「放映されている映画館は少ないがおすすめ。」SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる ディレクターズカット版 yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)
放映されている映画館は少ないがおすすめ。
今年235本目(合計886本目/今月(2023年7月度)21本目)。
(参考)前期214本目(合計865本目/今月(2023年6月度まで))。
聴覚に視覚をお持ちの方と、視覚に聴覚をお持ちの方の恋愛の物語です。
ストーリーについてはかなり工夫があり、字幕(手話表現の説明)は最低限ですが、逆に言えばそこまでわからなくても理解できるように配慮があります。
この手の映画、特に身体障がい者を扱った映画はどうしても、何らか福祉的観点から描かれる映画が多いのですが、真向的から扱ったという点ではとてもよかったです。
こうした映画が多く放映されることをやまない一人です。
なお、少し古い映画の「ディレクターズカット版」という事情があるので、ノーマル版はアマゾンプライム会員なら無制限に見ることができ、ストーリーでわかりにくいかなと思えた点はそこで確かめることができます(追加されている分に関しては当然不可能)。
多少気になった点もあったものの、何かと福祉的観点で描かれることが多いタイプの作品を真っ向から扱った点は大いに評価できるし、(日本の映画なので)日本の法律系資格持ちとして見ても変な点はなかったので(ただ、視覚・聴覚両方のそれぞれ福祉的な部分については、どうしても説明は欲しかったかな)、減点なしにしています。
どうしてもアマゾン版で「ノーマル版」は無料公開なので(アマゾンプライム会員だけ?)、下手をするとネタバレ範囲が広くなるので、余り多くは書かないことにします。
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