「伏線回収が鮮やか」映画ドラえもん のび太の地球交響楽(シンフォニー) 白翼さんの映画レビュー(感想・評価)
伏線回収が鮮やか
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元々ドラえもんは伏線回収が上手い。特にこの映画は近年と比べて回収が鮮やかだった。そして、滝廉太郎モデルのロボットが悲しんでいるのに楽しい音楽ではダメ、その理由が今いる場所が墓場であり、悲しいメロディでもそれは鎮魂歌であることが分かった時は心がギュッと締め付けられました。
ラスボスの正体不明感はかなり新鮮でとても怖かったです。
でもラストシーンの音楽は圧巻でした。その中には現実と重なる部分もあり……。
そして、あらかじめ日記が騒動の元凶になるかと思いきや、逆に解決の糸口になるのは予想外でしたね。「みんなで風呂に入った」の『みんなで』と言うのはタイトルの地球交響楽とも繋がっていると思います。
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