「後半のみネタバレ(?)考察があります」ナポレオン 海渡さんの映画レビュー(感想・評価)
後半のみネタバレ(?)考察があります
当然と言えば当然なのですが、人の一生を描いている作品なので、あまりこう…起承転結が薄く、盛り上がるポイントがあまりわかりませんでした。
恐らく私自身の世界史(特にナポレオン生存期間)に対する造詣が浅いこともあり、たまにどこの国の誰やねんとなりがちだったのが結構つらかったです。
ジョセフィーヌが終始かっちょ良くて好きでした。カッケー女はサイコーだぜ。
ナポレオンがマザコンの陰キャ童貞コミュ障みたいに見える瞬間がありました。(ごめんなさい)まあでも、だからこそ、ジョセフィーヌみたいな子が好きなんだろうなあとも。
ポスターとか予告とかの期待値がめちゃくちゃ高かったので、本編が結構なだらかに進んでいって終わったので⭐︎3で…。
ポスターか何かにあった「英雄か悪魔か」ですが、観終わった感想としては「人」でしたね。ヒトは英雄に祭り上げられることはあってもヒトだし、悪魔に唆されることはあってもヒトです。結局のところ、ヒトでしかないなあという感想でした。
ここからちょっとネタバレになってしまうかもしれない……とはいえ史実がベースなのでネタバレというのも変な話ですがご注意下さい。
ジョセフィーヌには三人の子供がいるわけですし、身籠っていたから死刑を免れているわけですから、ナポレオンが無精子症だったのかなと思います。もちろん、大英雄皇帝様が子供を成せないわけにはいかなかったでしょうから、途中出てきた18歳の女性はママの差金で色んな男と夜を共にしたんだろうなあと…ママはジョセフィーヌのこと好きじゃなさそうでしたもんね…
あとナポレオンが子供をジョセフィーヌのとこに連れてった所はどんな神経してるんや?とドン引きしました…湖に投げられなくて良かったね…