼ誤作動)を受けて駆けつけた警官3人と元海兵隊の黒人の老人がドアを開けて下さい、嫌だ、開けろ、嫌だ(多分過去、警官に嫌な記憶があると思われる)が延々と続き、途中から姪っ子が駆けつけても近づけず、応援の警官たちが続々と駆けつけ、安否確認しにきたはずの警官たちもいつの間にか彼の犯罪者扱いが加速して、警備会社の人が安否確認を取り消しても受け入れてくれず、ドアをぶち壊しにかかり、近所の住民達が押し寄せても、重大事件の検挙中的な感じで黙らせ、これはやり過ぎで間違っているという警官は仲間外れにされ等々、ひどい話が続きます、、、先日見た福田村事件(関東大震災時の庇護流言で自警団による無実の人達への集団暴殺事件)を思い出しました。日本は時代と共に少し良くなったが自由の国アメリカでも差別主義はひどいままです。
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