言えない秘密のレビュー・感想・評価
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主演の2人は良かったけれど
何とも脚本が雑で、、
ユキノちゃんの悲しい事情にばかり焦点が合っていて、2人がほぼ一目惚れ、距離を縮める恋愛オンリーストーリーなら良いけれど、
誰よりもピアノ好きなミナト君がピアノを辞める位の辛い過去はサラッと映るだけ、
演奏対決中に鍵盤を叩きつける程のストレスが、
ユキノちゃんと出会ってショパンコンクールに出る決心をする程まで変わるエピソードが少な過ぎた。
同時期に見たホールドオーバーズが幾つものエピソードを重ねて、丁寧に他人との距離を埋めて昇華されていくのに感動したので、比べてしまって、、
Proと書かれたレビューを読むとオリジナルの簡易版と書かれていて、なるほどなと思ってしまいました。
台湾版を見ないと。
それでも古川琴音さんのミステリアスな魅力に惹かれて感動しましたヨ。
ピアノを弾くシーン、ピアノ王子は本当のピアニストなのかな?顔と手が同時に映されてました。
琴音さんもサイドから顔の表情と鍵盤運ぶ指両方とも映ってシーンがあったので、経験あるのかなぁと思いました。
ヒロインのキャラがブレてる?
俺にとって映画で一番重要なヒロイン。今作は古川琴音。古川琴音はバイプレイヤーとしては個性的でいい女優だと思う。 でも、ヒロインとしてはちょっとな、と思いつつも予告編はなかなか良いイメージを持てたので観賞。
【物語】
ピアニストを志し、ピアノしか無い人生を歩んで来た湊人(京本大我)は音大に進学し、さらにヨーロッパに留学し順調に歩みを進めていたが、留学先で挫折を味わい帰国。ピアノへの情熱を完全に失くしながらも卒業だけはするつもりで、半ば惰性で音大に通っていた。
ある日大学構内で神秘的なピアノの音色に導かれて旧校舎のとある教室を訪ねるとそこには見知らぬ女性(古川琴音)が。その場は何を話すでもなくそのまま去るが、後日再会し、2人は急速に親しくなって行く。雪乃というその女性と居るとピアノを弾く楽しさ、演奏への情熱が蘇って行く湊人だった。
しかし、湊人が雪乃を掛け替えの無い存在であるとを感じ始めた頃、突然彼女は湊人の前から姿を消してしまう。
【感想】
どこかで観たような、“使い古された感”は否めないものの、ファンタジーとしては悪くない筋書きだと思う。俺は嫌いではない。
が、それは観終わったときに全体を通しての感想。前半から中盤にかけて俺はかなりストレスを感じていた。冒頭湊人と雪乃が出会うところまでは良かった。ヒロイン古川琴音も魅力的に見えた。が、話が進むにつれ何気ない会話の台詞に不自然さを度々感じた。
「ここでそれは言わんだろう、普通」
を何度となく。 もう1つ、もっと不満に感じたのは雪乃のキャラ不安定さだ。最初に登場した時は、つかみどころのない不思議チャン的印象。 湊人は雪乃に振り回されちゃうんだろうなと予感。 個性的女性の役がハマる古川琴音なので、
「これ、いいかも」
と期待も高まった。ところが、2度目、3度目の登場では、
「あれ、普通の女の子じゃん」
そして、不思議チャンとごく普通の女の子の間を行ったり来たり、と感じた。ヒロインの魅力も急減速。
クライマックスを迎えて、全てが明かされると、
「だからなのか」
と多少、納得しかける。でもだよ、何が起きようが人間の性格は変わらないのだから、やはりキャラの一貫性は重要だろう。全体を通して観ると雪乃は最初からどこにでも居るごく普通の音大生であるべきだったと思う。そう見えなかったのは脚本・演出が拙いのか、古川琴音の役の解釈の問題なのか良く分からないが。
俺はこの2つが気になって物語に入り込むことができなかった。中盤まで☆2つだなと思いつつ少々イライラしがら観ていた。終盤の種明かしがちょっとステキだったので、☆1つ回復したが。
まあ、俺が気になったことをあまり気にせず観られれば結構楽しめるかも知れない。
鉄板の!台湾ファンタジー
台湾のラブストーリーといったら、「1秒先の彼女」時間が絡んだファンタジーでしたね。台湾発というのでそこそこ期待してましたが、かなり泣かされました!台湾お得意の時空を超えた安定のファンタジー。21歳の挫折しそうな青年が21年前の21歳の女子に癒され、再生していく。キーNo.の21ってなんだろ?原版である台湾版やもう1国の韓国版リメイクも見てみたい。
あらかじめ失われた恋人たちを演じきった主役二人が素晴らしいです。
絶対に結ばれることのない恋人たちの物語である。悲恋の映画では結ばれない理由として色々なものがあるが(例えば難病もの。この映画ではその要素もある)本作では時空が二人を全きに切り離す。ある意味結ばれない理由としては最強かもしれない。だからタイトルは「あらかじめ失われた恋人たち」とした。
そしてこの映画はピアノものでもある。(「のだめカンタービレ」や「羊と鋼の森」のような)ピアノものは普通、どこまでリアリティが出せるかによってクオリティに差が出る。演奏曲の選択や演奏技術など。この映画についてはそのあたりは相当にレベルが低いと言って良い。音大生の日常の描き方については噴飯ものというべきだし(ピアノバトル!)ショパンの曲以外は出てこないしピアノも寄せ集めである。(今日びスタインウェイのない音大などないし、音大生の自宅にアップライトピアノしかないというのも非現実)
ただこの映画がそれでも一定の説得性をもち、観るひとの感情を震わせることができるのはひとえに主役の二人のおかげである。京本大我も、古川琴音も肉体の力がある。ピアニストはまず、体力であり生々しいほど身体性が表に出る人種である。アーティストである京本はもちろんのこと、可愛らしい(というより個性的だと思うが)顔立ちの古川琴音も身体は意外と筋張って力強いのである。
二人が、京本の自宅のカフェでショパンのワルツを連弾する演奏シーンが本当に素晴らしい。もちろん吹き替えだとは思うが、実にしなり、弾む、若々しい演奏である。
この演奏シーンをはじめとして、主役の二人が、上手くはないかもしれないが、力強く、泥臭く、出ずっぱりで演じきり、この映画を支えておりちょっと感動した。
ロミジュリのディカプリオくらいの艶っぽさ
ピアノが出てくる作品は、おのずと足が映画館に向かいます。今作品はどんなものかと思い期待と不安(演技の上手い俳優さんでもピアノを弾くと、音に手と体が伴っていなくてがっかりみたいな。。。)で見始めましたが、結論、京本大我君のピアノ演奏は本当に素敵で、説得力があって、本格的なクラッシックピアノは初めてという驚き!尊敬レベルで見事なピアノシーンを演じていました。見目麗しい美男子のピアノ演奏姿だけでも、ずーっと見ていたいくらい素敵でした。今まで見た、俳優さんのピアノ演奏シーンと何が違うんだろうと考えると、やはり指から身体から音楽が滲み出ているような一体感がどのシーンからも感じられたからでしょうか。実は彼が主演したディズニーミュージカル「ニュージーズ」をご縁があって観劇したときに、井上芳雄さんや山崎育三郎さんに続くミュージカルの大スターが誕生してしまったと感動したものでした。そんな音楽と極めて親和性のある彼だからこそ、この音楽が重要となってくる映画の解像度を上げていたように感じます。
クリスマスパーティの前髪を上げてウェットに仕上げた髪型も本当に素敵で、すごくプラトニックな世界観なのに、ピアノを弾く手や目の動きだけで本当にセクシーな空気感を作り出していて、青年期のディカプリオみたいな艶っぽさがありました。
同じ映画を何度も見るなんて稀ですが、あの表情が良すぎてどうしてもまた観たいなと思わせるようなシーンがいくつもあるような作品です。
映画館の音響も良く、ピアノの美しい旋律も、聞きごたえのある超絶技巧も堪能できて大満足でした。
ヒロインの古川琴音さんも癖になってしまうあの声でナチュラルに素敵に演じられてまして、女優さんの中でもトップまで上り詰めそうなくらいお上手でした。
脚本も、なんとなくストーリーは知っていましたが構成が本当に良くできていて、イヤイヤそんな~。。。みたいな箇所は無く、アンリアルな部分も本当にリアルに感じられくらいナチュラルに仕上げられていました。主演の二人が本当に自然体で力むことなく素敵に演じられていたからよりそう感じたのかもしれません。 見終わった後は、ずーんと心が重くなる感じはなく、こんな素敵な恋が世界のどこかに本当にあるのかもしれないなと、ノスタルジックで美しい世界にどっぷり浸かれたような感じがしました。
自分の人生の中でもお気に入りの作品の一つになりました!
秘密が分かると、また観たくなります
秘密が分かると、分かった上で最初からまた観たくなります。
エンディングで歌が流れたときに、歌までが話の一部なんだと思い、更に泣かされました。
2度観に行きました。 1度でも素敵な映画ですが、秘密を知って見る2...
2度観に行きました。
1度でも素敵な映画ですが、秘密を知って見る2度目は涙が止まりませんでした。
可能なら答え合わせしながら2度観る事をおすすめします。
本当にとても良い映画です。
美しく泣ける映画
久しぶりにこんなに映画を見て泣いたし、何回も見たいと思える映画だった。
美しいという表現があうのではと思う。
この映画の核となる「秘密」それなりに予想をしながら鑑賞したのだが、自分の予想を超えたものだった。
「秘密」を知った後の答え合わせとしての回想シーンが効果的で、その時の雪乃の気持ちを思うと尚更泣いてしまう。
まずは「秘密」を知らずに見てほしい映画だが、秘密を知った後に改めて見たい映画でもある。
きっと何度見ても泣くと思う。
出会った2人が恋に落ちていくその様も美しく描かれているし、ピアノの演奏シーン、使われている音楽。どれも美しい。
主演の京本大我とヒロインの古川琴音の自然な演技が素晴らしくて、演技を見ているという感覚ではなく、湊人と雪乃の日々を見ているという感覚になる。
アイドル主演だからという理由で見ないのは勿体ない。
出演者とかを気にせずに真っ白な気持ちで見てほしい。
秘密を知ったらもう一度映画館へ
綺麗、凄く綺麗な映画。
あんなに純粋に映画見たのは久しぶりだ。
音楽も綺麗だし、人の温もりも感情もだ。
ピアノを弾く手も、声までも美しい。
雪乃は可愛らしい、ミステリアスに笑い首を傾げる仕草も良いな。喋り方も個人的には好き。
湊人も自然体でカッコつけたりしない、気持ちに素直で可愛い。目の演技が良いな全てを物語る目。
雪乃に引っ張られて海に入るシーンが好き、何故か印象に残っている。
秘密を知ったのでもう一度見てみたい。
何回でも観たい‼︎
京本大我さんも古川琴音さんも演技が素晴らしく、2人の演技に引き込まれていく。ピアノの連弾のシーンは動作や表情で2人の感情がよく分かり見応えがある。観る度に感動が大きくなりどんどん好きが更新されていく映画。
ふたりが出会えて良かった
どんな秘密なんだろう…とドキドキしながら観に行った初回。
出会いのシーンやベンチでのお喋り、自転車の2人乗り、海でのデートと微笑ましく観ていた。
秘密を知ってからは、今までの色々なシーンや表情がとても大事なものになって、涙が止まらなくなり、主題歌が流れたエンドロールで大泣き。
すぐにでも、もう一度観たいと思う作品で、翌日の2回目は最初の出会いのシーンから涙ぐみ、秘密を知ったからこそ気づく大切なシーンがたくさんあって、初回よりも泣いてしまう。
雪乃の気持ちが切なくて胸が締めつけられるようになったのは、古川琴音さんの声と演技がそうさせたのだと思う。
主演の京本大我さんがピアノを猛練習したことは知っているのに、弾いている姿があまりにも自然で音大生の湊人にしか見えず、雪乃を想って弾くSecretは感動で涙が溢れた。
ただ、あんなに泣いたのに悲しいだけの物語ではなく、不思議な曲で繋がれたふたりが出会えて良かった、切ないけれど幸せな時間があって、良かったと思えている。
心に残る一番好きな映画になった。
ショパンの美しいピアノの調べが印象的でした~🎶
古川琴音さん、謎めいた魅力があって、どうする家康以来注目している女優さんです💕
ショパンの美しいピアノの調べも良かった〜🎹
プロモの仕方がちょっと間違ってるのでは?
映像もきれいで音楽もいいしアイドル映画で終わらせるのもったいない作品
台湾で人気になった作品のリバイバルというのがよくわかる
みんなに見てもらいたい
ただプロモは変更したほうがいいのでは?
台湾大ヒット、アジアヒットの感動ラブストーリー!を徹底的に打ち出していくのが正解だったと思う
現状だとホラーなのかサスペンスなのか悲恋話なのか内容が漠然としてて観に行く踏ん切りつかない人もいると思う
後味悪い映画だったらどうしようって自分も見るの二の足踏んでたしね
しかも、予告で皆に見えないことがわかるから、勝手にわかったような気になってしまい、さらに見に行くところまで繋がりにくい
もっと秘密には深さがあることが伝わるといいね
だばっと泣いて、爽やかな気持ちになれた
悲しい物語だと思って見に行きましたが、鑑賞後は予想外に清々しい気持ちになりました。後半で伏線が回収される辺りは涙が止まらなかったんですが、作中で一番重要な曲を、演者さんがキラキラ光るように弾かれていて、輝く未来を暗示しているようでした。京本さんも古川さんも本当に演奏されているなんて信じられないです。ショパンってかなり高難度なはずなのに、更に演技まで…。本当に才能溢れる音大生を体現されていて、その努力にも感動しました。
美しい世界に浸れました
中学生以来の恋愛映画でした。ノスタルジックな映像に美しい音楽と青春の煌めきが素敵で、年齢を問わずに楽しめる映画だと思います。
演奏シーンの心が近づいていく様子にキュンとしました。2人が映像の中で生きているようでした。京本さんは美しくて若さの危うさが感じられて、琴音ちゃんはとてもチャーミング。2人とも視線の使い方が素敵でした。
また観たいと思います。
全234件中、81~100件目を表示