劇場公開日 2023年7月28日

  • 予告編を見る

「スースー可哀想」イノセンツ カンタベリーさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5スースー可哀想

2023年8月11日
iPhoneアプリから投稿

大友克洋の童夢へのオマージュがそこここに散りばめられた北欧の映画。
童夢と違って全て子供に置き換えられており、大人の知らないところでとんでもない事件が静かに進行する分サスペンスが強い。
子供たちの無邪気な超能力遊びが、次第に暴走し始め、周囲の大人はなにも気づかない。大人たちはそれぞれの事情で、子供に構ってやることができない。
ラストのバトルは、童夢そのもの。
北欧ならではの、離婚やら家庭内暴力や格差、人種問題を背景として取り込んでいる。
猫飼っている人は見ない方が良い。白黒斑の🐈飼っている人は特に。

カンタベリー