映画ドラえもん のび太の地球交響楽(シンフォニー)のレビュー・感想・評価

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3.0結構多い子連れでない大人鑑賞

2024年3月1日
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コロナ禍前はオールナイト上映もあったドラえもん。昔を懐かしんで観にくる大人達も多い。
自分は家族にお付き添いなんでドラえもん自体にそこまで思い入れはない。子どもの頃はコミックもアニメも楽しく拝見してましたが大人になって気がついた!のび太君がいつまで経ってもダメ人間なのは便利な道具をホイホイ貸してるドラえもんが原因ではないかと‥こんなのび太君が嫌いで正直アニメは好きではない。映画の方も同じストーリーの使い回しが多くて劇場で爆睡する事もしばしば‥
ただし映画では道具に頼りながらも仲間のため努力するのび太君が見られますのでアニメがダメな分は三倍マシに見えます。
今作は新しく友達になったミッカ達と地球を救うためいつものメンバーで音楽を奏でながらピンチを脱するストーリーです。バイオリン担当がしずかちゃんではないのにちょっと笑った。
危機の元凶がアレでドラえもん史上悪人がいないというのは初めてではないかな?
ミッカちゃんがとても可愛いのは二重丸です。
来年は魔法使い?多分次回もまた付き添いで劇場に来るでしょう。

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ミケ

3.0敵がイマイチ

2024年3月1日
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鑑賞方法:映画館

寝られる

秋の音楽会に向けてリコーダーの練習をしていたのび太は、不思議な少女・ミッカと出会った。のび太の吹くリコーダーの音色が気に入ったミッカは、ファーレの殿堂を復活させるために音楽を一緒に演奏してくれる人を探していた。のび太たちは殿堂の復活のため演奏したが、音楽を消すノイズが迫ってきた。さてどうなる、という話。

物語の中で音楽が流れるが、そこはなかなか良かった。
しかし、今回の敵である音楽を消すというノイズがアメーバか黒いタコみたいで、敵との戦いが音楽を演奏するというなんとも戦ってる感じがしなくて、そこはイマイチだった。
地球には、もっと演奏の上手い人も居るのに、ほとんど素人ののび太たち5人に演奏を頼む必然性も感じなかった。
ミーナのコンサートとかもっと聞かせてくれたら良かったかも。
こんなモヤっとしたストーリーで、子供に受けるのかなぁ?

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りあの

4.0しずかちゃんはクビ

2024年3月1日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

前作「〜空の理想郷(ユートピア)」のあまりの面白さから、すっかりトリコになってしまった映画ドラえもん。しかも今回のテーマは音楽!ってことで、期待値激高。初日の初回で見て参りました。ストーリー、メッセージとしては断然前作の方が優れているけど(比べるのも酷な話だけど)、音楽がテーマなだけあってこれまでのどのドラえもんより、映画館で見るべき映画になっていたと思う。今回だけでもIMAXで上映して欲しかったな〜。

いつもよりジャイアンに対して辛辣なスネ夫には大笑い。「命の危機を感じて逃げたんじゃない?(台詞曖昧)」は、どこへ行ったんだろうに対するコメントとして秀逸すぎて、めちゃくちゃ笑った笑 映画ドラえもんって、のび太やジャイアンにスポットが当たりがちだけど、実はスネ夫がテレビアニメ以上にいい味を出しているんだよね。しかも、もう知らないからね!と投げやりになったり、人間味もたっぷり。そんなわけで、私のお気に入りはスネ夫。みんな、もっと注目して!

バイオリンを担当外にされたしずかちゃんにも笑った笑 上手くなってもらったら困るもんね。これが大人の事情ってやつですよ。無駄に規模感がデカくなったり、悪にメタファーを感じず面白味が無かったりと気になるところは多いんだけど、笑える箇所は多いし、なんだかんだで満足度は高かった。そして今回、交響楽ということで声優陣がとにかく凄い。石丸幹二と吉川晃司、マジでハマり役。いい声しすぎて惚れてまう。この映画をきっかけに、子どもたちにCOMPLEXの良さを知ってもらいたいなぁ、なんて思ったり。

何よりラスト間近のたった10秒でめちゃくちゃ感動してしまった。これはズルい。急にぶっ込まれたら鳥肌立ってしまうじゃないか。さりげなさと美しさ。心をぐっと掴む、素晴らしい演出です。見応えや不満は多少残ったままだったけど締め方も良くて、主題歌のVaundyも最高にハマっていたし、音楽映画としては文句無しの出来。入場者特典のコミックも、ちゃんと映画に沿っていて面白かったな。次回作も何やら良さげ。こりゃ、来年も楽しみですな。

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サプライズ

3.5音楽とは生命の賛歌

2024年3月1日
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鑑賞方法:映画館

心臓の音、歩くリズム、まな板で食材を刻む音、蝉の声、ノコギリやトンカチの音……
世界はリズムと音楽で包まれ、音楽なしでは生きていけない。
だから、リズムに乗って楽しめば、生きるエネルギーになる。
楽器や歌の上手い下手はたいした問題ではない。
音楽とは生命の賛歌だ……
というテーマについては、ストレートに伝わってきました。
その楽しさについては、アニメーションと音楽両方の力で上手く表現していたと思います。

ただ、一方では敵の設定が上手く生きてなかったような。
理屈で考えすぎちゃって、複雑にしたのが空回り。
伏線を立てすぎて、回収に忙しすぎ、観客として感情的に入り込む手前で立ち止まらざるをえなくなった印象を受けました。
Fさんの精神は受け継ぎつつも、オリジナルで作る映画の難しさも同時に感じました。

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コージィ日本犬

4.0戦うための音楽なのか

2024年3月1日
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鑑賞方法:映画館

時にしてご時世ではあるが、戦時下でも音楽が鳴り響いており、それを当てたワンカットは心にくるものがあった。
戦うために音を奏でなければいけないのは、悲しいことではあるが、支配下にならず、自身等を大事にしなければならないというメッセージ性が良く感じられる。戦うための音楽というのはゲーリングの海戦で描かれており、戦時の軍隊の指示や鼓舞をあげるためにも利用されていた。これが戦うための音楽であり、音楽のための戦いではない。

タイムリーにも感じられるこの作品はドラえもんという子供向けなものではあるが、宇宙戦艦ヤマトやマクロスを見てきた大人なら、感じることは多くあるのではないだろうか。

戦時下では制限されることも多い芸術が、策略となって利用されるのは多くの芸術家達が密かに行ってきていた。それを大々的に表せていたんじゃないだろうか。音楽や芸術のすばらしさを。

何気ない日々の音は、昔から今までずっと鳴り響いていた。気にもとめないものが、物語のおかげで素晴らしいものに感じるが、それと同時に戦うための音楽ではなく、音楽のために戦いたいと思った。

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みみみ

5.0健気で真っ直ぐなのび太に惚れ直します!

2024年3月1日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

楽しい

まず映画の今回のコンセプトが音楽、またオーケストラという事もあり壮大感が半端なくて鳥肌が何回立ったかわかりません(笑)
久しぶりにドラえもんを見ましたがやっぱり好きだなと確信できました。
ぜひ皆様に見て欲しいと思える作品です!

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ななまる