言えない秘密のレビュー・感想・評価
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2回は観た方が良い作品
一つ一つのシーン、音楽が最初から最後までずっっっと美しい映画でした。
京本大我さんと古川琴音さんの演技が上手いと言うより、湊人と雪乃そのものに感じるくらい自然な演技が素晴らしかった。
秘密を知った後で2回目を観ると、ただ微笑ましく感じてた2人のシーンやキュンシーンが、全て切なく見えて心がギュッとします。雪乃の言葉や仕草の意味も深い意味を帯びてくるので、秘密を知った後にもう1回は観た方が良さが味わえる作品。
メッチャ切ない恋愛映画。 本年度ベスト級。
古川琴音さん目当てで鑑賞。
謎めいた感じの彼女のキャラが本作の主人公の雪乃にハマってた感じ!
号泣する作品と心構えして鑑賞したけど予想外にあまり泣けず(笑)
予告編から古川琴音さん演じる雪乃が存在しないキャラクターと匂わせていたけど真相が全く不明。
思いもしない種明かしはファンタジー要素が含まれたとても悲しいストーリーだった。
ピアノ留学を挫折し日本の音楽大学に編入した京本大我さん演じる湊人(ミナト)。
留学中のレッスンがパワハラ過ぎた!
まるでジャズドラムを題材にしたマイルズ・テラーさん主演の作品を彷彿させる感じ(笑)
そんな湊人が音大の構内で雪乃と出会い恋に落ちて行く感じ。
雪乃がスマホも持たず謎だらけ。
鑑賞中、彼女の正体を考えるも全く予想が全く出来ない(笑)
湊人と雪乃が2人でピアノを弾くシーンがとても良い!
2人で楽しそうに弾いているシーンが印象に残る。
雪乃の正体が解るところから、悲しく切ないストーリーだと知る。
雪乃がどんな思いで湊人と接していたのか?
切なさだけが残る作品。
泣くことに期待して鑑賞したけど、泣けない理由が良く解らない(汗)
教室で湊人が何故一番後ろの席に座らないのか?
メッチヤ気になりました( ´∀`)
かけがえのない時間
連弾ってあんなに美しいんだな
秘密を知るのも面白い
素敵な映画でした
何回も劇場通いした『今夜、ロマンス劇場で』以来の切なくて純粋な恋の物語
現実ではあり得ないミステリアスな話だけど、それも映画の醍醐味かと!
音楽も素敵だったから耳も楽しめます
回想写真と共に流れるエンディング曲で涙が止まりませんでした。
いくつもの仕掛けが涙を誘う
元々台湾のアジアで大ヒットした映画の日本版リメイク。元作品を観ていません。
いくつもの仕掛けがあるから、これ難病の少女の亡くなって幽霊になって好きな男と恋に堕ちる話かと思ったけど全然違った。
後半雪乃さんの日記が出て来てネタバレをするのだが、ちょっと普通のモノと違い「最初に目が合う」が大事な要素となる。そしてその為の行為が雪乃さんらしいのでよかった。
湊人くんは留学して夢破れかけの音大生。そのまま普通の学生に戻ることなく、夢をまた追いかけるきっかけは雪乃さんへの想いであるから、絶対結ばれることを期待していたけど、現実は辛い結末になる。
そんな中で小物が心を揺さぶる設定で涙した。Xmasプレゼントのオルゴールが彼女の家のピアノの上にあった。
キッズピアノが湊人くんは知らなかったけど、誰からのプレゼントであったかは涙の設定でしたが、そのことがピアノ弾きを目指すきっかけになり同じ大学に行き、留学して夢破れかけて帰って来た湊人くんに雪乃さんが出会うのは必然の事だったので涙でした。
だいぶぼやかしたけど、元ネタの映画もこんな感じだったのでしょうか?観てみたいと思わせるシナリオで面白かったです。
古川琴音さんがピアノが弾けるということがヒロインの抜擢の理由の1つなんでしょうが、暗い顔して(病人の役だったからか)幽霊に最初思ってごめんなさいって言いたいです。
台湾版のリメイクでもあり、完結編?
オリジナル台湾版を事前に見ていて、ヒロインのグイ・ルンメイさんにとても好感を持っていました。(河合勇人監督も同じだそうです)
でも、ラストの曖昧さや、主演のルックスに関しては、ちょっと・・・
という印象でした。
今回、男性の中でも一際目立つ美形の京本大我さんを主人公に抜擢し、ミステリアス感の強い古川琴音さんを配したことで、台湾版の男女が入れ替わった感が強かったです。
そして、台湾版にはなかった(と思う)赤いトイピアノの存在。
時空を超えて、トイピアノが湊人と雪乃を結び付けていたという秘密は、サスガに想像を超えたトリックでした。「君の名は。」の組み紐を想起させられました。
最後は悲しい結末だったけれど、恋人の腕の中で死ねた雪乃は幸せだったのでは?
そして、エンディングのSixTONES「ここに帰ってきて」は、湊人の心をそのまま歌っているようで、涙が止まりませんでした。
私は還暦過ぎのオババですが、ロミジュリやタイタニックに匹敵する名作だと思いましたよ。
ラブストーリーはキャステイングが重要
映画のキャストには演技力が必要なのはもちろんのことですが、その役者さんの雰囲気や容姿が作品に合っているかも重要なポイントだと思います。特にラブストーリーにおいては主人公の二人に応援したくなるような魅力があるか否かが作品の良し悪しに大きく影響すると思います。そういった意味において本作のヒロインには病弱で尚且つピアニストらしい細身で可憐な女優さんが合っていると思うのですが、残念ながら古川 琴音さんは本作に合っていなかったです。
そのため、ストーリー自体は泣かせる良いお話でしたが、役者さんがイメージに合わな過ぎて全く感動できなかったです。役者さんが合わないと言えば、主人公の友人の男性二人も品が無さ過ぎて、作品の質を落としているようにしか思えませんでした。
それと、私は鑑賞前のネタバレが大嫌いなのですが、本作の予告編は最悪で、あれを見ただけでヒロインは他の人には見えておらず、既に死んでいるパターンかなと、大体の予想がついてしまいました。さすがに、過去からタイムトラベルしているとは思いませんでしたが、予告編でネタバレするのは本当にやめてほしいです。
主題歌も映画のワンシーンに
流れるピアノの音色、湊人と雪乃の穏やかな優しいやり取り、ノスタルジックな映像、どれも見ていて心地よかったです。
映画見終わったあとに「この秘密に、どうか泣かないで」の意味が分かり、涙が止まりませんでした。
湊人と雪乃のシーンはどれも儚くずっと見ていたかったです。
連弾のシーンではお互いの気持ちが重なり合う瞬間を感じ、鳥肌が立ちました。
湊人の元に行くまで108歩と数えていた雪乃の想いの深さがわかった時は、涙せずにはいられなかったです。
主題歌が流れるエンドロールまで映画のワンシーンかと思うほど、こんなに歌詞と映画がリンクしている作品は今まであっただろうか?と思いました。
最後に流れるエンドロールと主題歌も合わせて世界観に浸れました。
また2回目、3回目と視点を変えて見たくなる作品です。
言えない秘密と言いますが・・・
2人を繋ぐ音楽とまっすぐな2人の思いに胸がキュッと。
ピアノの美しいメロディーから繋がる2人が、ピアノを通して恋をするラブストーリー。
予告で結構種が撒かれていて想像はしていたけど、想像以上でさらに細かく丁寧に描かれていて、伏線回収もすごくスッキリと見終わることができた。
京本大我さんの真っ直ぐな演技、特に表情がとても良かった。
古川琴音さんには泣かされた。秘密が明かされるシーンは全て、涙なしでは見られなかった。本当に素晴らしかった。
美しいロケーションと音楽で、作品がより上質に。
連弾のシーンは本当に良かった。2人の手も、距離感や心情が見えて素敵だった。
2人の時間がずっと続きますようにと願わずにはいられなかった。
50代以上でも感動、極上の114分
昨日6度目の鑑賞。
少し時間ができるとあの空気に包まれたくなり映画館へ出かけてしまう。
ラスト、湊人の腕の中で命を終える雪乃。
前回までは、(21年前の医療でもいいから速く救急車を呼んで!)などと無粋なことまで考えてしまったけれど、今回は最後に2人でかけがえのない一瞬を過ごせて本当に良かった、と心から思えた。
湊人の腕の中で命を終えられて雪乃はきっと幸せだったね。
伏線回収が見事、オリジナル曲のSecretの素敵なメロディ。時々流れるピアノ曲以外は音が少なくて2人の声がいつまでも記憶に残る。(京本さんと古川さんの声が本当に良い)
いつか監督がばっさりカットしたというその後の湊人を観てみたい。前を向いて歩いていてほしい。
言いたくない秘密
秘密を知っても観たくなる演技力
古川琴音さんが演じるミステリアスな女性は、特徴があるその声がより透明感を演出していて、終盤の必死な姿は心が痛くなる。
対して、京本大我さんが表現するトラウマを抱えてはいるものの一見普通の大学生は、投げやりな中にも相手に棘を向けない優しさや雪乃に惹かれる一瞬の表情が、適度な温度で自然に表現されていて、その演技力はさすが。
周りの濃いめのキャラクターを彩る個性的なキャストも良いアクセントとなり、全体的にノスタルジーでも間延びさせない魅力がある。
一度目の鑑賞ではその二人が出会った「秘密」に注目が集まるが、真骨頂は二度目から。小箱を次々と開けるように、表情や、台詞や、目線、流れる曲に至るまで二人の演技が更なる感動を生む。
ピアノの技術的な難しさやトリックに頼ることなく、静かに、かつ感情豊かに物語が進んでいくことに深く感動し、何度も繰り返し観たくなる良作。
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