「君たちはどう生きるか by イルミネーション・スタジオ」FLY! フライ! たちつてとんさんの映画レビュー(感想・評価)
君たちはどう生きるか by イルミネーション・スタジオ
単にアオサギが出てくるってだけですが「アオサギ、流行ってんのか」と思った。
野生動物視点だと「んなわきゃねー」な表現のオンパレードだが、時折、ある程度野鳥等の生態をわかってないとクスってできない小ネタも散りばめてあり、鳥好きが製作陣にいるのだろうとも思った。
マガモやアオサギ、カワラバトは世界中のあちこちで見られるため最大公約数的に採用されたのだろう。
基本情報:
マガモはカルガモなどと違ってオスとメスのルックスが大きく違う。
鳥には咀嚼のための歯がない。
アオサギは魚だけではなく鳥の雛やネズミも食らう肉食性。
「鳥のウンチ」とは尿と糞が混ざったものであり、単一の穴から一度に排出される。
公園などにいる鳩(カワラバト)には趾を失っている個体も多い。
コンゴウインコは水に浮かばない。
堺雅人の声と演技は「ザ声優」ではないところがいい。ドラマだとハキハキしすぎと感じることもあるが上手くハマってる。
日本語吹き替えならではの小ネタもあるし、特に大きな欠点は感じなかった。
非常に楽しめる愛らしい映画だった。
最大のマイナスポイントはひとつも心に残らないところ、くらいである。
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