デストイレのレビュー・感想・評価

採点1.2
「キラー…」や「デス…」といった系譜のB級ホラー作品。
と思ったらもっとすごい事になってました。
予算がないのは端々から分かるんですけど、それよりも編集や脚本がすごい気になりました。
一応トイレで怪死した弟の真相を探る（何故かナム戦帰りのPTSDっぽい設定付き）といった流れなんですが、兎に角展開が遅い。
54分の尺なのに観ていて2時間ほどに感じました。
前半全部トイレを怪しんでいるだけで何も話が動かないんですね。
で、神父が降霊したあたりで謎のインターミッション。
そしてラストはベーシックなホラーっぽい締め方。
そしてこれシリーズ物だったんですね？
ちょっと今は無理ですが、機会があったらチャレンジするかもしれません。
なんと言うか、久しぶりにZ級を感じるすごい作品でした。

トイレで用を足していたら、急に現れたトイレの悪魔によりお尻を攻撃され亡くなってしまう弟。

所々、ベトナム戦争から帰還したという設定のためか、戦時中のショックから生じる心の病かと思いきや、弟の死を未だに受け入れられずに心の中で戸惑いを見せているというのだが、弟の死ならわかるけど、ベトナム戦争のシーン必要？

一番笑えたのがトイレの悪魔祓い（笑）

トイレにも神様いや悪魔がいるとは(゜o゜;

悪魔による爆撃にも神父は耐え、トイレ・エクソシズムは終わり浄化しましたって結局悪魔はまだ潜んでいたので浄化は出来ていない、いやそもそも悪魔っていうべきなのか（笑）

B級作品の最高傑作と言って良いだろう。