「特殊上映と相性よし」ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 完結編 第1章 杉本穂高さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5特殊上映と相性よし

2024年9月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

せっかくなので、ドルビーシネマと4DXで1回ずつ鑑賞。ドルビーシネマはやっぱり現状では日本のアニメを一番輝かせる上映形態ではないかと思う。色がキレイで劇場内の暗さがすごいので、没入感が高いし、音の演出にもこだわれる。IMAXでは無理に大きくしてしまうから、たまに粗が出るけど、こちらはスクリーンサイズを大きくするわけじゃないので、絵も音もキレイ。ドルビーシネマ対応スクリーンをもっと増やしてほしい。
完結編3部作の一本目なので、物語の本当の盛り上がりはこれからといった感じなのだが、ステージパフォーマンスはたくさんあり、鑑賞の満足度は高い。今回フィーチャーされた6人のうち、かすみだけライブだけなかったけど、いいんですかね。
舞台となる沖縄出身のスクールアイドル2人の雰囲気もいい。彼女2人のステージも見たい。
4DXはいきなり冒頭プールのシーンで水が飛んでくる。ステージシーンでは、踊りに合わせて座席が揺れて、なかなか動きが激しかった。沖縄の解放感を感じたかったので、風を吹かす演出をもっと入れてもいいんじゃないかなーと思ったけど、登場キャラクターに風が吹き付けてないから仕方ないか。体感型の内容なので、4DXとも相性のよい内容だった。

杉本穂高