サウンド・オブ・フリーダムのレビュー・感想・評価
全23件中、21~23件目を表示
自由な音。
児童売買の為に誘拐された子供達を救おうと米安全保障省捜査官(元政府職員)ティム・バラードが奮闘する話。
ある1人の少年を助け、その少年から託されたネックレスと、少年から姉ロシオを助けてくれと頼まれ、“自分の命も顧みず子供の命を救う”で救出に向かうティム・バラードだったが…。(実話に基づく)
危ない橋を渡ってでも子供を救おうとするティムの行動はただただ凄いなの一言。
軍も警察も近づけない反政府組織地域まで潜入は観ててハラハラ、ラストの再会は感動的だし、父の顔を見たロシオの泣きに入る演技は何か見事だったな~
エンドロール途中のメッセージは、これから鑑賞する人にちゃんと観てねって意味で冒頭に流した方が良かったんじゃない?!って個人的に思った。
作品タイトル?って思ったけれど、なるほど!
早期発見がカギ
拉致問題は早期発見と行動が命であると考えさせられた。
冒頭の数々の拉致シーンには衝撃を覚えた。バイクや車での一瞬の拉致。目の前でひったくりに遭うのと同じ感覚で子どもたちが連れ去られる。しかも、麻薬などと違い、見つけにくいのに巨額のお金を生み出す。お客様、変態の金持ち。これが世の中にとんでもない数がいることにも驚いた。
この映画が実話であること。氷山の一角とはいえ、救出できたことは奇跡だ。
拉致問題は時間が経てば立つほど、まるで糸が絡まるように解決が難しくなる。
早期なら、関係する数が少ないので1つの手がかりからバイヤーを見つけ、ワナを仕掛けることで芋づる式に見つけられる。しかし、今回の映画のように政府も踏み入れない無政府組織の危険地帯に連れていかれたら助け出すのは相当苦しい。しかも助けるのが遅くなればなるほど、薬漬けや調教、廃人、殺害など危険な要素が増え、まともな生還は不可能になると思われる。
国が貧しいと人さらいが増える。ネット社会だから客は探しやすいし、バイヤーを介して捌くのも用意。麻薬のように足がつきにくい。
恐らく映画の表現は優しくしているだろうが、現実はもっともっと悲惨なものだと思う。根絶するのは難しい。今、日本で生まれて、生活ができてることが如何に恵まれているのかを改めて感謝したい。
必見。主演の人の現在も含めて作品以上にリアルで生々しい。
サスペンスドラマとして、警察の奮闘を描いた
見ごたえのある作品。
しかしこれが実話(基にした)とは恐ろしい。
主演の人に色々問題があったが、それはそれで
皮肉が効きまくっている。
それだけ性犯罪がはびこっているという証拠に他ならない。
現在進行形でアメリカの大物たちが続々とスキャンダルを報じられている。
画面外の情報も含めてこれは絶対に見逃せない。
そりゃあ当事者が大物も含めて大勢いれば5年も延期させられたのも納得。
終始、劇場内ですすり泣く声も聞こえてきた。
子を持つ親としては非常につらい話だと思う。
是非、周りの人にも鑑賞してもらいたい。
全23件中、21~23件目を表示