「不敬罪でしょっぴかれそうなBL」赤と白とロイヤルブルー 昭和ヒヨコッコ砲さんの映画レビュー(感想・評価)
不敬罪でしょっぴかれそうなBL
アメリカ大統領(母)の息子 と イギリスのロイヤルファミリーの次男のラブコメ。
30分あたりからイチャイチャし始め、残り90分が過ぎていく。
消費しやすく、主演の2人の見た目が好みで、BL好きなら満足いく作品だと思う。
アイデア・オブ・ユー(アン・ハサウェイがボーイズバンドの男の子と恋に落ちるやつ)のニコラス・ガリツィンがイギリス王子役。
アメリカはとっても開放的で先進的に描かれている一方で、イギリスはとっても保守停滞的に描かれているなど、対称的で分かりやすい。(大丈夫かコレ)
ジャーナリストのミゲルなんて分かりやすすぎる恋の障害兼当て馬もいて、しかもコイツがシナリオ上でのアシスト性能はピカイチ。
どこをどう切り取ってもBLらしさしかなく、あらゆる部分でBLな世界観になっている。
BLのド定番とBLファンタジーの味が強すぎてイデオロギーなんだろうなって部分がまるで機能していないので、イケメンのイチャイチャを楽しめるんじゃないだろうか。
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