言えない秘密のレビュー・感想・評価
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ラブストーリーはキャステイングが重要
映画のキャストには演技力が必要なのはもちろんのことですが、その役者さんの雰囲気や容姿が作品に合っているかも重要なポイントだと思います。特にラブストーリーにおいては主人公の二人に応援したくなるような魅力があるか否かが作品の良し悪しに大きく影響すると思います。そういった意味において本作のヒロインには病弱で尚且つピアニストらしい細身で可憐な女優さんが合っていると思うのですが、残念ながら古川 琴音さんは本作に合っていなかったです。
そのため、ストーリー自体は泣かせる良いお話でしたが、役者さんがイメージに合わな過ぎて全く感動できなかったです。役者さんが合わないと言えば、主人公の友人の男性二人も品が無さ過ぎて、作品の質を落としているようにしか思えませんでした。
それと、私は鑑賞前のネタバレが大嫌いなのですが、本作の予告編は最悪で、あれを見ただけでヒロインは他の人には見えておらず、既に死んでいるパターンかなと、大体の予想がついてしまいました。さすがに、過去からタイムトラベルしているとは思いませんでしたが、予告編でネタバレするのは本当にやめてほしいです。
主題歌も映画のワンシーンに
流れるピアノの音色、湊人と雪乃の穏やかな優しいやり取り、ノスタルジックな映像、どれも見ていて心地よかったです。
映画見終わったあとに「この秘密に、どうか泣かないで」の意味が分かり、涙が止まりませんでした。
湊人と雪乃のシーンはどれも儚くずっと見ていたかったです。
連弾のシーンではお互いの気持ちが重なり合う瞬間を感じ、鳥肌が立ちました。
湊人の元に行くまで108歩と数えていた雪乃の想いの深さがわかった時は、涙せずにはいられなかったです。
主題歌が流れるエンドロールまで映画のワンシーンかと思うほど、こんなに歌詞と映画がリンクしている作品は今まであっただろうか?と思いました。
最後に流れるエンドロールと主題歌も合わせて世界観に浸れました。
また2回目、3回目と視点を変えて見たくなる作品です。
言えない秘密と言いますが・・・
言えない秘密と言いますが、108歩とか、ネタ振りが結構あって、うすうすどういう結末になるかがわかってしまうので、サプライズ感は薄い。となると、後は役者の個人技頼みになる。まあ、古川琴音の一強で何とか🌟🌟🌟に踏みとどまった感じ。恋愛に夢が有りすぎるキラキラした目を持った若い子たち向きの作品かな?加齢でかすみ目のオヤジには眩しすぎてよく視えませんでした。
2人を繋ぐ音楽とまっすぐな2人の思いに胸がキュッと。
ピアノの美しいメロディーから繋がる2人が、ピアノを通して恋をするラブストーリー。
予告で結構種が撒かれていて想像はしていたけど、想像以上でさらに細かく丁寧に描かれていて、伏線回収もすごくスッキリと見終わることができた。
京本大我さんの真っ直ぐな演技、特に表情がとても良かった。
古川琴音さんには泣かされた。秘密が明かされるシーンは全て、涙なしでは見られなかった。本当に素晴らしかった。
美しいロケーションと音楽で、作品がより上質に。
連弾のシーンは本当に良かった。2人の手も、距離感や心情が見えて素敵だった。
2人の時間がずっと続きますようにと願わずにはいられなかった。
50代以上でも感動、極上の114分
昨日6度目の鑑賞。
少し時間ができるとあの空気に包まれたくなり映画館へ出かけてしまう。
ラスト、湊人の腕の中で命を終える雪乃。
前回までは、(21年前の医療でもいいから速く救急車を呼んで!)などと無粋なことまで考えてしまったけれど、今回は最後に2人でかけがえのない一瞬を過ごせて本当に良かった、と心から思えた。
湊人の腕の中で命を終えられて雪乃はきっと幸せだったね。
伏線回収が見事、オリジナル曲のSecretの素敵なメロディ。時々流れるピアノ曲以外は音が少なくて2人の声がいつまでも記憶に残る。(京本さんと古川さんの声が本当に良い)
いつか監督がばっさりカットしたというその後の湊人を観てみたい。前を向いて歩いていてほしい。
言いたくない秘密
ファンタジー要素がちょっと苦手な私だけど、何に引き込まれたかって2人の演技です。
小悪魔的な古川琴音さんの魅力がちゃんと出ていたし、京本大我さんも普通なんだけど普通じゃない青年役がハマり役でした。
特に演奏シーンは圧巻!
練習が短い期間だったらしいですが、これ、手だけ違う人?と思うくらいしなやかで力強い指先でした。
秘密を知っても観たくなる演技力
古川琴音さんが演じるミステリアスな女性は、特徴があるその声がより透明感を演出していて、終盤の必死な姿は心が痛くなる。
対して、京本大我さんが表現するトラウマを抱えてはいるものの一見普通の大学生は、投げやりな中にも相手に棘を向けない優しさや雪乃に惹かれる一瞬の表情が、適度な温度で自然に表現されていて、その演技力はさすが。
周りの濃いめのキャラクターを彩る個性的なキャストも良いアクセントとなり、全体的にノスタルジーでも間延びさせない魅力がある。
一度目の鑑賞ではその二人が出会った「秘密」に注目が集まるが、真骨頂は二度目から。小箱を次々と開けるように、表情や、台詞や、目線、流れる曲に至るまで二人の演技が更なる感動を生む。
ピアノの技術的な難しさやトリックに頼ることなく、静かに、かつ感情豊かに物語が進んでいくことに深く感動し、何度も繰り返し観たくなる良作。
謎解きロマンス
画面の美しさとピアノの旋律
スクリーン映えするロケーションが、物語を盛り立てる
主演の2人の演技が、携帯が幅をきかせた世の中で、会えなかったり、会えたりする携帯のない時代を上手く演じていると思った
切ないラスト、古い手帳に日記になぞられているところ、私好みの映画だった
素敵
SixTONESの人が主演ということでラブロマンスと思っていたが、まさかのピアノがテーマ?でも序盤はそれほど音楽映画みたいでなく、授業さぼってデートにいったり、ピアノ王子とピアノバトルしたりと軽いのり。でもそこがいい。ヒロインのセリフがちょっとたどたどしいのも逆に新鮮で心地よい雰囲気だった。ピアノは本人が弾いてるのかな?めっちゃ上手い。二人で腕を交差させながら連弾するシーンはとてもエモーショナルだった。ラストからの展開もいい。素敵な映画でした。
宝物にしたい青春映画
舞台やドラマで京本大我くんの演技を見てきたが最も等身大の役、普通の大学生・湊人が生きていた。雪乃と出会い、恋に落ちていく過程がキラキラと爽やか。2人乗り、海辺の戯れ、クリスマスのダンスシーン…
ピアノ演奏シーンも期待以上に充実していた
予告で怖い父親と勘違いしていたが、尾美としのりさん演じる父親が息子にシッカリ寄り添い、その分思春期のジレンマに落ち入る湊人の思いが浮き彫りされていた
肝心の秘密は上手いリカバリーがされていて、こちらの予想を交わしていく。やられた感も心地良い
クライマックスへの畳み掛けは圧巻
主題歌を歌う SixTONESの歌声が、純粋な2人の主人公の思いにマッチしてエンドロールまで楽しむことが出来た
何度も観たくなりました。大きめのタオル必須です。
事前情報から、何となくこんな感じの映画かなと予測しながら鑑賞。
自分の予想通りのところはあったものの、それ以上の秘密に後半は涙が止まらずでした。
映画を通して、人を好きになる事はこんなに切なく、でも温かくて掛け替えのないものなんだというメッセージを感じました。
それは湊と雪乃の恋というだけじゃなく、家族の愛もしかり。そこにショパンの繊細だけど力強い旋律が加わる事で、より感情が揺さぶられます。
この映画は本当に音楽が世界観をより一層際立たせてくれているように思いました。
そしてぜひ、エンドロールまで観て欲しいです。主演の京本大我さんが所属するSixTONESが主題歌を担当していますが、歌詞がその後の湊人の心情を表しているようで、主題歌を含めて映画が完成するのだと感じました。
「秘密を知った上でまた観てほしい」と京本さんが仰った意味がとても良く分かりました。
1度目はストーリーを確認しながらの鑑賞だったので、2回目は湊人、3回目は雪乃、それ以降も雪乃の母や湊人の父など、色々な登場人物の心情に寄り添いながら鑑賞すると、また違ったものが見えるのだろうと思っています。
私は近々、2回目を観に行く予定です。
京本大我くん良かった
京本大我くん、ミュージカルのイメージが強いですが、映像作品は自然な演技で良かったです。
ピアノのシーンも、琴音ちゃんとの連弾も引き込まれる演技でした。
主題歌も泣かせにきてるので、流れてるエンドロールの間はもっと2人の写真を流してもいいかなと思った。
主題歌の2番は2人の写真もなくなり、クレジットのみでしたので、そこで現実に戻ってしまうというか。
雪乃の秘密は想像の斜め上をいったので、もう一度伏線回収で観たいと思いました。
ありがちではあるもののそれを超える完成度
感動モノが好きな人には是非見て頂きたい映画。
「言えない秘密」というタイトルから何となく結果が分かっていたが、それでもそれを超えるくらいの構成と演技で最終的には号泣していた。
音楽学校を舞台にしているため、ピアノのシーンがほとんどだったが終始流れるサントラやピアノの音色、曲がとにかく映画の雰囲気にマッチしていて良かった。特に物語の鍵ともなる“Secret”のソロや連弾がどれも心に響いた。
そして京本さん古川さんの演技も良かった。私が作中で印象に残ったシーンは、京本さん演じる湊が古川さん演じるゆきのに会うため、Secretを演奏するところだ。亡くなる直前であるゆきのを思い演奏する京本さんの表情に、“会いたい”という願いと必死さが溢れていて、スクリーン越しに見ている私も思わず間に合え、と祈ったほどだ。
物語途中からゆきのは普通の音大生ではないということを薄々感じていたけれど、実際にゆきのの日記を辿っていくと今までの行動の伏線がパズルのようにハマっていく感覚が個人的に気持ち良かった。
終わり方は変に未来を描かず、いつの日か2人で撮った写真を見つけて終えることで人それぞれ色んな解釈が出来るのも面白いと思った。
そして何より私が1番感動したのはラストからのエンドロールだった。この映画の主題歌であるSixTONESの「ここに帰ってきて」、映画を見る前からこの曲を気に入っていたので映画館サイズで聴けることを楽しみにしていたが、実際に流れるとまるで我々に追い打ちをかけるような歌詞とメロディー、そしてSixTONESの歌声に涙が溢れた。恐らく湊のその後の心情を描いているためか「叶うのなら」「ちゃんと前を向いて生きてるよ」という歌詞を聴くと胸が苦しくなった。
また見たくなるような映画だった。
言えない秘密
何となく予想出来る展開でしたが、表現が抑え気味でとても上品。ピアノの連弾が特に色っぽい。大好きな人がこの世に産まれる時を心から喜べるってある意味羨ましかったり切なかったり色んな感情湧き上がってきました。あと2人で撮ったポラロイド写真、“彼女だけ写ってない”とは逆のオチで“出会った事は本当だった”がある意味胸に響きました。エンドロールの【ここに帰ってきて】の歌詞、改めて作品見て聴くと涙腺崩壊でした。
全くストーリー知らずに観に行きゴースト系と知る。 観ているうちに自...
全くストーリー知らずに観に行きゴースト系と知る。
観ているうちに自分の中でハテナが飛んでいたシーンの謎が分かっていくから飽きはこないかなと。
泣けるってCMとかで結構言ってたりしたので泣けるんだろうなと思ったけど…そこまで泣ける映画でも無かった(笑)人それぞれですが。
The台湾映画って感じの映画でした。
予告編観てなかったら、もっと楽しめたかな。
京本大我君演じる樋口湊人は、イギリスにピアノ留学していたが自信を失くして日本に戻ってきた。あれ?何で元々いた音楽学校に帰ってんのよ。それこそ親不孝じゃね?なんて思っていたら、ピアノを弾いてる古川琴音演じる内藤雪乃と出会う。おや、湊人の一目惚れかな?いやいや、何だか雪乃の方から近づいてきてるな。こりゃ、恋愛ストーリーじゃなくてプロミュージシャンを目指す話なのかな、なんて想像。
予告編からして、雪乃は幽霊なんじゃないかと思っていたが、湊人の幼馴染のひかりや怒る先生の山本とも接してる。ん?もしかして予想が違ってたのかもと、中盤までモヤモヤしっぱなし。
これまで観てきた琴音ちゃんは、脇役ばかり。まさか映画で、こんなに観られるとはね。笑顔がとても良くて楽しかった。大我の声がスマートで気持ちよかった。2人ともリアルにピアノ弾けるのかな?凄く練習したんだろうな。
後半になって、雪乃の秘密が明らかに。うそ!予想は半分当たってたが、まさかの展開だった。何で写真に映るのか不思議だったが、そうゆうことか、見事な伏線回収でした。
中盤までずっと笑えて、後半はウルウルしっぱなし。めっちゃ楽しかったです。
ピアノ演奏シーンが良かった!もう一度観たい!
ピアノ演奏シーンはその時々のお二人の気持ちが良く伝わり、こちらも楽しく笑顔になったり、悲しくて切なくて自然に涙が溢れたり、
表現力が、素晴らしいと思いました。
特に最後の京本さんの演奏は、秘密を知った驚き、悲しみ、もう一度会いたい必死さが溢れて観ていて胸が痛みました。本当に圧巻でした。
公開中また何度も観に行きたいと思います。
全318件中、181~200件目を表示