「今回は完全密室劇」名探偵ポアロ ベネチアの亡霊 higeossannさんの映画レビュー(感想・評価)
今回は完全密室劇
オリエント急行、ナイルに続くケネス・ブラナー版ポワロの第3弾。今回は完全密室劇である本格ミステリー。ポワロも前作と違って探偵らしい活躍。
舞台は第2次大戦直後のベネチア。
ナイルの事件後に引退し優雅に暮らしていたポワロのもとに知人のミステリー作家オリヴァが訪ねてくる。ハロウィーンに行われる降霊会に参加しないかという誘いだった。
霊媒のインチキを暴きたい好奇心からポワロは参加することになるが、その会場となった屋敷は嵐のため孤立。
次々に起こる霊による?ミステリアスな出来事。翻弄されながらもポワロの脳細胞は回転し始めるのだった。
原作はアガサ・クリスティの晩年の「ハロウィーン・パーティー」
前2作のような大作ではないが、ホラー要素のある推理ミステリーの佳作です。
地味だが上映時間も103分で手ごろに鑑賞できます。
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