シャーク・ド・フランスのレビュー・感想・評価
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色々な要素がうまく融合できていない
「ジョーズ」へのオマージュとコメディで構成され、フランスらしい社会的メッセージをトッピングした作品である。
うまく作ってる感はあるものの、正直、どこを観れば良いのかよく分からない作品でもあった。
観てるコッチが思っているほどコメディじゃなかった可能性もあるのか?よく分からない。
それでもまあ、つまらないということはなかったかな。もちろん人によるし、過度な動物愛護精神に笑えないならもしかしたら退屈かもしれない。
丁度日本でも人を襲うクマの話題が上がってて、この作品のサメと似たような状況といえる。
駆除以外の選択肢が現実的ではない状況で、殺さないというのはコメディなんだ。ほっとけばまた被害が出るというのに何を考えているんだか。
この作品の場合はインド洋に放とうとしておるわけで、サメの命のよりインド人の命のほうが軽く扱う選択なのがより酷い。
サメ映画好きにも社会派好きにも、もちろんコメディ好きにも刺さりにくい中途半端な作品で、自分でも何で観たのか分からないんだけど、思ったほどの娯楽度はなかった。
サメをジョーズに捕まえたマジャ
何でも🇫🇷初の🦈映画というのが意外😯
50歳を機に早期定年退職を迎えるマジャが最後のミッションとして立ち向かったのがこの地域には現れないはずのホオジロザメ。
出るはずがない、ジョーズの見すぎだろと茶化されながらも🦈がいることを証明し、ビーチの封鎖も行い、これで犠牲者は増えることはないだろうと思いきや、やはり🦈なんてと思う市民はなぜ封鎖する必要があるのかと事の重大性が分からぬまま更なる犠牲者が出ては困るためマジャは立ち向い、そして🦈退治に成功しヒーローになったところで引退するが、🦈はまだいたのだ。
そうとはしらず、悠々自適な退職後の生活を送っていたら、サメがまだ生きていることに対し人々の怒りは🦈からマジャへ、マジャはリベンジの為にも再び🦈と戦うことを決意し、そしてついにサメをジョーズに捕まえジ・エンド。
ストーリーとしては非常に面白かった。マジャは汚名返上が出来て良かったね。
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