「ジョゼフィーヌ」ナポレオン まこやんさんの映画レビュー(感想・評価)
ジョゼフィーヌ
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戦争で300万人の犠牲者を出し、16歳で士官、24歳で将軍、35歳で皇帝になったナポレオン。
その裏には愛するジョゼフィーヌの存在。
戦場から1日4回のラヴレター。余りに愛し過ぎて
心配だったのだろう。
戦争での闘いは長い。愛に飢えた渇いた瞳で闘わなければならない。その描写を上手く表していた。
氷上合戦は見応えあった。迫力満載。
エキストラの数も壮大過ぎる。
そりゃこの映画を撮りたくてもやれなかった
理由も分かる。
ノートルダム大聖堂の載冠式は印象的。
月桂冠をかぶったナポレオンがジョゼフィーヌに
冠をかぶせるシーンは良かった。
あと、砲声をバックに子供をあやすシーンも
象徴的。
三兵戦術もあみだした知将ナポレオンだったが
教育システム、税制改革、産業復興、銀行創設
フランス民法典の功績を残した英雄。自由、平等、博愛をヨーロッパに広めた。
日本もフランス民法を参考にしてる部分もあるよね。
英雄の光と闇。カリスマが島で生まれ、島で
最後を過ごす。
あえて凡庸な一人として描かれたナポレオンの人間味を感じた映画でした。
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