「これはサスペンスミステリーだと思うが、 ホラーなテイストもあってわくわくする。序盤から中盤までは文句なく楽しめた。 エンディングが弱いと感じる。」変な家 ドン・チャックさんの映画レビュー(感想・評価)
これはサスペンスミステリーだと思うが、 ホラーなテイストもあってわくわくする。序盤から中盤までは文句なく楽しめた。 エンディングが弱いと感じる。
動画配信で映画「変な家」を見た。
2024年製作/110分/G/日本
配給:東宝
劇場公開日:2024年3月15日
間宮祥太朗(雨男/雨宮)
佐藤二朗(栗原)
DJ松永(柳岡さん)
川栄李奈(宮江柚希)
斉藤由貴(松岡喜江)
長田成哉(片淵慶太)
瀧本美織(片淵綾乃)
根岸季衣(片淵文乃)
石坂浩二(片淵重治)
髙嶋政伸(森垣清次)
石川淳一監督といえば「ミックス。」(2017)を見たことがある。
脚本の古沢良太は「探偵はBARにいる」
「60歳のラブレター」「ALWAYS 三丁目の夕日」など多くの映画を手掛けている。
原作は「変な家」 2021/7/22 雨穴 (著)
2024年、日本でいちばん売れた本らしい。
予備知識なしで見始める。
オカルトな動画のクリエイター・雨宮はマネージャーから、
購入予定の一軒家の間取りについておかしな点があると相談される。
雨宮は、オカルトネタの提供者である
ミステリー愛好家の設計士・栗原に意見を聞いてみた。
間取り図から浮かび上がる奇妙な違和感に、
栗原はある恐ろしい仮説を導き出す。
そして、その家のすぐ近くで死体遺棄事件が発生した。
事件と家との関連を疑う雨宮が一連の疑惑を動画にして投稿すると、
その家に心当たりがあるという宮江柚希から連絡が来る。
これはサスペンスミステリーだと思うが、
ホラーなテイストもあってわくわくする。
雨宮と栗原と柚希はだんだんと確信に近づいていく。
髙嶋政伸は最近ではエキセントリックな人物ばかりキャスティングされてしまうと感じる。
謎の核心である、片淵家の現当主を石坂浩二が演じているのは
ちょっと横溝正史的なテイストを醸すためなのかなあ。
序盤から中盤までは文句なく楽しめた。
エンディングが弱いと感じる。
ラストシーンでは松岡喜江(斉藤由貴)の怖いセリフがある。
この事件は未だ未解決なのか・・・
満足度は5点満点で4点☆☆☆☆です。